全体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/09 07:01 UTC 版)
『神学大全』は以下のような三部構成からなっている。第一部は119の問題が、第二部は303の問題が、第三部では90の問題が、合計512の問題が取り上げられている。 第一部 : 神について、119問問1 : 聖なる教え 問2-26 : 神 問27-43 : 三位一体 問44-46 : 創造 問47 : 一般事物の区別 問48-49 : 善と悪の区別 問50-64 : 天使 問65-74 : 創造の7日間 問78-102 : 人間 問103-119 : 被造物(世界)の保全統率 第二部 : 人間について、303問第1部 : 114問問1-5 : 目的 問6-21 : 人間特有の行為 問22-48 : 情念 問49-54 : 習性 問55-70 : 美徳と幸福 問71-89 : 悪徳と罪 問90-108 : 法 問109-114 : 恩寵 第2部 : 189問【対神徳】問1-16 : 信仰 問17-22 : 希望 問23-44 : 愛 【枢要徳(四元徳)】問45-46 : 知恵 問47-56 : 思慮 問57-122 : 正義 問123-140 : 勇気 問141-170 : 節制 問171-174 : 預言 問175 : 携挙 問176-178 : 恩寵 問179-182 : 観想的生活と活動的生活 問183-189 : 生活の分化 第三部 : キリストについて、90問問1-59 : 受肉 問60-90 : 秘跡問66-71 : 洗礼 問72 : 堅信 問73-83 : 聖餐 問84-90 : ゆるし 全体の構成としては、第一部で、神による創造を描き、第二部で神へと向かう理性的被造物である人間の運動について描き、第三部で、神へと向かう際の道しるべであるキリストについて描くという構想に基づくもので、ネオプラトニズム的な発出と還帰の原理を超えて、聖書に記された出来事を理解するためのキリスト中心的、救済史的な世界観があった。
※この「全体構成」の解説は、「神学大全」の解説の一部です。
「全体構成」を含む「神学大全」の記事については、「神学大全」の概要を参照ください。
全体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 14:09 UTC 版)
「テアイテトス (対話篇)」の記事における「全体構成」の解説
本篇はソクラテスが、少年テアイテトスに「知識(エピステーメー)」が何であるかを問い、テアイテトスが提示した「感覚」「真なる思いなし」「真なる思いなしに言論を加えたもの」という3つの答えを検討し、そのいずれもが否定されるという話が骨格となっているが、その骨格部分の直接的な議論(問答)の文量は、ステファスヌ版で言えば、 「感覚」に関してが、184B-186Eの「2ページ強」 「真なる思いなし」に関してが、200E-201Cの「1ページ弱」 「真なる思いなしに言論を加えたもの」に関してが、206C-210Aの「4ページ弱」 といった具合に、やや長めとも言える全体の文量(142A-210Dの「68ページ」)から言えば「ごく一部」に過ぎず、それ以外の大部分は、それら骨格部分の議論の手前で行われる、やや冗長・脱線的とも言える関連議論で占められている。 それら「手前に置かれる関連論」も込みのページ数だと、 「感覚」に関してが、151E-186Eの「35ページ」 「真なる思いなし」に関してが、187B-201Cの「14ページ」 「真なる思いなしに言論を加えたもの」に関してが、201C-210Bの「9ページ」 となり、最初が一番長く、徐々に短くなる構成となっている。 そして、それら「手前に置かれる関連論」の内容は、 「感覚」に関してが、主として「プロタゴラスの相対主義」「ヘラクレイトスの万物流動説」の論駁(欠点の指摘) 「真なる思いなし」に関してが、エウテュデモスの「虚偽不可能」的詭弁に類似した発想に対する論駁(不完全性の論証) 「真なる思いなしに言論を加えたもの」に関してが、字母(アルファベット)への「要素還元」的議論を通じた、言論(ロゴス)の不完全性の論証 となっており、それらも含めた本篇内容全体を通じて、『国家』の「線分の比喩」、『パイドロス』、『第七書簡』などで言及される、「「イデアの(直接的な)観照」以外は、いかなる言葉・模造を用いた表現・認識・知識も不十分」というプラトンの思想を浮かび上がらせる点も含め、初期対話篇『クラテュロス』をほぼそのまま踏襲した内容・構成となっている。
※この「全体構成」の解説は、「テアイテトス (対話篇)」の解説の一部です。
「全体構成」を含む「テアイテトス (対話篇)」の記事については、「テアイテトス (対話篇)」の概要を参照ください。
全体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 01:16 UTC 版)
「ベルラボ・ディジタルシンセサイザー」の記事における「全体構成」の解説
