1000年前の三浦半島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:46 UTC 版)
「ゲゲゲの鬼太郎 (実写映画)」の記事における「1000年前の三浦半島」の解説
海人(うみひと) 幼いころに台風で両親を亡くしたため、親切な村人たちに育てられた漁師の若者。本作は彼と濡れ女との運命的な出会いが物語の鍵を握る。 当初は濡れ女(なみ)が封印されたと同時に彼女を見捨てて逃げたと思われていたが、実は村人たちに家に火を付けられる前に生まれて間もない赤子と共に村人たちに追われた末に海に突き落とされ、殺されていた。1000年後に真実を伝えることができた。 濡れ女 人魚の系統に属する美しい女妖怪。万物の魂を無傷の状態で抜き取る能力を持っている。海人と運命的な出会いを果たし、「なみ」と名を変え、人間として海人と結ばれ、一子を授かった。だが、村人たちに魔物扱いされ、鬼道衆に封印されてしまったうえ、その村人たちに「海人はお前を見捨てて逃げた」と嘘を吹き込まれたことで海人や人間を憎みながら暗闇をさ迷い続け、更に全身に銀の鱗を生やした醜い姿に変貌した。 ぬらりひょんに「お前を元にもどしてやる」と唆され、鬼道衆末裔の魂を集めたが、利用されていた怒りで我を忘れ海蛇の姿になり暴走、直後ぬらりひょんに拘束され、そのままガシャドクロの心臓に入れられるも逆にガシャドクロを乗っ取り、怒りのままに暴走する。しかし楓の言葉に一瞬怒りを沈めるも再び暴走したが、閻魔大王の計らいで連れてこられた海人から真実を伝えられると同時に彼から改めて自分を愛していると伝えられたことで元に戻り和解、楓に感謝の言葉を伝え、海人や子供と共に笑顔で成仏した。 海人と濡れ女の子供 海人と人間となった濡れ女(なみ)との間に生まれた赤子。生まれて間もなく両親から愛情深く育てられていたが、村人たちから「魔物の子」と罵られ、父である海人と共に村人たちによって海に突き落とされ、殺されてしまった。1000年後に海人に抱き抱えながら母である濡れ女と再会を果たす。 村人 幼くして両親を亡くし孤児となった海人を育ててきたが、海人と濡れ女が結ばれたことに彼らは住む世界の違う2人の関係をよしとせず、凶作の原因を濡れ女のせいだと一方的に決めつけて鬼道衆を呼び寄せ、濡れ女を封印させると同時に海人と2人の子供を殺した。 長老 この村に住んでいた長老。海人と濡れ女が結ばれてから村で魚が獲れなくなる等の凶作に悩まされるようになった村人たちに鬼道衆を呼び寄せ、濡れ女を封印させるよう促した。 鬼道衆 魔法や魔術などのシャーマニズム的な能力である「鬼道」を使う霊能者の集団。 魏志倭人伝の原文にも「事鬼道能惑衆」として登場し、卑弥呼がその能力を持っていたといわれる。日本各地で、怪しげな悪霊を封じるための旅をしていた。村人の依頼で濡れ女(なみ)を封印した。
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