suffrageとは? わかりやすく解説

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suffrage

別表記:サフラージ

「suffrage」の意味・「suffrage」とは

「suffrage」は英語の単語で、選挙権投票権を指す。政治的な文脈でよく用いられ、特に成人市民政府を選ぶ権利を示す際に使用される例えば、19世紀から20世紀初頭女性参政権運動は「women's suffrage」と呼ばれ女性政治に参加する権利求めた歴史的な運動を指す。

「suffrage」の発音・読み方

「suffrage」の発音IPA表記で /ˈsʌfrɪ/ となる。カタカナ表記では「サフリジ」と読む。日本人発音する際のカタカナ英語では「サフリッジ」となる。この単語発音によって意味や品詞が変わるものではない。

「suffrage」の定義を英語で解説

「suffrage」は英語で"The right to vote in political elections"と定義される。これは政治的選挙での投票権意味する例えば、"Universal suffrage"は普通選挙指しすべての成人選挙投票する権利を持つ状態を示す。

「suffrage」の類語

「suffrage」の類語としては「franchise」や「voting rights」がある。これらも同様に投票権意味する単語である。「franchise」は特に法的な文脈使用され、「voting rights」はより直訳的な表現である。

「suffrage」に関連する用語・表現

「suffrage」に関連する用語としては、「universal suffrage」や「women's suffrage」がある。「universal suffrage」は全ての成人投票権を持つ状態を指し、「women's suffrage」は女性投票権を指す。これらは「suffrage」を含むフレーズで、特定の集団投票権を示す。

「suffrage」の例文

1. The suffrage movement in the 19th century led to women gaining the right to vote.(19世紀選挙権運動女性投票権を得る結果となった。)
2. Universal suffrage is a fundamental principle of democracy.(普通選挙民主主義基本的な原則である。)
3. The country granted suffrage to all its citizens over the age of 18.(その国は18歳上の全市民投票権与えた。)
4. The fight for women's suffrage was a significant part of history.(女性の選挙権求め闘争歴史重要な部分であった。)
5. The suffrage of the people is the basis of any democratic system.(人々選挙権はどんな民主制度基礎である。)
6. The suffrage movement was instrumental in achieving political equality.(選挙権運動政治的平等を達成するうえで重要な役割果たした。)
7. The right to suffrage is enshrined in the constitution.(選挙権憲法によって保障されている。)
8. The struggle for suffrage was a long and arduous journey.(選挙権求め闘争長くて困難な道のりであった。)
9. The suffrage movement marked a turning point in the history of civil rights.(選挙権運動市民権歴史における転換点示した。)
10. The expansion of suffrage was a major step towards a more inclusive society.(選挙権拡大はより包括的な社会への大きな一歩であった。)

選挙権

(suffrage から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/25 07:58 UTC 版)

選挙権(せんきょけん、英語: Suffrage)とは、政治における参政権の一種であり、地域での選挙に参加できる資格またはその地位を指す。これは選挙において投票する権利(投票権)のみならず、選挙人名簿への登録や選挙の公示を受ける権利や、議員定数に著しい不均衡が生じた際に選挙人がその是正のための立法措置を求める権利なども含まれる。


注釈

  1. ^ 日本においては憲法学者清宮四郎が唱えた「権利・公務両方の側面を有する」とする選挙権二元説(せんきょけんにげんせつ)も有力学説として存在している。
  2. ^ 二院制の国は下院の選挙権年齢。各国において選挙権年齢と成年年齢は必ずしも一致していない。
  3. ^ アメリカは1971年7月より選挙権年齢は連邦だけでなく州及び地方選挙も一律に18歳となった(合衆国憲法修正第26条の成立による)。ベトナム戦争の際に、18歳以上21歳未満の者は徴兵されるのに選挙権がないのは不当である、と主張されたのをきっかけとされている。
  4. ^ イギリスは1969年4月より選挙権年齢は18歳に引き下げられた。同じく1969年7月に成人年齢も18歳に引き下げられた(それぞれ国民代表法、家族法改正法の成立による)
  5. ^ 選挙権年齢と成人年齢は、ともに1975年に18歳に引き下げられている。なお、上院の選挙権年齢は25歳である。
  6. ^ 選挙権年齢は、1970年に18歳に引き下げられている。
  7. ^ 兵役義務が18歳からなのに対して、選挙権年齢が21歳なのは不公平であるという主張をきっかけにして、1970年に選挙権年齢が18歳に引き下げられている。
  8. ^ 2016年6月以降。それまでは20歳以上
  9. ^ 選挙権年齢と成人年齢は、ともに1974年に18歳に引き下げられている。
  10. ^ 選挙権年齢、成人年齢及び婚姻適齢は、第二次世界大戦前から18歳となっている。
  11. ^ 2005年8月以降。それまでは20歳以上
  12. ^ a b 過去には公職ではない人物が収賄罪の執行猶予付き有罪確定になった際に、誤って執行猶予中に公民権が停止された例が存在する。例として公職でない元輪之内町農業委員、元鹿町町建設課長、元瑞穂郵便局保険課長、元建設省酒田工事事務所副所長が収賄罪で執行猶予付き有罪確定になった際に誤って執行猶予中に公民権が停止されたことがある。
  13. ^ a b 選挙人名簿の抄本等の閲覧に係る報告義務違反・選挙事務所、休憩所等の制限違反・選挙事務所の設置届出及び表示違反・選挙気勢を張る行為の禁止違反・自動車、船舶及び拡声機の使用表示違反・ポスター掲示違反・文書図画の撤去処分拒否・街頭演説の標旗提示拒否・夜間街頭演説禁止違反・選挙運動のための通常葉書等の返還拒否及び譲渡禁止違反・選挙期日後のあいさつ行為の制限違反・推薦団体の選挙運動の規制違反・政党その他の政治活動を行う団体の政治活動の規制の違反・選挙人等の偽証罪を除く。
  14. ^ a b 政治資金監査報告書の虚偽記載・政治資金監査の業務等で知りえた秘密保持義務違反や除く
  15. ^ 裁判所によって情状により選挙権停止を適用しなかったり、停止期間を短縮したりすることもできる。
  16. ^ 通常は最長5年間であるが、裁判所によって情状により短縮することもできる。
  17. ^ 市町村会議員の選挙権を有することが府県会議員の選挙権を有することの条件とされた
  18. ^ 府県制の一部を改正する法律(昭和21年法律第27号)により北海道会法が廃止され、北海道会についても府県制(改題されて道府県制となった)において定められることとなった

