キースシリーズとは? わかりやすく解説

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キースシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:25 UTC 版)

ARMS」の記事における「キースシリーズ」の解説

テキサス州ギャローズ・ベルにおいてミスカトニック大学調査発見され最初アザゼルアザゼル-α)との初の接触実験中にアザゼル捕食され唯一人生存者となったキース・ホワイト博士の持つ遺伝情報によって産み出されたクローン・チャイルド。少なくとも87人以上の個体造られたが、1979年7月5日発生したセロ叛乱」により最初アドバンスト ARMS 適性者であるM-83(キース・ブラック)に選ばれ二人幹部(キース・シルバー、キース・バイオレット)と幹部候補生(キース・レッドら)を除き全て抹殺された。彼らと「セロ叛乱以前にサミュエル・ティリングハースト博士の裏切りにより廃棄処分免れ高槻夫妻保護され逃亡したブルーメン」のリーダー、キース・ブルー(エドワウ)の総称を指す。

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キースシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:29 UTC 版)

ARMSの登場人物」の記事における「キースシリーズ」の解説

エグリゴリ中枢の権力者キース・ホワイト博士のクローンチャイルドで、それぞれ異なる「個性」を有しており独自の判断感情有する長兄であるキース・ブラックを除いてブラックに「選ばれた」もしくは造られた」存在。カラーネームを与えられ父親同じくエグリゴリ最高幹部の座にある。 キース・ブラック / セロ 声 - 置鮎龍太郎 エグリゴリ統率する最高幹部筆頭で、現キースシリーズの長兄思慮深く、常に微笑み絶やさないアドバンストARMS "ハンプティ・ダンプティ"(神の卵)を宿しあらゆるエネルギー吸収し刃先が単分子レベルの厚みしかないこの世で最も鋭利な剣「神剣フラガラッハ」を始めとする様々な他のARMSの力の取り込み使用するアリスの「絶望」の意志託されている。 ARMS移植前は「M-83」と呼ばれ、エドワウ(後のキース・ブルー)やティリングハーストからは「セロ」と呼ばれる気弱な性格少年だった。αチームキースたちからいじめに遭うのを、同じβチームのエドワウに庇われていた。エドワウとは兄弟の絆で固く結ばれており、互いに名前を交換した。彼と同じくアザゼル取り込まれアリス声を聞くことが出来たが、エドワウがアリス会話しないようティリングハーストに懇願していた。エドワウの移植実験失敗後、エドワウと同じくアリスの声が聞こえるようになり、皮肉にもアリス以外では初のARMS適合者となる。移植手術成功祝いエリア51集ったホワイトエグリゴリ最高幹部研究者をほぼ皆殺しにし、外部端末接続したアリスにより米国報復システム乗っ取る組織実権掌握した後、生き残ったティリングハーストを含む研究者たち服従させ、自らが幹部選んだキースシリーズを除く他のクローンたちを抹殺したその後、ティリングハーストの裏切りでブルー託され4つオリジナルARMSコア行方追い、ジェームズ・ホワンこと高槻の手引きで鐙沢村襲撃新宮修一郎をその手にかけ、隼人左腕切り落としたアリス意思の下、「プログラム・ジャバウォック」を着実に遂行していく。キース・ホワイト殺害時にハンプティ・ダンプティ能力より取り込んでしまったホワイト残留思念翻弄され、その目的とする所を察知し自分自身と共にキース・ホワイトを滅ぼすべくARMS殺し能力を持つジャバウォックの手かかろうとするが、その寸前ホワイトに体を乗っ取られる。しかし、後にハンプティ・ダンプティ取り込まれたキース・ブルーと再会果たし、父に引導を渡した。 キース・レッド 声 - 速水奨 エグリゴリシークレットエージェントアドバンストARMS "グリフォン"(幻獣)を宿し両腕や腕のブレードからの超振動及び超音波物質分子結合干渉して触れる物全て分子レベルにまで破壊し、また第一形態でも傷や骨折はおろか頭部への銃撃さえも即座に回復する高い再生力を持つ。 