「闘争」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/09/28 15:01 UTC 版)
「交響曲第3番 (スクリャービン)」の記事における「「闘争」」の解説
第1楽章は、主楽想の変形がヴァイオリンに登場し、それが低音に引き継がれて、次第にクライマックスを築き上げていく。それが消え去ると、弱音器を付けた弦楽器に讃美歌調の主題が登場する。続いて木管楽器とヴァイオリンが、低音の伴奏に合わせて第2の旋律を歌い出すと、今度は長いトレモロに乗って「ドレスデン・アーメン」を連想させる主題が登場し、トランペットが充実した伴奏に合わせて、いくつもの主題を原形で示す。 再現部の後で、激しい伴奏に合わせてホルンとヴァイオリンに主楽想が戻ってくる。第1楽章の締め括りは激しいが、徐々に減衰し、休みなく第2楽章に突入する。
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