育成経過とは? わかりやすく解説

育成経過

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 14:17 UTC 版)

柔小町」の記事における「育成経過」の解説

1988年栽培特性がすぐれ、中生の晩の熟期である「ニシホマレ」を母本とし、低アミロース遺伝子dull 遺伝子)を持つ「探系2021」(農業生物資源研究所育成された「金南風」の低アミロース突然変異系統)と交配した同年冬にF1(雑種第1世代)を25養成した1989年、F2世代120個体供試して個体選抜行い、中~晩生の熟期で米の白濁少な14個体選抜した以後系統育種法により選抜行い固定図った1992年、F5世代から「は系半糯272」の系統番号生産力検定試験特性検定試験供試した。 1994年F7世代からは「西海215号」の系統名で関係各県配布奨励品種決定基本調査供試し、地方適応性検討した1999年3月17日に第7084号として「柔小町」の名で品種登録され、2000年8月25日水稲農林364号として命名登録された。

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育成経過

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 05:11 UTC 版)

吟吹雪」の記事における「育成経過」の解説

1984年に「山田錦」を母、「玉栄」を父として人工交配行いその後代から育成され品種1989年収量試験番号「大育酒685」を付し1990年から奨励品種決定調査供試1991年地方番号「滋系酒56号」を付して特性調査1998年命名1999年3月17日品種登録。 耐倒伏性は中、穂発芽性はやや易で、いもち病ほ場抵抗性は中である。 交配系譜 山田錦 玉栄34-1吟吹雪(滋系酒56号

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育成経過

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南国そだち」の記事における「育成経過」の解説

1998年に「高育30号」を母本、「高系265」を父本として交配が行われた。その後、F1世代葯培養行い系統固定したその後2002年に「高育68号」の地方系統名付された。 2005年平成17年)に「南国そだち」として品種登録申請行い高知県奨励品種となった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 02:04 UTC 版)

ミルキープリンセス (米)」の記事における「育成経過」の解説

1991年農研機構農業研究センター(現、作物研究所)において、縞葉枯病抵抗性かつ栽培性に優れた低アミロース米品種育成目標に、縞葉枯病抵抗性遺伝子Stvb-i を持つ「関東163号」を母、「ミルキークイーン」と同じ突然変異個体由来するアミロース系統272」を父として交配が行われた。 1992年に F1個体栽培し1993年にF2世代集団栽培した1994年にF3世代において、低アミロース米特有の玄米白濁、及び短稈性に着目した個体選抜行い以後系統栽培により選抜固定図ってきた。 1996年に「561」の系統番号生産力検定試験及び特性検定試験供試した。その結果有望と認められたので、1997年以降は「関東194号」の地方系統名付して関係府県配付し、地域適応性検討した2000年には種苗法に基づく品種登録出願した(登録番号:第11234号)。 2003年9月に「水稲農林387号」として登録された。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 01:55 UTC 版)

彩 (米)」の記事における「育成経過」の解説

アミロース遺伝子導入による北海道産米の食味水準飛躍的向上を目標に、昭和59年1984年北海道立上川農業試験場において「永系84271」を母に、「キタアケ」を父として人工交配行った。母の「永系84271」は、農林水産省農業生物資源研究所放射線育種場が「ニホンマサリ」にガンマ線(60Ca)を照射して作出した低アミロース突然変異系統「NM391」を母本として「イシカリ」を交配した組合せ由来する交配年の冬温室でF1を養成し、その用いて葯培養行った。 再分化した個体温室移植秋に稔実した個体から採種し、昭和60年1985年)から昭和61年1986年)にかけて冬季温室A2葯培養第二世代系統養成選抜行った昭和61年以降は「AC8688」として生産力検定試験特性検定試験実施した昭和62年1987年)には、系統適応性検定試験供試し、昭和63年1988年)より「道北52号」の地方系統名を附し、関係機関配布して地方適応性検討してきた。 「道北52号」は北海道中央部において平年気象条件下では新潟産の「コシヒカリ」と同程度アミロース含有率示し、その食味新潟産の「コシヒカリ」に近いと評価されまた、せんべい米粉団子などの加工適性がすぐれ、道産米の需要拡大への貢献期待される考えられた。そのため、平成3年1991年)、食味特性生かし晩生いもち病に弱い品種安定栽培技術をもっている深川市その周辺地帯限定して地域特産的な品種として奨励品種採用されることとなった

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 13:43 UTC 版)

スノーパール」の記事における「育成経過」の解説

育成当時、低アミロース特性有する品種としては「彩」(北海道立上川農業試験場)、「ソフト158」(北陸農業試験場(現、農研機構中央農業総合研究センター北陸研究センター)、 「ミルキークイーン」(農研機構農業研究センター育成)が農林登録されていたが、「彩」は東北中南部において極早生、「ソフト158」および「ミルキークイーン」は極晩生適した熟期ではなかった。そこで、「農林8号」に由来するアミロース系統である「74wx2N2」を早生多収化することで東北地域適したアミロース特性有する品種育成することとした。 1984年東北農業試験場栽培第一部(現、東北農業研究センター)において低アミロース系統「74wx2N-1」(農業生物資源研究所から分譲された)を母、「レイメイ」を父として人工交配が行われた。 1985年にF1個体圃場養成した後、1986年材料制限のためF2種子低温貯蔵することとなった1987年1988年はF2世代からF4世代までをガラス温室世代促進栽培した1989年新形質米プロジェクト研究開始と共に、低アミロース品種育成のため、本田でF5集団養成し個体選抜行った選抜した個体北海道立上川農業試験場依頼してアミロース検定行った。そして F6世代以降系統育種法により選抜固定図ってきた。 1991年から「UY-36」の名で生産力検定試験特性検定試験行い1992年F8世代で低アミロース系統として「奥羽344号」の系統名付けた新形質米プロジェクト研究の中で「奥羽344号」の加工利用適性検討すると共に各県配布して地方適性検討した1998年東北地域適した熟期であり、か民間業者調査では冷凍米飯などに適するといった特性認められたため、農林登録を行い水稲農林337号)、「スノーパール」と命名された。