他のキース達と同じ遺伝子プールから生まれた存在ではあるが、“欠陥品”“初期不良品”的な存在であり、正式にはキース・シリーズには加えられておらず、最高幹部の座も与えられていない直情的な性格他のメンバーとは反り合わず、ほとんど独自の行動をしていた。 ボーエン兄弟暴走止めるよう幹部のキースシリーズ達に命じられ東高校にてジェフ・ボーエンを惨殺その後隼人から身に覚えのない父の仇呼ばわりされ苦笑しつつ涼やアルたちを見逃すその後鐙沢村訪れた涼たちを前に組織裏切ったメアリー・カッツらを抹殺する。だが、その際発動しジャバウォックの爪で顔に傷を負う。 他のキースシリーズを圧倒する高み上るため、オリジナルARMS奪取執着意図的にブルーメン情報リークするなど、エグリゴリ上層部の意に反した行動を取る。レッドキャップス率いて藍空市襲撃し寝返ったX-ARMYの内、キクロプスとヴォルフ惨殺し、魔王クリフ圧倒的な力でねじ伏せる。「スナーク狩り作戦に自ら加わり隼人交戦覚醒したナイトの持つ「ミストルティン」に貫かれたことでナノマシン機能停止コア残し肉体は灰となって崩れ落ちて死亡した。 キース・シルバー / アレックス 声 - 川津泰彦 エグリゴリ最高幹部一人。現キースシリーズの次兄アドバンストARMS "マッドハッター"(帽子屋)を宿し、腕からの荷電粒子砲ブリューナク」を使う。アリス「闘争」意志宿す。 キースシリーズになる前は、メキシコ研究所育ち研究所職員に「アレックス」と名付けられていた。本来は争い好まない温厚な少年だったが、プログラム縛られ、キース・ブラックの命令自分産み育てた研究者たちその手にかけ、戦闘型ARMSとして存在する道を自分意思で選ばされてしまう。その結果現在のような好戦的な人格形成するに至るが、潜在的にブラック呪縛や「プログラム・ジャバウォック」から自由になることを強く望んでいた。 ジャバウォック滅殺ようとするが、ギャローズ・ベルでの戦闘においてジャバウォック反物質砲を覚醒させてしまい、左肩に再生不可能な傷を負わされるその後しばらくの昏睡状態から目覚めた後、人から無理やり与えられた物とはいえ、己に与えられ使命プログラム「闘争」自身構成する確かな物と悟り、それに抗うことを止めて戦闘生命として生きること決意カリヨンタワー内での戦闘において部下皆殺しにした後に涼との最終決戦挑むが、ARMS暴走し自らを焼き尽くすほどの高熱帯びる。灼熱の炎の中で涼の手コア取り出され戦死遂げた。 キース・グリーン 声 - 私市淳 エグリゴリ最高幹部一人。現キースシリーズの末弟10代最年少アドバンストARMS "チェシャキャット"(チェシャ猫)を宿し空間干渉能力による空間転移や、物理的特性左右され全ての物質切り裂く空間断裂を操る。アリスの「希望」の意志託されており、本来は柔和な性格であったが、キースシリーズの持つ運命翻弄され屈折してしまった。 当初はキース・ブラックの命により「プログラム・ジャバウォック」のためだけに鐙沢村カツミ保護するが、やがてカツミ心惹かれるうになるカツミ対す独占欲から、ギャローズ・ベル脱出してグランドキャニオン現れオリジナルARMSたちと「チャペルの子供達」を襲撃鼻歌交じり逃げ惑う子供たち戦闘ヘリ殺戮される様を傍観した。だが、その行為が涼たちの怒り呼び覚ましてしまい空間断裂打ち破ったジャバウォック驚愕し撤退するカツミに「全力で涼たちの行方探している」と嘘を吹き込みニューヨーク豪邸二人だけの生活を楽しんでいた。カツミ接するうちに人間らしい感情芽生え、「プログラム・ジャバウォック遂行の為、カツミ生け贄にしようとするブラック意志反発ブラック命令カツミ奪いに来たジェームズ・ホワンと対決し完全体となって魔剣アンサラー」で圧倒するが、ARMS発動させグリーン以上に自身空間干渉能力強化したホワンに惨敗する。だが「プログラム・ジャバウォック」が大詰め迎えにあたり、キース・ブラックを倒してカツミ救出する決意固め司令室襲撃するも、ハンプティ・ダンプティ能力により空間干渉能力奪われ挙げ句返り討ちにされ瀕死の重傷を負う。