超常現象捜査局(B.P.R.D.)の同僚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 06:31 UTC 版)
「ヘルボーイ」の記事における「超常現象捜査局(B.P.R.D.)の同僚」の解説
エイブ(エイブラハム)・サピエン ワシントンDCにあるセント・トリニアンス病院の地下の閉ざされた扉の奥に隠されていたチューブに入った姿で発見された。『イクチオ・サピエン。1865年4月14日』と書かれた紙切れから名付けられた(1865年4月14日はリンカーン暗殺の日)。調査局に保護されてからはチューブの中で実験されていたが、同情したヘルボーイによって実験は中止され彼はチューブの中から引き上げられた。 そのときからヘルボーイは彼の親友であり良いリーダーである。 約一週間程度陸上で活動出来るが定期的に皮膚を水で濡らす必要がある。 仕事でホテルに滞在する場合などはバスタブに水を張って眠る。 ピリ辛ソースは苦手でチーズなどの乳製品でお腹を壊すらしい。 繊細な神経の持ち主だが、身体はかなりタフでヘルボーイが去りチームの中心的なメンバーとして活躍するようになってからは射撃などもなかなかの腕前である。 オアンネス協会のランドンという人物が海底遺跡の卵を使った儀式により魚人に変化した。ある事件により得たランドンの記憶はエイブを大いに悩ませたが、その人格や思想が彼と同じものになることはなかった。 ブラックフレイム曰くより進化したカエルの怪物であり人類最後の種。予知能力を持つ少女に撃たれ瀕死になった後、より怪物じみた姿に変化してからは調査局から抜け出し放浪していた。 リズ(エリザベス)・シャーマン 念力発火能力を持つ女性超能力者。 1962年4月15日カンザス産まれ。 11歳の誕生日に両親と弟を含む32人を焼き殺してしまい調査局に保護される。 防炎室に隔離され防火服の職員としか接しない生活が続いたが、ヘルボーイが彼女を連れ出すきっかけとなった。 以来ヘルボーイは彼女の親しい友人であり兄のような存在になった。 成人後は正式に調査局に所属したがいままで12回辞めては戻る事を繰り返している。 メムナン・サーは彼女を秘密の火とも呼ばれる龍神を作った精霊アヌムの盗み出した神の力の一部ヴリルの具現化であると考え、何度も利用しようとした。 ロジャー 1996年に調査局に発見された人造人間(ホムンクルス)。 リズの力を受けて覚ますが、逆にリズが弱ってしまった。自らの兄に当たるホムンクルスとの戦いの後リズに力を返すと再び眠りにつき調査局の研究対象となるが、その3年後研究室へと忍び込んだエイブのおかげで蘇生した。 復活後は様々なメンバーと親しくなり組織にも馴染んでいったロジャーだったがその体内には調査局によって爆弾が仕込まれており、ヘルボーイが局を抜ける原因の一つとなった。 カエルの怪物達との戦いの途中ブラックフレイムの炎に倒れる。メンバー達によって復活のためあらゆる方法が試されたが彼は蘇る事はなく、ヨハンにより彼の魂の望みを聞きそのとおり埋葬された。 ヨハン・クラウス 1946年ドイツのシュトゥットガルト生まれ。 幽体離脱中に肉体を失った霊媒。スーツで物理的な形を保たないと徐々に魂が霧散し消えてしまう。 複数のスーツを使い分けたり生き物の遺体へ憑依する事も可能。 肉体がないため飲食や睡眠などを必要としないため一日中活動出来るが、その特性がストレスにつながっていた面もあった。敵対した組織が作り出した人造人間の肉体によって一時的に食事や睡眠といった生身の喜びを味わうが、ダイミョウが局内で暴走した際に肉体を破壊されてしまい、それ以降関係性が悪化してしまった。 ベンジャミン・ダイミョウ 元海兵隊隊長でヘルボーイが抜けたB.P.R.D.でリーダーとなる。頬から口にかけて大きな傷跡がある。三日間死んでいたが蘇ったためリズに「キャプテン・ゾンビ」とあだ名をつけられた。 ジャガーの獣神に取り憑かれており、血に染まったかのように赤い巨大なジャガーに似た姿へ変化することが出来る。 しかしほぼ制御不能であり施設内で彼が変化した時には多くの隊員が犠牲となる結果となった。ジャガーの姿で調査局を逃げ出し様々な場所を彷徨い、雪山でダリルと戦い倒れた。 ケイト・コリガン博士 超常現象捜査局の顧問の女性。 ヘルボーイ達との付き合いは長く、ごく普通の人間ながら彼らからも信頼されていた。 トレバー・ブルッテンホルム教授 調査局の設立者にしてヘルボーイの父親的存在。 79歳の頃に北極からの調査から突然変わり果てた姿で戻るとカエルの怪物に襲われヘルボーイの目の前で亡くなってしまう。 トム・マニング博士 超常現象捜査局の局長。
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