『F-ZERO ファルコン伝説』(アニメ版)での設定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/04 15:22 UTC 版)
「キャプテン・ファルコン」の記事における「『F-ZERO ファルコン伝説』(アニメ版)での設定」の解説
担当声優は田中秀幸。 ゲームと同じく謎多き一流のレーサーにして賞金稼ぎとして登場。原作と同じく寡黙な性格であまり多くを語らないが、主人公のリュウ スザク率いる高機動小隊を影から支援する頼もしい存在。ブラックシャドーの野望を止めるため、ダークミリオンと激しい火花を散らしている。 その正体はリュウの行きつけのカフェテリア「ファルコンハウス」のマスター、バート・レミング。また、本名はアンディ・サマーであり、ジョディ・サマーの兄である。 「キャプテン・ファルコン」とは単に彼が身を隠す為の名前ではなく、遥か昔から受け継がれてきた「正義の味方」の名前であり、ブラックシャドーと対をなす存在。少なくとも、第一回F-ZEROグランプリが開催された70年前には存在していた様子。最終回ではファルコンパンチ(この技はもともと『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズでの技。アニメでは炎ではなく電気を纏っている)でブラック シャドーを道連れに消滅した(ただ同じく動力炉にいたゾーダが無事だったことが判明するため、厳密に言うと消息不明であるといえる)。アンディ・サマーの消滅後は、世界を救ったリュウ・スザクが新たにキャプテン・ファルコンの名を襲名することになる。 なお、アンディ・サマー時代の彼は銀河連邦警察に所属していたのだが、銃撃戦時にゾーダが発射したバズーカの弾からジョディを庇って殉職したとされており、ジョディも即死は免れたが身体の大半をサイボーグ化するほどの重傷を負っていた。そのため、再生治療やサイボーグ化などを受けたとみられるが、それに関しては一切明かされなかった。 ファルコンの時は寡黙な印象が強いが、バートの時は穏やかで人当たりが良く、紳士的な態度を見せている。ただし「バートのF-ZERO教室」ではナルシストな性格で、ブラック シャドーの事を異常なまでに毛嫌いしている事が窺える(同じ悪党で、かつ自分と妹因縁の相手であるはずのゾーダのことは面白い人と言っており、ブラック シャドーへの嫌悪は悪への憎しみというよりは私怨に近い)。なお、同コーナーでは本編で正体が明かされた後も自身がファルコンだとは一切言わなかった(ただし前述のようにナルシストのため、あからさまにファルコンを褒め称えている)。絵は上手くはない。 好物は納豆(カレーにかけてよく食べる)であり、嫌いな食べ物はシイタケ。
※この「『F-ZERO ファルコン伝説』(アニメ版)での設定」の解説は、「キャプテン・ファルコン」の解説の一部です。
「『F-ZERO ファルコン伝説』(アニメ版)での設定」を含む「キャプテン・ファルコン」の記事については、「キャプテン・ファルコン」の概要を参照ください。
- 『F-ZERO ファルコン伝説』での設定のページへのリンク