愛すカツミのため、彼女の最愛の人である涼の前に現れ重傷をおして空間転移によりカリヨンタワー司令室案内した後、涼とカツミ看取られて絶命した。 キース・バイオレット 声 - 桑島法子 エグリゴリ最高幹部一人現存するキースシリーズ唯一の女性アドバンストARMS "マーチ・ヘア"(三月兎)を持ち、光を操りホログラムレーザー光線駆使するバロールの魔眼」の使い手アリスの「悲哀」の意思託されている。初登場時から中盤までは涼やかな余裕携えた大人女性感じさせる雰囲気口調女性的なのだったが、絶望へと突き進む現実悲観して次第にやや険の立つ苛烈性格口調へと変化していったものの、彼女の本質そのもの変化していない。 キースシリーズはみな整った容姿持ち隼人通行人見初められる等、彼女も「美人」と呼んで差し支えない容姿を持つが本人には全く自覚が無い。 平和を願う唯一のエグリゴリ最高幹部政治的手腕長け片腕としてキース・ブラックの信任厚く、彼女も長兄ブラック敬愛している。兄弟たち愛す反面、自らが「マッドティーパーティ」と称する茶会の席で隼人オリジナルARMS情報警告与えつつ導く。グランドキャニオンでキース・グリーンに襲撃され、「チャペルの子供達」の大半殺害され怒り震える涼たちの前に州軍率いて現れ、恵との交渉により負傷者救助したまた、ティリングハーストが涼たちに拉致された際には密かに隼人接触してカツミとの人質交換申し出るなど、独自の意志理念をもって行動する。巌の導き隼人知り合ったママ・マリアの旧友一人であり、葬儀の列に参加その際に、かつて「兵器としての自分迷い感じてママ・マリアと対面した際に、彼女の導き救われたこと告白するカリヨンタワー決戦終盤で「プログラム・ジャバウォック」が大詰め迎えにあたり、彼女が思い描いた希望悉く絶たれたことに絶望予想される悲劇食い止めるべく、見守り続けた涼らオリジナルARMS達と敵対する。だが、親交深かった隼人に「バロールの魔眼」の能力破られ敗北。巌の手カリヨンタワーから救出された後、彼女が恐れていたジャバウォック暴走目の当たりにし、敬愛していた長兄ブラックが父ホワイト乗っ取られ事実を知る。 ニューヨーク戦い生き延びた彼女は、巌から「友人」として来日促され高槻家ホームステイする。その際エグリゴリ残党計画している「プログラム・バンダースナッチ」の情報もたらしたARMS能力を喪ってもカツミ取り戻すための戦い身を投じようとする涼たちを力ずく制止しようとしたキース・ブルーを、美沙と共に妨害「妹」として「兄」であるブルー対面を果たす。キース・ホワイトの計画により自らに課せられた運命呪い、自らが涼たちに課してしまった運命悔いるブルーに、運命切り拓く希望」が涼たちと共にあると諭す。「息子たち」を守るため父との戦い身を投じたブルーと意を同じくして、父であるキース・ホワイトとの戦い身を投じる決意をし、最後の戦いでは涼たちの心強い味方として共闘する最終決戦において、キース・ホワイトの死と同時に砕け散ったハンプティ・ダンプティコアにより、彼女の持つアドバンストARMSの力は消失呪われた運命から解き放たれたことをブルーブラックを含むキースシリーズの兄弟たちから告げられ、「一人人間」として生きる未来を託された。その後隼人と共に涼が下した最後選択見届ける最終話において、キースシリーズとして唯一の生き残りとなる。米国国務長官としてアリス産み出し愛した青い薔薇「ブルーウィッシュ」を携えパレスチナ和平尽力している姿が描かれた。 キース・ブルー / エドワウ ブルーメン参照キース・ゴールド 涼より以前ジャバウォックコア移植され最初期のキースシリーズの一人実戦テストサイボーグ兵士を粉砕するほどの力を発揮したが、ある日突如ジャバウォック変貌してエグリゴリ施設内を暴れまわった後、サミュエル、キース・ホワイト両名目の前で乾いた泥のように崩れ去った。 この事件きっかけジャバウォックを含む自己意思持ったオリジナルARMSは「手に負えない」と判断され人為的な意思介在しない実戦的ARMS、すなわちアドバンストARMS開発に至る。

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