アレス・マシーンは下記3つの装置で構成されていた: LSI-11マイクロコンピュータ プログラマブル・サウンドジェネレーター 多種多様な入力デバイス群 システム全体は大きな一体型ユニットに詰め込まれ、その重量は300ポンド(約136キログラム)もあったが、設計者は楽観的にも「ポータブル」と形容した。
※この「全体構成」の解説は、「ベルラボ・ディジタルシンセサイザー」の解説の一部です。
「全体構成」を含む「ベルラボ・ディジタルシンセサイザー」の記事については、「ベルラボ・ディジタルシンセサイザー」の概要を参照ください。
全体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 07:43 UTC 版)
「SystemVerilog」の記事における「全体構成」の解説
SystemVerilog は Verilog-2005 の拡張であり、機能的に上位互換となっている。以下では、Verilog-2001 から SystemVerilog で拡張した部分について解説する。Verilog-2001 との共通部分は Verilog を参照。 Verilog HDLと同様、その機能は、 設計機能 - 電子回路およびシミュレータで利用可能 検証機能 - シミュレータで、テストやデバッグ時に利用 に大別できる。
※この「全体構成」の解説は、「SystemVerilog」の解説の一部です。
「全体構成」を含む「SystemVerilog」の記事については、「SystemVerilog」の概要を参照ください。
全体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 06:53 UTC 版)
「ラテンアメリカの日本人」の記事における「全体構成」の解説
The Japanese in Latin America は、時系列で説明する体裁を取っており、時代ごとに区切った章立てである。各章は、20世紀初頭、第二次世界大戦から1949年まで、1950年以降に分かれる。また、地理的区分にもわけて、各国ごとの各時代の説明をしている。カリフォルニア大学サンディエゴ校の Stephanie C. Moore は、本書が「(各国の日本人ディアスポラの)比較分析よりも歴史的な調査である」と指摘し、そのために本書が「幅広いトピックにわたって掘り下げることが可能になった」と評した。 Takenaka は、本書が「非常に多くの記述がある」一方、「出来事がどのように起き、またそれはなぜなのかということについての分析は少ない」点を指摘する。また、 Moore は、「著者が依拠した文献にむらがあるため」各国ごとにトピックの掘り下げの深度が異なる点を指摘した。 本書は、日本人がどのようにラテンアメリカに移民し、また、どのようにして移民先の国に適応したかについて論じる。また、彼らの子孫たちの人生を時系列に沿って語る。また、1980年代後半から、居住国で見つかる仕事よりも高い賃金の単純労働をするために日本へ移動した日系人についても解説を加える。 Takenaka によると、そのような仕事については「本書全体を通して、特にペルーにおける事情の説明が他国のものより詳細である」 Lesser によれば、著者 Masterson の研究動機に鑑みると、ペルーに焦点の多くが当たっていることについては「不思議ではない」という。 Lesser は、ペルーに焦点を当てたことは「賢い選択」だったと論じる。その理由の一つは、日系ペルー人に関する研究は、日系ブラジル人に関するものよりもずっと量が少ないからである。
※この「全体構成」の解説は、「ラテンアメリカの日本人」の解説の一部です。
「全体構成」を含む「ラテンアメリカの日本人」の記事については、「ラテンアメリカの日本人」の概要を参照ください。
全体構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 08:35 UTC 版)
下流ゾーン 大地を流れる河川を軸とした大らかな景観を、川辺の広がりの「河原の景」、「大河の景」、ゆったりとした下流の「入江の景」で構成した自然体験ゾーン。 3月〜8月は11時から17時、9月〜11月は10時から16時で木船遊覧が楽しめる。料金は1人200円。 中流ゾーン 扇状地から平野に広がるのどかな景観を、草花咲く「田園の景」、池等にトンボやホタルが飛び交う「郷の景」で構成した、多様な河川生物とのふれあいの場。 中間渓流ゾーン 「瀬」と「淵」の自然景観と山里の人文景観を、茶畑や水車小屋等を含めた「山里の景」で構成した山里体験ゾーン。 山地渓流ゾーン 山深い山間・渓谷の自然環境を深山渓谷「山渓の景」、奇岩・岩礁の「渓谷の景」で構成した探検ゾーン。 川原の景 木舟乗り場 水車小屋 山里の景 渓谷の景 山渓の景
※この「全体構成」の解説は、「木曽川水園」の解説の一部です。
「全体構成」を含む「木曽川水園」の記事については、「木曽川水園」の概要を参照ください。
- 全体構成のページへのリンク