筆しらべ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 15:39 UTC 版)
「大神伝 〜小さき太陽〜」の記事における「筆しらべ」の解説
前作にも登場した筆しらべ画面にて特定の模様を描くことで様々な効力を発揮するシステム。前作では最終的に13種の筆業が使用できたが今作では12種に減り、内容も一部変更された。 筆しらべを司る筆神は動物を模しており、今作では前作に登場した筆神(十二支)の子供たちが登場している。全てチビテラスと同じように白い体に赤い隈取りが施されている。また、各分神は器物を所持している。また、極神(ヒゲクジラ)と導神(ペンギン)はモデルとなった動物が日本伝来の十二支には含まれないが、クジラはペルシャ文化の十二支において龍の代わりに存在し、ペンギンは鳥類という点で酉と共通する。 光明【こうみょう】・チビテラス 太陽を出現させ、夜を昼にかえることができる筆しらべ。最初から使用可能であるが、作中のイベントなどで使用するためプレイヤーの任意で使用する機会はほとんどない。 画龍【がりょう】・子蘇神(こよみがみ) 前作にも登場した失われたものを蘇らせることができる筆しらべ。通れなかった場所に行けるようにしたり、マップ攻略に用いたりする。今作では特定の敵が戦闘中に穿つ穴を埋めることができる。画龍を司る子蘇神は巻物を身体に巻いた2匹のタツノオトシゴの姿をしている。 輝跡【きせき】・子導神(こみちがみ) 相棒を目的地まで誘導させることができる筆しらべ。本作初登場。相棒との協力によって解除する仕掛けなどに用いる。フクロウの意匠を取り込んだ親ペンギン(導神)に率いられた二羽の子ペンギンの姿をしている。 一閃【いっせん】・子断神(こたちがみ) 前作にも登場した全ての物を切り裂く力を持つ筆しらべ。空間に直線を描くことで発動し、大木や巨岩を一刀両断のもとに切り裂く威力を持つ。子断神は断神に率いられた3匹の子ネズミの姿をしている。 桜花【おうか】・子咲ノ花神(こさきのはながみ) 前作にも登場した桜花三神のひとつで枯れた木に花を咲かせる力を持つ筆しらべ。地面などに花を咲かせるのも可能で小さなタタリ場を浄化することもできる。花咲を司る子咲ノ花神はでんでん太鼓を持った子猿の姿。 輝玉【てかだま】・子爆神(こばくがみ) 好きな場所に巨大な花火玉を出現させることが可能な筆しらべ。その破壊力は絶大で妖怪にも大ダメージを与えることが可能なほか、ひびの入った壁などを壊すこともできる。筆しらべを強化すると花火玉を一度に2つ出せるようになり爆風も大きくなる。輝玉を司る子爆神は松明を持ったウリ坊3匹で、前作の爆神が登場した際にも登場していた。 水郷【すいきょう】・子濡神(こぬれがみ) 前作にも登場した水を操ることが可能な筆しらべ。水場を使い火を消すことができる。筆しらべを強化すると、雨を降らせて画面内の敵全てにダメージを与えることが可能な「恵雨」が使用可能になる。水郷を司る子濡神は壺の中に入った蛇の姿をしている。 蔦巻【つたまき】・子蔦ノ花神(こつたのはながみ) 前作にも登場した桜花三神の一つ。頑丈な蔦を作り出す筆しらべ。桃コノハナと呼ばれる花から蔦を伸ばして自身に引っ掛け、ジャンプでは行けない場所に移動するために使用する。また一部の敵や仕掛けに蔦を引っ掛けることもできる。蔦巻を司る子蔦ノ花神はぽっぴんを持った子猿の姿をしている。 紅蓮【ぐれん】・子燃神(こもえがみ) 前作にも登場した炎を操ることが可能な筆しらべ。最初は火を燃え移らせることしかできないが、筆しらべを強化すると「爆炎」を発動することが可能になり、巨大な炎で敵に大ダメージを与えることが可能となる。紅蓮を司る子燃神は煙管を咥えた鳥の姿をしている。 双極【そうきょく】・子極神(こきょくがみ) 磁力を操ることができる筆しらべ。本作初登場。∩または∪が刻まれた仕掛けなどに磁石の要領で使用する。特定の敵に使用すると一定時間、敵を行動不可能にできる。双極を司る子極神は太極を模した二匹の鯨。 疾風【しっぷう】・子風神(こがぜがみ) 前作にも登場した風を操ることが可能な筆しらべ。火を消したり、物を吹き飛ばしたりすることが可能。筆しらべを強化すると「竜巻」を発動できるようになり、旋風をまとって敵に大ダメージを与えることが可能となる。疾風を司る子風神は風車を背負った仔馬の姿をしている。 迅雷【じんらい】・子撃神(こげきがみ) 前作にも登場した電気を操ることが可能な筆しらべ。雷などの電源から別の場所へ放電することができる。筆しらべを強化すると「雷光」を発動出来るようになり、自由に雷を落とし大ダメージを与えることが可能となる。迅雷を司る子撃神は矢をくわえた虎の姿。