出典

  1. ^ 子どもの選挙権・少子化対策案として ―世界が経験したことのない少子化に備えて―|一般社団法人長野県医師会公式サイト”. www.nagano.med.or.jp. 2024年4月25日閲覧。
  2. ^ a b 百瀬孝『事典 昭和戦前期の日本…制度と実態』伊藤隆監修(初版)、吉川弘文館(原著1990年2月10日)、p. 40頁。ISBN 9784642036191 
  3. ^ a b ギャル男でもわかる政治の話 - 95 ページ books.google.co.jp › books おときた駿, ‎4人のギャル男たち, 2016
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  5. ^ 0歳から投票権を|学校法人龍の子学園 幼保連携型認定こども園 龍の子幼稚園”. 学校法人龍の子学園 幼保連携型認定こども園 龍の子幼稚園. 2024年4月25日閲覧。
  6. ^ 働いて納税していても選挙権のない人々―若年層への選挙権拡大に国民的議論を!―”. ニッセイ基礎研究所. 2024年4月25日閲覧。
  7. ^ 国民民主党・近藤和也青年局長に聞く 「少子化対策にもなる0歳投票権の検討も」(3)”. Sirabee (2020年2月2日). 2024年4月25日閲覧。
  8. ^ 世代会計からみた選挙棄権のコスト ─20代は17.5万円の「損」─”. 政策シンクタンクPHP総研 (2022年6月10日). 2024年4月25日閲覧。
  9. ^ 中山太郎『未来の日本を創るのは君だ! 15歳からの憲法改正論』PHP研究所、2008年10月17日、57-63頁。ISBN 978-4-569-70409-8。"63頁目に集計結果記載あり。発行年月日表記は出版元Webサイトに掲載の当該書籍案内ページによる"。 
  10. ^ youthpolicy.org
  11. ^ 世界各国、地域の選挙権年齢及び成人年齢(法務省HP)
  12. ^ アルゼンチン、投票年齢16歳へ引き下げ 13年選挙から」『CNN.co.jp』、2012年11月1日。2016年7月2日閲覧。
  13. ^ 佐藤令、大月晶代、落美都里、澤村典子『主要国の各種法定年齢 選挙権年齢・成人年齢引下げの経緯を中心に』(PDF)国立国会図書館調査及び立法考査局〈基本情報シリーズ(2)〉、2008年12月。ISBN 978-4-87582-676-7http://www.ndl.go.jp/jp/diet/publication/document/2008/200806.pdf2017年10月19日閲覧 
  14. ^ 選挙権年齢「18歳以上」に 改正公選法が成立」『47NEWS』、2015年6月17日。2017年10月19日閲覧。オリジナルの2015年6月17日時点におけるアーカイブ。
  15. ^ 18歳選挙権が施行=参院選で適用、240万人が参画」『時事通信』、2016年6月19日。2017年10月19日閲覧。オリジナルの2016年6月28日時点におけるアーカイブ。
  16. ^ a b c d e f 国立国会図書館「諸外国における精神疾患を有する者等の選挙権」(2011年11月22日)
  17. ^ “成年被後見人の選挙権回復 改正公職選挙法が成立”. 朝日新聞. (2013年5月27日). https://web.archive.org/web/20130528055434/http://www.asahi.com/politics/update/0527/TKY201305270198.html 2017年10月19日閲覧. "記事本文の一部に会員専用領域有"  ※ 現在はインターネットアーカイブ内に残存
  18. ^ “成年被後見人に選挙権 今夏の参院選から適用”. 日本経済新聞. (2013年5月27日). http://www.nikkei.com/article/DGXNZO55547850Y3A520C1CC1000/ 2013年5月29日閲覧。 
  19. ^ “成年被後見人13万人に選挙権、改正公選法成立”. 読売新聞. (2013年5月27日). https://archive.is/eYUTN 2017年10月19日閲覧。  ※ 現在はウェブアーカイブサイト「archive.is」内に残存
  20. ^ 米フロリダ州、元重罪犯の選挙権回復へ州憲法改正案を可決” (2018年11月7日). 2018年11月17日閲覧。


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