ヴァンフォーリエとは? わかりやすく解説

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ヴァンフォーリエ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 04:12 UTC 版)

忘却の首と姫」の記事における「ヴァンフォーリエ」の解説

リリア 年齢15歳(28話にて誕生日迎えるので正しく16歳) 家族:父・トリティア国王ティオルド・エヴノ・トリティア、母・王妃ソフィア・ローズ・トリティア第1子長姉・第1王女オーレリア第2子次姉・第2王女アマリア、第4子の弟・第1王子ローレンツ 茶色の瞳に、背を覆うハニーブロンドウェーブヘア眼のトリティア第3王女両親からは「リディ」と呼ばれていた。本人童顔と気にしている顔立ち同じく純粋培養箱入り性格からか、人懐っこい愛情表現は幼い。祖国立地上、常に周りを囲む大国アネルケーナ、サリト、エウリオス、3国の醜い野心原因である侵略脅かされ戦火晒されてきた弱小国でも男子相続絶対であり、なかなか世継ぎたる男児恵まれず女児ばかりの3人目ゆえに故国では「いらない王女」と蔑まれていた。凄惨な場や荒廃した国を目の当たりにし続けて常に自身無力さ責めながら、人の少ない城で庶民的暮らしていたことから家事もする程に飾り気がなく謙虚で素直、また父似のお人好し。そんな経験から首なし王の3662回に渡る見合い唯一初見からその姿に微笑み掛けたことで持参金不要リリア意志最優先などの破格条件で妃として迎えられる周辺諸国には完全な政略結婚であることを悲観されていたが、王からの贈り物などを契機にその心根触れて本心から想ううになる。が、恋愛経験のない王との遣り取りでは互いに勘違い多く第1話ではオーロラ彷徨う王の首に向かって尖塔からダイブするなど無鉄砲な行動をしがち。他人言葉踊らされやすいが、時として相手心情見抜く聡明さ発揮してベルージャ国のシュテファン・アイリスと彼女の従兄ジークハルトの結婚実現させた。母親似容貌父親譲り瞳の色だが、纏う雰囲気父親似ていることから自身では父親似た容貌だと思い込んでいる。 母の故国だったアネルケーナ国の宰ダヴィトから、アネルケーナ王家血を引く世継ぎ王子生まれたことで父テオ用済み暗殺した告げられ激しく動揺する。ヴァンフォーリエ国の保護援助トリティアに齎し、アネルケーナ陰謀から守られたことで九死に一生を得る功績知らず遂げたが、ダヴィトその事実を告げられるまで父の死真相知らなかった。ヴァンフォーリエに嫁いだ自身存在がヴァンフォーリエとトリティア両国災厄齎す元凶になってしまうと思い込み、レイフォードに自身殺して欲しいと懇願するが、心の底から愛してくれるレイフォードにより「貴方の命は私のものだ」と抱き締められる。 首なし王 年齢:160歳(10話にて誕生日迎えるので、正しく161歳) 正式名称:サン・ジャンセン・トゥーリス・ラ・フォンディティ・ガストン・マルガレーテ・ド・ネーデル・カスター・レイフォード・ヴァンフォーリエ 個人名:レイフォード 王都ルクルフにヴィクトリアス城を構える、ヴァンフォーリエ国現王。頭部がないその姿や大国辣腕揮う政治力などから、周囲には“首なし王”の通称恐れられている。代々の王の名を全て受け継ぐ風習により、非常に長い正式名称を持つ。 先王時代妾腹唯一の王子であったため、本妻を母に持つ王子達から母似の顔立ちなどをイビられて育つ。が、ある日遂に怒って自らの頭をオーロラの彼方に投げ飛ばしたことでヴァンフォーリエの王位継承に一番重要とされていた高い魔力示し一気王座に就くことになる。しかし、それらにより周囲とことん信用出来なくなり先王実母死後にはとうとう兄弟から遠縁に至るまで王族全員追放し国政1人行なううになる。心配した三つ子妖精姉妹ペリドット達により、3661回もの見合いをするが、親に無理矢理連れて来られ見合い相手達が軒並みその姿に恐れ慄いたことで、更に人間不信拍車掛かった模様趣味といえば仕事というワーカーホリックであり、三つ子侍女呆れられた。自身を怖がらなかったリリア惹かれ結婚したものの他者避けてきた経験から接し方が分からず、いつも尻込み勘違いをしている。リリア亡き父王を愛称テオ」で手紙書いていたのを見てしまった際は、恋人がいて自身結婚無理強いしたのではと勘違いした水平な首の断面暗く中に無数の小さな光があり、リリア曰く「星が散る夜空のよう」。戻って以降の頭は、デートなどリリア向けの偶の機会にだけ再装着するうになるが、基本的に面倒らしく、あまり付けことはない。特に出張時は寂しがるリリア預けられるうになる取り外し中でも半径100メートル内で王が意図、または逆に気が緩むと首に意識繋がり五感などの情報が体に届くようになる。頭がない時は声による会話はせず、身辺には最低限部下使用人として直接会話不要なテレパシー使える妖精族のみを置いている。外部人間発言する際は、テレパシー受けた側近ラバが主に代弁する。よってリリアとの結婚に当たり、王が即座に直接意思伝えられるよう城中スケッチブックペン用意された。また首なし時の食事食物かざした手から気だけを吸い取るもので、気を取られ食物一見そのままだが、味がほぼ消えてしまう。