ソフィア・ローズ・トリティア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 04:12 UTC 版)
「忘却の首と姫」の記事における「ソフィア・ローズ・トリティア」の解説
旧姓は「アネルケーナ」。アネルケーナ国の第一王女。父である国王も母である王妃も遠くアネルケーナ宮廷では孤独だったが、15歳の時に隣国に攻め込むための足場としてトリティア国の王妃として叔父でもある宰相ダヴィトに政略結婚を強要されて無理矢理に嫁がされた。幸いなことに夫であるトリティア国王とは心を通わせることが出来たため、輿入れした後はアネルケーナからの書簡を破棄し今後は一切処分するようにトリティアでの家臣に告げた。しかし、小国ゆえの僻み根性に囚われた夫の姉や家臣・国民の"王女ばかりの女腹"だと非難され、習慣の違いに戸惑っている心情を理解されずに大国の姫だからトリティアを蔑んでいると心無い中傷に晒された。それでも夫の愛に支えられて幸福な結婚生活を送り世継ぎの男児を出産して周囲が安心するのと同時に、その子を傀儡として操ろうと企むダヴィトにより用済みと看做され夫を暗殺された。その死から6年後、周囲に不要な「いらない王女」と蔑まれ自分達だけの子供だったリリアを恋愛結婚(国民と周辺諸国には政略結婚だと誤解された)でヴァンフォーリエに送り出した。
※この「ソフィア・ローズ・トリティア」の解説は、「忘却の首と姫」の解説の一部です。
「ソフィア・ローズ・トリティア」を含む「忘却の首と姫」の記事については、「忘却の首と姫」の概要を参照ください。
- ソフィア・ローズ・トリティアのページへのリンク