超常現象研究部
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「山田くんと7人の魔女」の記事における「超常現象研究部」の解説
山田 竜(やまだ りゅう) 声 - 逢坂良太 / 演 - 山本裕典 誕生日:漫画 - 1995年8月31日、テレビドラマ - 1996年8月31日 / 星座:乙女座 / 血液型:O型 / 身長:172cm 本作の主人公。朱雀高校2年B組→3年A組。 学校きっての問題児であり、遅刻早退の常習犯で学業不振などを繰り返していた不良。喧嘩がめっぽう強く、主に回し蹴りを得意とする。本人曰く「喧嘩は体じゃねえ、気合いだ」の通り、うららや雅と入れ替わった状態でも強い。しかし君島や飛鳥、黒詫摩に敗れたこともあり決して無敵というわけではない。 1年時に起こした暴力事件が原因で学校内では孤立した日々を送っていた。そんな中、うららとの出会いをきっかけに生活は一転。魔女たちや学園を救うため奔走し、刺激に満ちた学園生活を送ることとなる。 持っていた能力は「キスした魔女の能力をコピーする」(ドラマ版では、通称「魔女うつし」と呼ばれている)。保持できる能力は1つのみで、魔女へキスをするたびに能力は新しいものに上書きされ、第三者に自身の持っている能力をかけることも可能。性質上、魔女の力は一切通用せず〝最強のカード(ジョーカー)〟と称されている。 うららとのキスがきっかけで彼女と一緒に魔女に関わっていくことになり、生徒会長選の時に未来を見てから彼女に対する好意を自覚。最初の儀式の後にはうららと交際を始めた。また、生徒会長となった宮村によって会長秘書に任命された。会長選挙後は自分の勝手で儀式を起こして学校を滅茶苦茶にした責任を取り、宮村と共に生徒会を辞めた。 ぶっきらぼうだが困っている他人を放っておけない優しさと行動力があり、また魔女の能力を悪用する輩に憤る正義感を持つ。活躍を通して仲間や友人の輪を広げている。実は裁縫が得意。独特な絵心を持ち、描いた絵は時折ネタにされる。考え事をするとそばっしーのような目になることがほとんど。 10年後の後日談では、東京丸の内に位置する企業の開発事業部の係長として勤務しており、うららと11年の交際の末ゴールイン。2人の子供に恵まれる。 白石 うらら(しらいし うらら) 声 - 早見沙織 / 演 - 西内まりや 誕生日:漫画 - 1995年12月24日、テレビドラマ - 1996年12月24日 / 星座:山羊座 / 血液型:A型 / 身長:161cm 絶望的味覚音痴 朱雀高校2年B組→3年C組。超常現象研究部部長。胸のサイズはEカップ。学年トップクラスの学力を誇る。 本作のヒロインでドラマ版では主人公を務める。元入れ替わりの魔女。ロングのブロンドヘアをピンで留めた清楚な美女。普段はポーカーフェイスだが、山田が自分の体に入った時だけ感情が豊かになる。趣味は文房具集め。猫と可愛いものが大好き。家には1匹の黒猫が住みついており、帰ってこない日もあるらしく名前は付けていない。参考書は完璧にマスターするまでやりこみ、部屋の本棚が一杯になれば使わなくなった本から順に処分している。 以前は学園においていじめの対象にされ、その経緯から冷めた性格になり「学校はつまらないもの」「勉強のためだけなら、学校に行く必要はない」と考え、大学への進学も希望していなかった。しかし山田がうららの体でいじめの主犯を追い払い、盗撮を働いていた不良グループに鉄拳制裁を加えたことをきっかけにいじめがなくなり、学校を楽しめるようになった。山田と入れ替わった時には自分の体に入った山田に代わりとして入浴させることがある他、初めて入れ替わった時は山田の股間を覗いて「変なものが付いてる」と述べた。 「キスした相手と精神を入れ替える能力」の持ち主であり、山田とキスして初めて能力が発現した。なお、本人は山田以外には能力を使いたがらず、第三者が入れ替わりを行う際は基本的に能力をコピーした山田が代行する。最初の儀式後、入れ替わりの能力を失う。 自分に一途で一本気な山田とは相思相愛の仲だが、山田が時に自分より他の魔女たちを救うことを優先したり、彼女たちとキスすることへの嫉妬から冷たく当たってしまったりと2人の恋は前途多難。また、物語中盤で山田宅に泊まった際、危うく男女の一線を越えそうになったことがある。 高校入学当初までは勉強第一で性格も暗く、眼鏡を着用し髪もツインテールにしていたが山田と出会ったことによって、卒業または転校と同時に周囲から忘れられてしまう代わりに理想の学園生活を送れる『はじまりの魔女』の契約を交わすことを決意した。 転校時に、学園で過ごした自らの3年間の記憶を代償として払い山田にだけ自分の記憶を残していたが、それは卒業式の日に記憶を失くした状態でも山田に見つけてもらう為であった。 卒業式では山田に対して終始冷たい態度だったが、山田の“ある言葉”とキスが引き金となって奇跡的に記憶を取り戻し、日毎に周囲の記憶も戻っていった。 10年後の後日談では、外資系投資銀行に勤めており山田の3倍もの稼ぎを得ている。山田のひょんなプロポーズを受け入れ結婚、2児の母となる。 宮村 虎之介(みやむら とらのすけ) 声 - 増田俊樹 / 演 - 井出卓也 誕生日:漫画 - 1995年7月28日、テレビドラマ - 1996年7月28日 / 星座:獅子座 / 血液型:AB型 / 身長:181cm 朱雀高校2年C組→3年A組。旧生徒会副会長兼超常現象研究部副部長。「名案だ」が口癖。父親は外交官。イギリス出身の為、持っているパスポートはイギリスのもの。