ビビンバ
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ビビンバは[1][2][3][4][5]、韓国語で混ぜご飯を意味する韓国の代表的な料理の一つ。ビビンパ、ピビムパプ、ビビンバブ、ピビンパップなどとも表記される[6]。丼にご飯を入れ、その上にナムルや肉、ぜんまい、なます、卵などの具を載せた料理で、コチュジャンやごま油などの調味料をかけ、匙でかき混ぜて食べる[5]。ビビンバの起源は祭祀の際先祖に供えて残った飯、肉、ナムルを混ぜて食べたという説、農耕の手伝いの人々に振舞う食材を野外で一度に混ぜて食べたことに由来する説、冬至の日に作り置いた総菜を年が明けても食べるのを嫌い、飯に混ぜ年越しまでに食べきったという説、他にも諸説あり、1998年に大韓航空が機内食として提供したビビンバが『世界最高の機内食賞』を受賞したことをきっかけに世界に広く知れ渡った[7]。
注釈
- ^ すき家のビビンバ牛丼、東京チカラメシの「ビビンバ焼き牛丼」など
出典
- ^ a b 「当たりの予感!「牛角監修 キムチビビンバ」日清カップメシから登場」『アスキーグルメ』2024年5月3日。2024年5月23日閲覧。
- ^ 「ファミリーマート、「紅麹」使用の弁当に返金対応 「ビビンバ炒飯」など26万個対象」『産経新聞』2024年3月28日。2024年5月23日閲覧。
- ^ a b 「【セブン-イレブン】新発売のおむすび3選!「旨辛ビビンバおむすび」ピリ辛のコチュジャンが詰まってます」『LIMO』2024年5月21日。2024年5月23日閲覧。
- ^ 「「ほっともっと」今年もやってきたアジアンフェア第一弾!甘旨ダレの牛焼肉とたっぷり野菜が混ざり合う絶妙な味わい『1/2日分の野菜が摂れる!焼肉ビビンバ』」『PR TIMES』2024年3月27日。2024年5月23日閲覧。
- ^ a b c d e 「「ビビンバ」?「ピビンパ」?「ビビンパ」?」『毎日ことばplus』2014年1月25日。2024年5月23日閲覧。
- ^ 中村和希 (2019年10月26日). “「ビビンバ」?「ピビンパ」?「ビビンパ」?”. 毎日ことば. 校閲記者ブログ. 毎日新聞 校閲センター. 2020年9月7日閲覧。
- ^ 「グーグル検索世界1位「ビビンバ」【萬物相】」『Chosun Online』2023年12月31日。2024年6月4日閲覧。
- ^ 全州ビビンバ祭り 2014 KONEST
- ^ 彩り鮮やかな韓国伝統料理「ビビンバ」 韓国観光公社
- ^ 慶南(キョンナム)大伝統食生活文化研究院長[1]
- ^ ソウル市HP・総合観光情報・食べ物・グルメ[2]
- ^ 韓国観光公社・グルメ・レシピ・ビビンバ[3]
- ^ 石焼ビビンバ wow新大久保
- ^ 国立国会図書館デジタルコレクション『料理網目調味抄 第二巻』「飯の部」「芳飯」(享保15年(1730年)1月)
- ^ 福田浩:江戸料理「なべ家」店主(キッコーマン「江戸の飯」2012年9月19日)
- ^ 国立国会図書館デジタルコレクション 『骨董飯』(著者・熊本謙二郎、出版者・有朋堂、明治41年(1908年)12月11日発行)
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