1000年 - 1500年
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「軍事指揮官の一覧」の記事における「1000年 - 1500年」の解説
ウラジーミル1世 - リューリク朝、キエフ大公国のキエフ大公。「聖公」、「赤日」とも呼ばれる。 バシレイオス2世 - 東ローマ帝国マケドニア王朝の皇帝。禁欲的な軍人皇帝として活躍し、周辺地域を征服。東ローマ帝国の最盛期を現出した。 源義家 - 平安時代の武将。前九年の役、後三年の役で活躍。通称は八幡太郎。 ウィリアム1世 (イングランド王) イギリスではウィリアム征服王(William the Conqueror)の名で呼ばれることの方が多い。ノルマン朝を開いて現在のイギリス王室の開祖となった。 エル・シッド - カスティーリャ王国の将軍。傭兵隊長。バレンシアの征服に成功した。 ゴドフロワ・ド・ブイヨン - 第1回十字軍の指導者の一人。エルサレムの初代聖墓守護者となる。 ボエモン1世 (アンティオキア公) - 第1回十字軍の指導者の一人。後にアンティオキア公。 平清盛 - 平安時代の武将、政治家。保元の乱、平治の乱で功績を立てる。太政大臣まで昇進し、平氏の全盛期を築いた。 平知盛 - 平安時代の武将。治承・寿永の乱では平氏軍を率いて戦うも、壇ノ浦の戦いで戦死。 源義経 - 平安時代の武将。治承・寿永の乱では源範頼とともに平氏軍を追い詰め、壇ノ浦の戦いで勝利。 樋口兼光 - 平安時代の武将。義仲四天王の一人。 巴御前 - 平安時代末期の信濃国の女性。『平家物語』によれば源義仲に仕える女武者。 ヌールッディーン - ザンギー朝の君主。十字軍やエジプトと戦った。 サラディン - アイユーブ朝の祖。ヌールッディーンのもとでエジプト征服を成し遂げ、その後独立。エルサレム王国や十字軍と戦い、エルサレムを奪還した。 リチャード1世 - 第3回十字軍に参加してサラディンと戦った。獅子心王と呼ばれる。 フィリップ2世 - 第3回十字軍に参加してイスラム軍と戦った。フランス最初の偉大な王と評価され、尊厳王(オーギュスト、Auguste)と呼ばれた。 フリードリヒ1世 - 第3回十字軍の総司令として出征。後世では英雄とされた勇猛な皇帝で、赤髭王(バルバロッサ、Barbarossa)と呼ばれた。 チンギス・ハーン - モンゴル帝国の祖。中央アジアから東アジア、東ヨーロッパに至る広大な大帝国を建国した。 ジョチ - チンギス・ハーンの長男。ジョチ・ウルスの祖。モンゴル統一、金遠征、西方遠征で貢献した。 チャガタイ - チンギス・ハーンの次男。チャガタイ・ハン国の祖。モンゴル統一、金遠征、西方遠征で貢献した。 トルイ - チンギス・ハーンの四男。金遠征、西方遠征で貢献した。 バトゥ - ジョチの子で、ジョチ・ウルスの実質的な創設者。総司令官としてヨーロッパへ遠征した。 スブタイ - モンゴルの将軍。諸戦役に従軍して大功を立てた。 岳飛 - 南宋の将軍。岳家軍を率いて北伐を行い、金の首都開封まで迫った。 韓世忠 - 南宋の将軍。岳飛らと金の南進に抵抗した。 宗沢 - 南宋の将軍。 完顔陳和尚 - 金の将軍。南宋、モンゴルと戦った。 クビライ - 元の世祖。南宋、高麗を征服し、日本、ベトナム、チャンパへも遠征した。 バヤン - モンゴルの将軍。南宋を滅亡させた。 孟珙 - 南宋の将軍。モンゴルと協力して金を滅ぼし、モンゴルの攻勢が始まると防衛線を再編して国境を守り抜いた。 呂文煥 - 南宋の将軍。襄陽・樊城を長年にわたって守備し、モンゴル軍の攻勢をしのいだ。 張世傑 - 南宋の将軍。元軍と戦い、海上に逃れるも、船が沈没して亡くなった。 陳興道 - ベトナム陳朝の将軍。数度にわたるモンゴル軍の侵攻をことごとく撃破した。 バイバルス - 十字軍やモンゴルに対して勝利した。マムルーク朝の第5代のスルタンとなる。 