スブタイとは? わかりやすく解説

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スブタイ

名前 Sübütei

スブタイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/26 17:23 UTC 版)

スブタイ(スベエデイ、 Sübe'edei/Sübütei/Сүбээдэй、1176年 - 1248年)は、モンゴル帝国の軍人。ウリャンカイ部の出身。漢文では「速別額台」(スベエデイ)や「速不台」「雪不台」(スブタイ)とも表記され、ペルシア語資料では سوبداى بهادر Sūbdā'ī bahādur として表れる。名前に含まれるSübe'eは「脇腹」を意味する[1]


  1. ^ a b c 『モンゴル秘史 チンギス・カン物語』1、229-230頁
  2. ^ 『元朝秘史』上巻(小澤重男訳, 岩波文庫, 岩波書店, 1997年7月)、112頁
  3. ^ a b 本田「スブタイ」『アジア歴史事典』5巻、134頁
  4. ^ 『元朝秘史』下巻、61-62頁
  5. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』1巻、133頁
  6. ^ 『モンゴル秘史 チンギス・カン物語』3(村上正二訳注, 東洋文庫, 平凡社, 1976年)、77,81頁
  7. ^ 『元朝秘史』下巻、132,152頁
  8. ^ 杉山2010,36-37頁
  9. ^ 杉山2010,34-35頁
  10. ^ 杉山2010,35頁
  11. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』1巻、211,214頁
  12. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』1巻、281頁
  13. ^ a b c d 杉山『モンゴル帝国と長いその後』(興亡の世界史, 講談社, 2008年2月)、151-154頁
  14. ^ 佐口『モンゴル帝国と西洋』、25頁
  15. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』1巻、283-284頁
  16. ^ 佐口『モンゴル帝国と西洋』、26頁
  17. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』1巻、291-292頁
  18. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』1巻、296-297頁
  19. ^ 佐口『モンゴル帝国と西洋』、28-29頁
  20. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』2巻、84頁
  21. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』2巻、85-86頁
  22. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』2巻、87,90頁
  23. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』2巻、90-92頁
  24. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』2巻、150頁
  25. ^ フィリップス『モンゴル史』、91頁
  26. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』2巻、151頁
  27. ^ ドーソン『モンゴル帝国史』2巻、331頁
  28. ^ 元史 巻121
  29. ^ 志茂碩敏『モンゴル帝国史研究正篇』(東京大学出版会, 2013年6月)、631頁


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スブタイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 09:09 UTC 版)

四駿四狗」の記事における「スブタイ」の解説

詳細は「スブタイ」を参照 ウリャンカイ部の人。ジェルメの弟で、兄に続いてチンギス・カン仕えた数々戦功をあげて勇士として知られホラズム遠征ではジェベとともにルーシまで達す別働隊率いた。のちにバトゥヨーロッパ遠征にも従軍した。 『集史』などのペルシア語史料ではسوبداى بهادر(Sūbdā'ī bahādur)、『元朝秘史』などの漢文史料では「速別額台」(スベエテイ)や「速不台」(スブタイ)とも表記されるちなみに漢文史料である『元史』には「不台」なる人物の伝記記載されているが、これもスブタイである。『元史』は間違いが多い歴史書として有名で、史家がスブタイの事跡を「速不台」と「不台」として、別人として分けて記録してしまっている。元々、漢字の名前でない人物扱ったゆえの間違いである。もちろん『元史』には「速不台」の伝記記載されている。

※この「スブタイ」の解説は、「四駿四狗」の解説の一部です。
「スブタイ」を含む「四駿四狗」の記事については、「四駿四狗」の概要を参照ください。

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