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筆しらべ
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特定の模様を描くことにより、アマテラスの様々な力を使うことが出来るシステム。アマテラスは元々13の筆しらべの全てを使えたが、ヤマタノオロチに肉体を破壊されたため筆しらべを司る分神が現世(うつしよ)に散り、復活した時には全ての筆しらべを失っていた。現世に散っている分神と出会うことにより、力を取り戻し、その際ムービーが流れる。 筆しらべを司る動物は、十二支と猫であり(ベトナム、タイ、ベラルーシなどの十二支では猫が卯にあたる)、全てアマテラスと同じように白い体に赤い隈取りが施されている。また、各分神は器物を所持している。 発動時、画面に模様を描く間は時間が止まる。攻撃に使用する場合、その特性上タイムラグは発生しないが、妖怪と筆しらべの相性によっては無効であったり、防がれる場合もある。 断神(たちがみ)・一閃【いっせん】(子) 全ての物を切り裂く力を持つ。再生や自然現象の操作を主とする筆しらべの中では、純粋に物体の破壊のみに特化した異質の存在である。空間に直線を描くことで発動し、大木や巨岩を一刀両断のもとに切り裂く威力を持つ。戦闘以外では主にマップにある障害物を壊すことやダンジョンの仕掛けを解くために使われる。特定のイベントをクリアすることで「三式」まで強化することができ、鉄やダイヤモンドをも切り裂くことができるようになる。また、フィールド上を漂う百鬼絵巻に使用することで一定時間動きを止めることができる。 一閃を司る断神は鼠の姿をしており、巨大な剣を所持している。イザナギ窟の剣を掲げるイザナギの石像に宿っていた。 凍神(いてがみ)・吹雪【ふぶき】(丑) 冷気を操ることができ、氷などから冷気を移して様々なものを凍らせることが可能になる。「*」を描くと隠し筆しらべである「氷嵐」を発動する。また、八尺瓊勾玉を装備すれば武器を元として対象を凍らせることも可能である。 吹雪を司る凍神は牛の姿をしており、ホラガイを所持している。凍神が宿っているホラガイは双魔神に吹雪の発生装置に利用されてしまっていた。 撃神(げきがみ)・迅雷【じんらい】(寅) 電気を操ることができ、雷などの電源から別の場所へ放電することが出来る。強化すると「雷光」を発動出来るようになり、自由に雷を落とし、敵にダメージを与えることが可能となる。また、天叢雲剱を装備すれば剣自体が電源となり如何なる場所でも発動することが出来る。 迅雷を司る撃神は弓矢を背負った虎の姿をしている。 弓神(ゆみがみ)・月光【げっこう】(卯) 月を操り昼を夜にする。 月光を司る弓神は杵を持ったウサギの姿をしている。沼の水面に映る月に宿っていたが、沼の主である畳頭(じょうず)に喰われてしまっていた。 蘇神(よみがみ)・画龍【がりょう】(辰) 失われたものを蘇らせることができる。主に壊れた道などを直し、通れなかった場所に行けるようにしたり、川の流れを呼び戻すなど、マップ攻略やミニゲーム(魚釣り)に用いたりする。 画龍を司る蘇神は身体の一部が巻物の絵になった龍の姿をしている。 濡神(ぬれがみ)・水郷【すいきょう】(巳) 水を操ることで、水場を使い火を消したり、水柱を吹き上がらせて高い場所に登ったりできる。強化すると、人魚の泉を使用するための「水飛」や、雨を降らせて画面内の敵全てにダメージを与える「恵雨」を使用できるようになる。 水郷を司る濡神は水瓶の中に入った蛇の姿をしている。 