『F-ZERO AX』に登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 09:10 UTC 版)
「F-ZEROの登場人物」の記事における「『F-ZERO AX』に登場」の解説
『GX』では『AX』と連動しマシンを選択するか、各話ストーリーモードのベリーハードランクをクリアすることによっても追加できる。 ドン ジーニー (Don Genie) 声 - 茶風林 65歳。兵器の大量密売、エネルギー資源の横流しなど多くの悪事を重ね、過去幾度となく投獄されてきた宇宙商人の首領。勾留される度に多額の保釈金を支払い保釈されている。F-ZEROパイロット随一の巨漢。ブラック シャドーとの関連性も噂されている。「10億では葉巻も買えない」「10億以上の利子が1秒で手に入る」金持ちだが、非常にケチな性質で、寄付はおろか「全く、時間の無駄だな」と言ってサインもしてくれない。グランプリ参戦の理由は不明ではあるが、F-ZEROグランプリの買収を示唆する発言はしている。 搭乗マシンはファットシャーク (FAT SHARK) 。「太った鮫」ではなく「豊かな詐欺師」という意味。製作:ジーニー財閥宇宙娯楽施設推進事業団、エンジン:NG-S05-GOLD×5、重量:2,490キログラム、性能評価:A/B/E、No.31。最も重量のあるマシンでありながら加速性能も悪くなく、ブースト出力はすべてのマシンで最も高い。さらにボディ強度もトップレベルに硬い。その反面コーナリング性能は絶望的であり、少しスティックを触っただけでみるみる減速する。また、セッティングを最高速度重視にしても最高速度は伸びない。タイムアタックに使われることが多い。アニメ版 『AX』のキャラクターの中で唯一アニメ版に登場。武器商人としてレースを開催したりしていた。しかし彼の正体はブラック シャドーの影にすぎなかった。一度だけマシンに乗る場面があったが、ファットシャークではなく、バーサーカー(ファルコン)のレッドブルと同型だった。なおゲーム版『ファルコン伝説』および『CLIMAX』には登場しない。『AX』と異なり丁寧な口調で喋る。 デジ ボーイ (Digi-Boy) 8歳。本名はテリー ゲッター (Terry Getter) 。アインシュタイン・アカデミー在学の天才発明少年。地球人の中で最も高い知能指数の持ち主という説もある。自らが勝つよう計算し尽くされた理論でマシンを設計。難しい操作はすべて自動化して、片手で操作できるようにした。今興味があるのは、サムライ ゴローの生態研究。シャロンという子が気になるようだが、彼女のことは予測不可能であることのこと。 搭乗マシンはコズミックドルフィン (COSMIC DOLPHIN) 。製作:デジボーイ、エンジン:TG3014×2、重量:900キログラム、性能評価:E/A/C、No.32。ボディ強度と最高速度に難があること以外は確かにバランスはよい。 ダイ・サン・ゲン (Dai San Gen) 3人ともに64歳。チャイナル星人の3つ子。ダイとゲンは男、サンは女。名前の由来は麻雀の大三元から(サインもこう書く)。ダイがハンドリング、サンがナビゲーションとブースト、ゲンがアクセルとブレーキを担当している。テレパシーを使い絶妙なコンビネーションを見せる。ダチョウ倶楽部の物まねが得意。 搭乗マシンはピンクスパイダー (PINK SPIDER) 。製作:ツモ リーチ、エンジン:MJ-1192×3、重量:1,100キログラム、性能評価:C/C/A、No.33。コーナリング性能に優れるが、それ以外は平均的な性能。 スペード (Spade) 年齢不詳。サーカス団の奇術師。経営困難にあるサーカス団を立て直すために参戦。しかし、気まぐれな性格ゆえに成績は安定しない。マスクの下はサーカス団の仲間も知らないようだが、本人曰く、腹部に浮いている球体が本体である。3歳になる息子がいて、その容姿は彼にそっくりであるとのこと。 搭乗マシンはマジックシーガル (MAGIC SEAGULL) 。製作:ミルク・ド・サマシユ、エンジン:NG-B35-HOT×3、重量:1,330キログラム、性能評価:B/A/E、No.34。41台中唯一中が見えないうえ、ドアもなく、どのように乗り込むのかも不明。アルファベットのWに似たフォルムをしている。性能的にはコースを選ぶマシンであるが、表示上の性能よりもグリップ性能はさほど低くない。なお、『GX』での出現条件が他の『AX』のキャラクターと異なる。 ダイゴロー (Daigoroh) 10歳。サムライ ゴローの一人息子。だが、盗賊団のボスである父親が梃子摺るほどの悪ガキ。サッカー、野球、武術が得意(算数は苦手)。剣の腕にいたっては父親以上である。だが、そんな彼も父親のことは「デブでイビキがうるさいけど男の中の男だぜ!」と尊敬している。パイロットセンスは父親並、あるいは、それ以上とされており、将来を期待されている。 搭乗マシンはシルバーラット (SILVER RAT) 。製作:トラエモン エチゴヤ、エンジン:RM-0634×1、重量:880キログラム、性能評価:D/A/D、No.35。ガスターのグリーンパンサーの系譜に繋がるマシンだが、その性能は大きく異なる。