アレクサンドル・ネフスキー - ノヴゴロド大公、ウラジミール大公。チュド湖上の戦いでドイツ騎士団を破った。またネヴァ河畔の戦いでスウェーデンを破った(北方十字軍)。 エドワード黒太子 - イングランド王太子。百年戦争序盤の主導権を握り、クレシーの戦い、ポワティエの戦いで勝利した。 ベルトラン・デュ・ゲクラン - フランスの将軍。シャルル5世に仕え、百年戦争でイングランド軍と戦った。百年戦争初期に大活躍してフランスの劣勢を挽回した。 マリク・カーフール - 北インドのデリー・スルターン朝、ハルジー朝の武将で宦官。インド南部の遠征などで多大な功績を挙げて、ヒンドゥー教から改宗者らの中でも最も頭角を現した。 楠木正成 - 鎌倉時代最末期から建武の新政期にかけての武将。千早城の戦いで鎌倉幕府軍を翻弄する。湊川の戦いで戦死した。 新田義貞 - 鎌倉時代最末期から南北朝時代にかけての武将。鎌倉に侵攻し、鎌倉幕府を滅亡させる。 北畠顕家 - 南北朝時代の武将、公卿。驚異的な速度で奥州から畿内へ進軍し、足利方を打ち破った。 足利尊氏 - 室町幕府の初代征夷大将軍。 足利直義 - 南北朝時代の武将。湊川の戦いで楠木正成を戦死させた。 懐良親王 - 南北朝時代の武将、皇族。最盛期は九州をほぼ制圧し、明から「日本国王」に冊封された。 楠木正儀 - 南北朝時代の武将、公卿。日本の首都を五回征服した。 朱元璋 - 明の太祖。紅巾軍を率いて、張士誠や陳友諒を破って天下を統一する。 劉基 - 明の軍師。朱元璋の天下統一に多大な貢献をする。 徐達 - 明の将軍。元の首都大都を制圧し、モンゴルは軍を北方へ追った。 永楽帝 - 明の成祖。即位前は北部国境を防備。靖難の変によって即位した後は、積極的に外征を行い、諸方を服属させた。 ティムール - ティムール朝の祖。中央アジア、インド、中東に至る帝国を築き上げた。 モクテスマ1世 - テノチティトランの第5代トラトアニであり、アステカの大王。さかんに外征を行ってアステカが強力な軍事国家として繁栄するための基礎を築いた。 パチャクテク - 南米史で最大勢力だったインカ帝国の9代サパ・インカ(皇帝)。近隣諸国への征服事業に乗り出し、広大な版図を手中に収めた。 ジャック・ド・モレー - 第23代目テンプル騎士団総長にして、最後の総長であった人物。テンプル騎士団初代総長ユーグ・ド・パイアンと同等に著名。 ジャンヌ・ダルク - フランスの女将軍、聖女。オルレアンの解放に成功し、オルレアンの乙女と称えられた。 ラ・イル - フランスの軍人。百年戦争後期で活躍した人物で、ジャンヌ・ダルクの戦友であったことでも知られる。 ジル・ド・レ - 百年戦争期フランスの貴族・軍人。ブルターニュ地方ナントの貴族、レ(Rais、地名)男爵。フランス元帥。 アルテュール3世 (ブルターニュ公) - 中世フランスの貴族・軍人。百年戦争後半にフランス王軍司令官(fr)として活躍した。 ヤン・ジシュカ - フス戦争の軍事的指導者。火器と荷車を組み合わせた戦車を考案した。 フニャディ・ヤーノシュ - ハンガリーの将軍、政治家。オスマン帝国と戦った。 メフメト2世 - オスマン帝国の君主(スルタン)。コンスタンティノープルを陥落させた。征服帝と呼ばれる。 ヴラド・ツェペシュ - ワラキア公国の君主。オスマン帝国と対立した。 スカンデルベグ - 中世アルバニアの君主であり、同時代のハンガリーのフニャディ・ヤーノシュ、ワラキアのヴラド・ツェペシュと並んで、オスマン帝国のヨーロッパへの拡大を遅らせた英雄と見なされる。 コンスタンティノス11世パレオロゴス - 東ローマ帝国最後の皇帝。メフメト2世の侵攻に対し壮絶な戦死を遂げた。 細川勝元 - 室町時代の武将。応仁の乱を引き起こし、東軍を率いた。 山名宗全 - 室町時代の武将。応仁の乱を引き起こし、西軍を率いた。
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