眉目秀麗な母譲りの顔は腰まであるストレート黒髪隠され作中ではあまり明確に描かれない悪魔のような評されるほどに冷徹な側面は今も息づいており、リリア精神的物理的に害するに対して発揮される世界の平和を守ろうとする姿勢高く評価する者もいれば、アネルケーナ国のダヴィトのように己の権力欲を満たすことしか頭にない輩は疎んでおり、予断許されないリリア故国であるトリティア国を足場見下す3国の陰謀トリティア国王暗殺の真相承知の上でリリア結婚したリリアの心を傷つけ苦しめたダヴィトに対して敢然と宣戦布告行い近隣諸国との調和重んじると共にリリアを守ると宣言した儀式を受ければリリア化け物自己嫌悪する我が身のようにトリティア家族を、魔力強さによっては授かったとしても子供すらリリアを遺して先に逝き如何なる重い悲しみ苛まれようと死ぬことは叶わぬ身となるため、リリア未だ正式な王妃ではない事実を彼女に隠していた。 ペリドット 青い髪をボブカットにした右脇に、いつも大きな白い飾り着けた、王の補佐1人。城で誕生した。元々の制服デザインダサい自分達でリフォームし、レイフォードがOKして以降はそれを着用している。 一応は妖精族ではあるのだが、珍しく短命な種族であり人間並み100年くらいで代替わりする妖精一員役目主君レイフォードの日頃の生活の世話花嫁探し細身女性であり、釣り上がった翆の猫目尖った耳。同じ容姿をしたアクアマリンガーネットとは三つ子姉妹で、長女三つ子の中で一番頭がいい。アクアマリンと共にリリア付いている場面もよくあり、リリアには秘密にされているが、リリアをいつでも捕捉出来魔法監視鏡を持たされている。王の執務中は身辺詰めていることが多い。そのせいか、三つ子の中では王に一番明け透けな物言い意見するしっかり者人間離れし魔力寿命影響妖精寄り精神構造だが、あくまでもレイフォードは人間であり、人間につけられた傷は人間にしか癒せないと知っている更には、レイフォードが人間愛されたがっていることを熟知していた。 アクアマリン 青い髪をボブカットにした、リリア付き侍女ペリドットガーネットとは三つ子姉妹で、次女。その武勇によりガーネットと共にリリア護衛始め衣・食・住世話をするメイド職、相談相手友達、妃教育係担当している。そのため、リリアには秘密にされているが、リリアをいつでも捕捉出来魔法監視鏡を持たされている。お調子者おしゃべり作者によれば名前の由来になった石の色通り一番影が薄くなったが、次女らしく調和役でもある。また三つ子は、装飾品細かさコマ内の人口密度を上げるという困り者三つ子の中で最初にレイフォードの恋煩いに気づいた。 ガーネット 青い髪をボブカットにした左脇に、いつも大きな黒い蝶飾り着けた、リリア付き侍女ペリドットアクアマリンとは三つ子姉妹で、三女三つ子で一番武術が得意。その武勇によりアクアマリンと共にリリア護衛始め衣・食・住世話をするメイド職、相談相手友達、妃教育係担当している。そのため、リリアには秘密にされているが、リリアをいつでも捕捉出来魔法監視鏡を持たされている。 ラバ 金髪碧眼眼鏡をかけ、キツネの耳のような葉っぱが頭に付いた、王の側近2人内の1人ラリマーと共にペリドット三姉妹教育係だった。 執務補佐から護衛まで、王の身辺に関する業務のほぼ全て担当している。王から外部人間への発言も主に代弁している。恋もまだな純朴な妖精だったが、やはり妖精であるフェール族の少女好きになり、些細なことから失恋ショックで本来の木の姿に戻ってしまったこともある。同僚側近ラリマーとは母同士姉妹木なため、従兄弟ラリマー 黒髪黒眼長身キツネの耳のような葉っぱが頭に付いた、王の側近2人内の1人執務補佐から護衛まで、王の身辺に関する業務のほぼ全部担当している。しかし、王の代弁言動迂闊なものが多く、よく周囲から絞られたり、ラバボケとツッコミ状態になっているガーネット曰く妖精の森千年を超す妖木の母が大好きなマザコンクンツァイト 幼児程の身長ホビット族で、ヴィクトリアス城の御者丸顔大きく外向き跳ねた白髪フサフサ口髭と眉、つぶらな瞳妖精。その容姿何処かトリティアリリア仕えていた老臣セバスチャン似ているイデア 妖獣ディライオロスの子供。外見は、白地黒斑のあるフレンチ・ブルドッグのようで「モンモン」と鳴く孵化した際、妖精の森に来たリリア最初に見てしまったことから「刷り込み」で懐いてしまう。妖精中でも1 - 2を争う凶暴強力な種族で強い子供しか育てないため、最初生存競争兄弟間で起こる。卵生母親木に卵を産むが、孵化する前に卵の中にいた頃、先に生まれた兄弟により卵を木の下落とされてしまった。成獣になると一面焼け野原にする程の業火を口から吐く。他国はただ“妖獣ディライオロス”というだけで恐怖し、実体知らない。あまり賢くはないがリリアにだけは徹底して忠実で、リリア自身対す悪口には容赦なく立ち向かうダヴィト放ったによりリリア襲撃された際、結界張って彼女を守ったリリア命名された名前は、リリア故国では"希望"を表す言葉。左の脚上と尻尾先端は、四つ葉のクローバー状のものが付いている。

※この「ヴァンフォーリエ」の解説は、「忘却の首と姫」の解説の一部です。
「ヴァンフォーリエ」を含む「忘却の首と姫」の記事については、「忘却の首と姫」の概要を参照ください。

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