地図と測量の科学館 地球ひろば

地図と測量の科学館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/18 13:56 UTC 版)

地球ひろば

「くにかぜ」

屋外展示であり、メインは20万分の1地勢図をつなぎ合わせて作ったセラミックタイルでできた[13]球体模型である[16]。地球の丸さや日本の国土の広さを体感できる[7]。つくば市を中心として[16]、日本列島全体を包含する半径2,200kmの範囲を切り取ったもので[13]、実際の直径は21.5mである[16]。身長170cmの人が球体の上に立つと、高度約300kmの軌道上にある人工衛星から日本を見下ろしているのと同じように見える[17]2011年(平成23年)3月11日に発生した東日本大震災以降、一般公開を中止していたが、大塚オーミ陶業が修復し、平成の大合併を反映した地勢図を使った模型に生まれ変わった[18]

測量用航空機「くにかぜ」の展示も行われている[13]

歴史

地図と測量の科学館の開館前より、地図関係の書物を多数所蔵する機関は、国立歴史民俗博物館神戸市立博物館天理大学附属天理図書館など日本各地に存在したが、「地図専門」の博物館はなく、ましてや測量に関する博物館は存在しなかった[6]。また既存の地図関係資料を所蔵する機関は、すべての人々にとって親しみやすい施設であるとは言い難い状況であった[6]。そこで、1988年(昭和63年)4月21日日本学術会議は「科学技術の最先端を行く国にふさわしい地図に関する博物館」の建設を内閣総理大臣に対して提言した[19]。提言時点での施設名の仮称は「国立地図博物館」であった[19]

これを受けて、国土地理院は有識者の意見を聞きながら、地図や測量について親しめるような施設を設置することを検討することになった[20]。そして1996年(平成8年)6月1日に「地図と測量の科学館」が開館した[4]。この年のには、日本国際地図学会の定期大会が、オリエンテーションルームで開催された[13]

2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生、地図と測量の科学館も被災したが、4月23日より再開した[21]。しかしその時点で地球ひろばの球体模型は復旧しておらず、同年12月23日に修復されたものが公開された[18]。制作費用は5355万円である[22]

交通

駐車場あり(無料)[8]




  1. ^ 国土地理院広報"4万人を超えました!-「地図と測量の科学館」平成16年度の入館者数-"2005年4月(2012年4月29日閲覧。)
  2. ^ a b c d e f g いばらき観光サーベイ委員会 監修(2006):215ページ
  3. ^ a b c 山本(2006):25ページ
  4. ^ a b 長岡(1997):42ページ
  5. ^ a b c d 長岡(1997):43ページ
  6. ^ a b c d 日本測量協会(1996):34ページ
  7. ^ a b c 常陽ぷらざ(2012):10ページ
  8. ^ a b アイドマ・スタジオ 編(2010):44ページ
  9. ^ OBのたわごと(2014年2月15日閲覧。)
  10. ^ 2012年6月中旬現在の地図は平成19年のデーターである。
  11. ^ a b c d e f 長岡(1997):44ページ
  12. ^ a b c 日本測量協会(1996):36ページ
  13. ^ a b c d e f g h 長岡(1997):45ページ
  14. ^ 財団法人日本地図センター"つくば販売カウンター - 日本地図センター"(2012年4月30日閲覧。)
  15. ^ OBのたわごと(2014年2月15日閲覧。)
  16. ^ a b c d 小澤(1997):17ページ
  17. ^ a b 山本(2006):27ページ
  18. ^ a b 大塚オーミ陶業"国土地理院 陶板による日本列島球体模型を公開"2012年2月7日(2012年4月30日閲覧。)
  19. ^ a b 日本測量協会(1996):35ページ
  20. ^ 日本測量協会(1996):34 - 35ページ
  21. ^ 国土地理院総務部広報広聴室"「地図と測量の科学館」再開と「東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)関連展示」のお知らせ"(2012年4月30日閲覧。)
  22. ^ 国土地理院"公共調達の適正化について(平成18年8月25日付財計第2017号)に基づく競争入札に係る情報の公表(物品役務等)"平成23年度(2012年4月30日閲覧。)
  23. ^ 「地図と測量の科学館」ご利用案内|国土地理院”. 2018年11月18日閲覧。
  24. ^ つくばサイエンスツアーバス|関東鉄道|地域のふれあいパートナー”. 2018年11月18日閲覧。


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