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育成経過

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/26 13:42 UTC 版)

にこまる」の記事における「育成経過」の解説

1996年平成8年)- 農研機構で「きぬむすめ」と「北陸174号」を交配育種2002年平成14年)- 「西海250号」奨励品種決定調査開始1月長崎県において「西海250号」を奨励品種決定9月農林水産省において「にこまる」と命名

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育成経過

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 06:49 UTC 版)

あさゆき (米)」の記事における「育成経過」の解説

2002年青森県農業試験場藤坂支場(後の青森県産業技術センター農林総合研究所藤坂稲作研究部。現在廃止)でミルキークイーンの子系統である「相 624」を種子親、「相 612」を花粉親として人工交配行った2002年冬期間にF1世代温室世代促進栽培行った。翌2003年にF2世代圃場養成し2004年にF3及びF4世代を沖縄県農業試験場名護支場(現沖縄県農業研究センター名護支所)で世代促進栽培した2005年にF5集団対し個体選抜行った2006年F6世代からは選抜した個体元に系統栽培し系統固定化進めた2007年生産力検定予備試験並びに特性検定試験供試し,2008年に「相880」として生産力検定本試験並びに系統適応性検定試験特性検定試験供試した結果,有望と認められたので 2009年に「ふ系228号」の地方系統名付した2009年以降、「あおもり優良品種選定現地適応性検定試験試験供試され、2015年既存低アミロース米品種「ねばりゆき」より特性優れているとして、第1種認定品種指定された。 2015年6月29日品種登録出願し同年9月29日出願公表された。 2017年3月15日品種登録された。

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 06:39 UTC 版)

青天の霹靂 (米)」の記事における「育成経過」の解説

2006年青森県農林総合研究センター水稲育種部(現、青森県産業技術センター農林総合研究所水稲品種開発部)で育成開始した。「北陸202号(後の「夢の舞」)」と「青系157号」のF1個体母親、「青系158号」を父親として三系交配が行われた。その年の秋に温室雑種第1世代(F1)集団育成し、F2世代種子採取した2007年には温室でF2~F4世代までの世代促進が行われた。なお、各世代2000個体栽培された。 2008年集団採種したF5世代種子を90g播種し、約2000個体圃場に11本植え移植し個体選抜行ったその結果81個体選抜し次年度系統種子とした。 2009年前年度選抜した81個体81系統として、1系統24個体ずつの系統栽培とした。同時に障害型耐冷性及びいもち抵抗性検定供試した。系統固定度、型、熟期、いもち病抵抗性玄米品質などを総合的に検討した結果12系統選抜し各系統から3個体ずつを次年度系統種子とした。 2010年前年度選抜した12系統36個体12系統36系統として、1系統60個体ずつ系統栽培したまた、生産力検定予備試験いもち病抵抗性障害型耐冷性、穂発芽性などの特性検定試験供試した。特性総合的に検討した結果いもち病抵抗性、耐冷性、玄米品質及び食味優れ2系統選抜し「黒2391」及び「黒2392(後の「青天の霹靂」)」の系統番号付して次年度検討継続することとした。 2011年系統栽培継続し生産力検定本試験験及び特性検定試験並びに系統適応性検定試験供試した。熟期、収量玄米品質障害型耐冷性、いもち病抵抗性などの特性総合的に検討した結果、「黒2392」を有望と判断し「青系187号」の地方系統名付し奨励品種決定調査への配付開始した2012年よりあおもり優良品種選定基礎試験及び現地試験水稲奨励品種決定基本調査及び現地調査)」に供試し、青森県内での適応性調査した同年に、あおもり優良品種選定補完する試験として、「青系172号」、「青系180号」、「青系181号」、「青系182号」の4系統と「青系187号」を比較検討し、「青系172号」と「青系187号」を有望とした。 2013年、「青系172号」、「青系187号」の2系統を「あおもり新品種『特A』プロジェクト事業」の下、青森県内9ヵ所(平川市4か所、黒石市田舎館村つがる市鶴田町鰺ヶ沢町)で試験栽培行った。その栽培データ及び日本穀物検定協会食味官能評価参考に「青系187号」を穀物検定協会評価「特A」取得目指す良食味品種とすることとし2014年2月28日市場評価のために第二種認定品種指定した2014年6月より正式な品種名命名のために公募行い11,049件の名称案から、2014年11月5日三村申吾県知事によって品種名を「青天の霹靂」とすると発表された。 「青天の霹靂」の育成は、雑種第10代F10世代)で完了し育成要した年数8年であった品種登録出願2014年10月6日行われ2017年12月12日品種登録された(登録番号第26307号)。 2015年4月1日主要農作物奨励品種指定を受け、本格的な生産開始した

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育成経過

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 14:41 UTC 版)

イセヒカリ」の記事における「育成経過」の解説

1989年伊勢地方台風二度襲った被害受けた神宮神田「西八号田」のコシヒカリは完全に倒伏したが中央に2並んで直立している稲があることを神田事務所晋(作長・神田管理責任者)が発見し試験栽培試みる。

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