しかし英語はずっと喋っていないため忘れたらしい。本人曰く、つまらなく感じると精神的に死んでしまう性分。名前は虎乃介だが猫は苦手。学力は非常に高く、本人曰く本気を出せば学年2位くらいはいける。そして喧嘩もそこそこ強い。ファーストキスの相手は山田。財布は誕生日に父親から買ってもらったGUCCIのもの。洋服はBURBERRYを愛用している。 山田とうららが入れ替わっていることを真っ先に突き止め、次期生徒会長になるために魔女を捜索すべく2人を引き込み、部員不足で休部状態だった「超常現象研究部」を活動拠点として提供した。女子に絶大な人気を誇るが、スケベ(潮曰く「学年一」)でいつも女のことばかり考えている。山田とうららが入れ替わっていることは簡単に見破ったが、山田と雅が入れ替わっていたことは見破れなかった。 姉であるレオナを不登校にさせた7人目の魔女を探す為に青龍高校から転入してきた。山田のうららに対する好意を聞くまで、山田たちのことを完全には信用しきれていなかった。 後に山田の観測者同士になるノアとは意外に馬が合うらしく、一緒に山田を迎えるピタゴラスイッチの装置を作るほど。 儀式後は新生徒会長に就任し新たな魔女を探し始めるが、一条らによるリコールで生徒会長を解任された。解任後は玉木を一条との対立候補として指名する。 10年後の後日談では父と同じ外交官となり、いわゆる独身貴族。未だに山田・椿・玉木・潮とはよくつるんでいる。黒崎の営むカレー屋は無料で食べさせてくれるためたまに行っている。 伊藤 雅(いとう みやび) 声 - 内田真礼 / 演 - トリンドル玲奈 誕生日:漫画 - 1995年6月6日、テレビドラマ - 1996年6月6日 / 星座:双子座 / 血液型:B型 / 身長:156cm 朱雀高校2年C組→3年C組。超常現象に純粋な興味を持ち「超常現象研究部」に入部する。 本来の活動目的を知らされていなかったが、山田とうららが入れ替わり目的でキスしているところを不意に目撃してショックのあまり落涙、あちこちに山田とうららはデキていると流布してしまう。誤解を解こうと山田が雅とキスをして入れ替わった時、雅が思い込みやすいが為に周りから嘘つき呼ばわりされ、まともに相手にもされていなかったことが判明した。山田の姿で不良グループに叩きのめされていたところを、自分の姿で登場した山田に助けられたことで誤解は解かれ超常現象研究部に入部した。 魔女の能力を積極的に研究し、結果をノートパソコンに記録している。学力は補習にならない程度。また、宮村からは山田と雅の2人を合わせて「おバカコンビ」と呼ばれた。恐らくファーストキスの相手は山田。超研の部室には、集めていたアイテムのコレクションをよく飾っている。貧乳を気にしている模様。 作者曰く、意外と男性読者からの人気が高い。 10年後の後日談では母校の朱雀高校に教師で勤めており、かつて所属していた超常現象研究部の顧問としても働いている。 椿 剣太郎(つばき けんたろう) 声 - 佐々木寿治 誕生日:1995年11月5日 / 星座:蠍座 / 血液型:A型 / 身長:168cm 朱雀高校2年D組→3年。猿島の友人で、同じ帰国子女。いつも背中にタオルを羽織っており、爪楊枝をくわえている。寂しくなると天ぷらを揚げる癖がある。天ぷらを揚げる最適な温度が爪楊枝で分かるらしい。 以前はうららに惚れていたが、猿島の見た未来では「うららにフラれたショックを癒すために旧校舎で天ぷらを揚げ火事を起こす」ことになっていた。火事を阻止するために近づいた山田に仲を取り持ってもらおうと依頼するも、山田と入れ替わっていたうららと山田のキスを見せられショックを受ける。未来を知っていた山田と入れ替わったことによって火事は阻止され、その際に魔女のことを知り入部した。 周囲があまり呼ばないようなあだ名を付けて呼ぶことが多い(例:宮村→みやむー、光→ピカル、潮→イガピー、玉木→玉キンなど)。 校内で悪行を繰り返していたノアをシメに行くと山田が宣言した際、雅と共についていった時は宮村に「おバカコンビがトリオになった瞬間を見たな」と言われた。 喧嘩をする機会は少ないものの強さは作中トップクラスであり、山田と宮村を2人まとめて一蹴するほどに強い。 うららと山田が付き合い始めた当初は本人曰く「いいんだ俺は、白石さんが幸せならそれで…」と涙しながら部室で天ぷらを揚げていた。当然の如く雅に怒られ天ぷらの鍋を捨てられそうになった。 実はミシュランガイドで三つ星を取る有名老舗料亭の跡取り息子。山田曰く「ただの天ぷら好きじゃなかった」。 10年後の後日談では料亭の跡を継ぎ、海外進出が決まった。 鈴原 光(すずはら ひかる) 詳細は#鈴原光を参照
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超常現象研究部(ちょうじょうげんしょうけんきゅうぶ)
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山田、うらら、宮村、雅、椿、蛍が所属していた部活。うららが部長、宮村が副部長を務める。主に朱雀高校に存在する魔女伝説について調べている。以前は山崎とレオナが所属しており、その頃はリカが仮入部していた。儀式によって魔女の能力が消えてからはこれといって活動していなかったが、生徒会を中心に新たな魔女(実は以前から存在した魔女)を探し始めたことで活動を再開。山田らの卒業後はノアが部長となり、部員として蛍と光が所属した。
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