筆にまつわる言葉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/21 08:00 UTC 版)
慣用句 筆がすべる - 書かなくて良いこと、書いてはいけないことをつい書いてしまうこと。「口がすべる」に等しい。 筆がたつ - 文章を書くことが上手いこと。 筆にまかせる - 深い推敲などをせず、思うまま、勢いのままに文章を書くこと。 筆をおく - 文章を書き終えること。また、文筆家が書くことを辞めることもいう。 筆を折る - 文筆家が書くことを辞めること。「筆をおく」に比べて辞めることを強調する場合に使われる。 筆下ろし - 新品の筆を使い始めること。それにちなみ、初めて物事に臨むことや男性が童貞を卒業することを指す。 故事・ことわざ 弘法筆を選ばず(こうぼうふでをえらばず) 弘法も筆の誤り(こうぼうもふでのあやまり) 意到随筆(いとうずいひつ) - 自らの意のままに文章が書けるということ。 椽大の筆(てんだいのふで) - 「晋書王珣伝」より、すぐれた文章の美称。椽大とは垂木のような大きな立派なという意。 燕頷投筆(えんがんとうひつ) 口誅筆伐(こうちゅうひつばつ) - 文や言葉で批判や攻撃を行うこと。
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