最も小型なマシンで、加速性能、ブースト性能に優れるが、最高速度は最低クラス。さらにボディ強度も低く、マシンの重量も軽いため、超上級者向けマシンである。 プリンシア ラモード (Princia Ramode) 16歳。わがままで好奇心旺盛な、マジカール星デザート王国のお姫様。王宮では、習い事とパーティーばかりの生活に退屈している。諸国(諸星)漫遊の旅で立ち寄った地球でF-ZEROグランプリを見た際に、そのスピード感に魅せられ、家来たちにマシンを作らせ参戦。へそ出しルック、ハート型のサングラスと、とても王女とは思えない格好をしている。年の割に、スタイル抜群で、F-ZEROの女性陣の中で文句無し一位の巨乳(そのスタイルを保つ秘訣は、本人いわくトップシークレット)。サムライ ゴローに興味があるようである。 搭乗マシンはスパークムーン (SPARK MOON) 。製作:デザート王国科学技術庁開発局、エンジン:KD-E072-PS×2、重量:1,620キログラム、性能評価:B/C/B、No.36。最高水準の安全装置と、有名パイロットのテクニックがインプットされた人工知能が搭載されており、お姫様であるプリンシアにも扱いやすくなっている。特にボディ強度に優れる。 リリー フライヤー (Lily Flyer) 14歳。銀河宇宙連邦軍の予備部隊所属の優秀な少女。F-ZEROには訓練の一環として参戦している。上官には絶対服従し、任務の遂行のみを目標に行動しているが、そんな彼女も、本当はフルーツパフェが好物、カエルの小物を集めるのが趣味、ハート模様が好き、自由に生きて恋することを夢見ている、といった天真爛漫な少女である。いわゆるツンデレに近い性格。『GX』のムービーでは、アントニオ ガスターやブラッド ファルコンも利用しているなにかとトラブルが起こるコインランドリーを利用している。 搭乗マシンはバニーフラッシュ (BUNNY FLASH) 。製作:マンティコア エンジニアリング社、エンジン:FGS-A007M×2、重量:1,414キログラム、性能評価:D/B/A、No.37。可愛らしい見た目とは裏腹に性能は高い。グリップ性能に優れる分ドリフトが効きにくいが、加速性能やブースト性能は強力。重量は末尾1の位が「0」となっていない稀有なマシン。 ピージェイ (PJ) 35歳。惑星間タクシー「ギャラクシーキャブ」の運転手。一番の稼ぎ手だったが、社長とケンカ(原因は給与アップの要求)して謹慎処分を喰らってしまい、その後F-ZEROの広告を見て、タクシーを改造して参戦(料金メーターはつけたままにしている)。酔っ払いと熱愛カップルの客は苦手。スピード違反を頻繁に起こし、銀河宇宙連邦にお世話になっている。語尾に「ッス」を付ける。 搭乗マシンはグルービータクシー (GROOVY TAXI) 。製作:ピージェー、エンジン:CY94-H2×2+NG-C32×2、重量:1,280キログラム、性能評価:B/D/B、No.38。タクシーがベースとなっているため、41台のマシン中唯一4人が乗れるスペースが設けられている。タクシー業界では暴走行為は厳禁であるため、ブースト性能はあえて抑えてあるが、それ以外の性能はバランスが取れている。 キュースリー (QQQ) 年齢不詳。フェニックスの相棒ロボット。控えめな性格。彼が未来から連れてきた、タイムトラベルのナビゲーターメカだが、人工頭脳が一部故障しており、記憶喪失になっている。キャプテン ファルコンの走行データを参照したようだ。休日は南の島のリゾートで、トロピカル・オイルを飲んでのんびりと過ごしている(『GX』のムービーを参照。実際はキュースリーが鮫に襲われるが、ロボットパワーで感電させて沈没させた)。 搭乗マシンはローリングタートル (ROLLING TURTLE) 。製作:フェニックス、エンジン:SS-A310-CT×4、重量:999キログラム、性能評価:A/D/B、No.39。重量が999キログラムなのは、彼の名前(キュースリー→9three)からきている。軽量なマシンではあるが、ボディ強度とグリップ性能が高いため扱いやすい。重量は末尾1の位が「0」となっていない稀有なマシン。 No.39であるのも、39を入れ替えると、93(キュースリー)になるからである。 フェニックス (Phoenix) 26歳。時空警察の刑事。宇宙の歴史が変わるのを阻止するため、29世紀より派遣されてきた。とある時間犯罪者を追い続けている。時空警察の規則で、任務に関係ない未来の情報を教えたり、レースの賞金を受け取ったりすることは禁止されている。『AX』の主役級キャラクターで、キャプテン ファルコンとよく似た容姿を持つ。 搭乗マシンはレインボーフェニックス (RAINBOW PHOENIX) 。製作:不明、エンジン:RP2001×2、重量:1,080キログラム、性能評価:B/B/C、No.40。ブースト使用時やダッシュプレート使用時に、一時的に両翼が広がるギミックが搭載されている。未来で製造されたマシンなので、何世代も先の技術が使われているはずなのだが、あえてリミッターをかけて性能を抑えている。とはいえマシンの性能はバランス良く高い。
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