崩壊
【英】: caving, sloughing
同義語: sloughing
崩壊とは、坑井の裸坑部分の坑壁が崩壊することをいう。崩壊の原因には主に次のようなものがある。(1) ドリル・ストリングが坑壁をたたくこと。(2) 地層が崩壊しやすい(例:頁岩、れき層)。(3) 逸泥や噴出により泥水柱圧力が低下した場合。崩壊は、掘削中に起こる障害のなかでも最も困難で、その対策に時間と経費がかかる障害の一つである。崩壊しやすい地層を掘削する場合は、脱水量が少なく、崩壊防止機能の優れた泥水を使用し、その地層をできるだけ速く掘削することである。 |

ケイビング
(caving から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/20 00:38 UTC 版)
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ケイビング(英語:caving)は、趣味またはスポーツとして洞窟に入る探検活動である。洞窟探検のアウトドアスポーツとしての面を強調した言葉である。日本では洞窟(cave)自体の多さに比べて、まだそれほどポピュラーではない。
ケイビングをやるには、動きやすく周囲に引っかかりにくい服装(できれば上下がつなぎになっているようなもの)、ヘルメット、ヘッドランプ、軍手等に、水たまりの中に入っても良いような耐水性の靴、出てきたときに着替えるための着替え一式などがあれば、気軽に始めることができる。インストラクターつきの初心者向け体験セミナーあたりから始めるとよい。日本では、1930年頃から始まった。 水中下の洞窟を探検する洞窟潜水では、上記とは異なった特殊な装備や技術、知識が要求される。
スポーツとしての洞窟探検、趣味としての洞窟探検であるケイビングに対し、学術調査としての洞窟探検、学問(洞穴学)としての洞窟探検はSpeleology(スペレオロジー)と呼ぶ。時に、洞窟探検のことをアメリカやカナダではスペランキング(spelunking)、イギリスやアイルランドではポットホーリング(potholing)とも呼ぶが、これらはケイビングとスペレオロジーの区別が無かった時代の言葉であり、20世紀後半以降はやや古臭い言葉となった。現代的なアウトドアスポーツの一つとして、きちんとした知識と探検内容に見合う適正な装備等を整えて行うケイビング(行う人をケイバー(caver))と区別する意味で、準備した装備に不相応な無謀な洞窟探検をスペランキング(行う人をスペランカー(spelunker))と批判を込めて呼ぶこともあるらしいが、日本では一般的でない。
関連項目
外部リンク
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