風神(かぜがみ)・疾風【しっぷう】(午) 風を操ることで、火を消したり、物を吹き飛ばしたり、飛ぶ敵を墜落させたり、「桜花・水蓮」と組み合わせて水の上を遠くまで移動したり出来る。強化すると「竜巻」を発動できるようになり、旋風をまとって敵に大ダメージを与えることが可能となる。 疾風を司る風神は団扇を背負った馬の姿をしている。風神宮で神風を吹かせて人々に繁栄をもたらしていたが、赤カブトが吹かせた風により力を失っていた。 幽神(かすがみ)・霧隠【きりがくれ】(未) 霧を生み出しまわりの動きを遅くする(時間を惑わす)。それにより敵の動きを遅くしたり、気付かれないうちに移動することができる。あるアイテムを入手すると「霧飛」を発動出来るようになり、セーブポイントの大鏡同士を行き来することが可能となる。 霧隠を司る幽神は瓢箪を背負った羊の姿をしている。エキビョウの手により妖器「霧禁びょうたん」に封印されてしまっていた。 桜花三神・桜花【おうか】(申) 桜花には3つの能力があり、それぞれ別のイベントで取得できる。桜花だけ3体セットなのは「見ざる・聞かざる・言わざる」から。咲之花神(さきのはながみ)・花咲【はなさき】 植物を芽吹かせる力を持つ。枯れ木に花を咲かせたり、クローバーを蘇らせることで、アマテラスの力を強化する「幸玉」が手に入る。地面などに花を咲かせることで小さなタタリ場を浄化することも出来る。また、土の上に巨大な樹木を生やすこともでき、戦闘中攻撃や防御の手段となる。 花咲を司る咲之花神は笙を持った猿の姿をしている。 蓮之花神(はすのはながみ)・水蓮【すいれん】 水の上に蓮の葉で足場を作ることができ、泳いでは渡れない場所に行かれるようになる。複数の蓮を生み出して跳び移ったり、「疾風」で蓮を運ぶこともできる。 水蓮を司る蓮之花神は横笛を持った猿の姿をしている。 蔦之花神(つたのはながみ)・蔦巻【つたまき】 頑丈な蔦を作り出す。桃コノハナと呼ばれる花から蔦を伸ばして自身に引っ掛け、ジャンプでは届かない場所に移動できる。また一部の敵や仕掛けに蔦を引っ掛けることも出来る。 蔦巻を司る蔦之花神はシンバルを持った猿の姿をしている。 燃神(もえがみ)・紅蓮【ぐれん】(酉) 炎を操ることができる。最初は火を燃え移らせることしか出来ないが、強化すると「爆炎」を発動することが可能になり、巨大な炎で敵に大ダメージを与えることが可能となる。八咫鏡を装備すると武器を火種として紅蓮を発動できる。 紅蓮を司る燃神は煙管を咥えた鶏の姿をしており、大きな翼を持っている為現実の鶏とは異なり自在に飛び回っていた。 大神(おおかみ)・光明【こうみょう】(戌) 太陽を出現させ、夜を昼に変えることができる。太陽神であるアマテラスが死しても失うことなく持っていた唯一の能力。常闇ノ皇最終形態戦ではこれを使わなければ一切ダメージを与えられず浄化もできない。 爆神(ばくがみ)・輝玉【てかだま】(亥) 好きな場所に巨大な花火玉を出現させる。その破壊力は絶大で妖怪にもダメージを与えることが可能なほか、ひびの入った壁などを壊すことも出来る。強化すると花火玉を一度に3つまで出せるようになり爆風も大きくなる。 輝玉を司る爆神は花火玉に乗った猪の姿をしており、松明を持ったウリ坊を4匹従えている。 壁神(かべがみ)・壁足【かべたり】(猫) 各所に存在する壁神の像の力を借りて垂直な壁でも張り付き登ることが可能となる。この壁足の力を入手するために登る塔は、天辺に登ったきり降りられなくなってしまった猫がいるとされており、その鳴き声のような音が聞こえることから「猫鳴りの塔」と呼ばれている。 壁足を司る壁神は衝立に張り付いた猫の姿をしている。
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筆しらべ
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アマテラスが持つ十三の力。自然を操り、生き物を癒すことも妖怪を滅することも出来る、いわば神通力。詳しくは上述。
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