ロマンチック・レビュー『Rose Garden 』(ローズ・ガーデン)は、宝塚歌劇団 雪組 で上演されたレビュー 作品。23場。
併演作品は『愛 燃える 』。
概要
この作品はロマンチック・レビュー第14弾で、バラ をテーマに取り扱っている。地球上で最も美しく愛されているバラにまつわる物語や歴史が散りばめられ、男役トップスター(主演男役)の轟悠 の雪組生として、またトップ娘役(主演娘役)月影瞳 の宝塚歌劇団における最後の作品となった。作・演出は岡田敬二 。
公演期間と公演場所
場面
第一章 オープニング
イギリス風のローズ・ガーデンをモチーフにしたセットの場面。薔薇の精たちが踊る。
第二章 薔薇戦争
ヨーク家のアンドリュース王子とランカスター家のマリアンヌ姫が両家の争いの犠牲で命を落とす。ヘンリー・チューダー7世が2人をロミオとジュリエット のように結ばせる。
吟遊詩人、カンタベリー大司教 - 絵麻緒ゆう
ヘンリー・チューダー7世 - 轟悠
アンドリュース王子 - 朝海ひかる
マリアンヌ姫 - 紺野まひる
第三章 バラの露(シークレット・ガーデン)
パック が媚薬「バラの露」の効用について歌う。美の女神・アフロディテ(ヴィーナス)が誕生。そこにアラビアの王子が登場。パックが2人にいたずらをする。
パック - 音月桂
アフロディテ - 月影瞳
アラビアの王子 - 貴城けい
間奏曲(一)
「ローズ・ガーデン」を青年が歌う。
ローズ・ガーデンを歌う青年1 - 絵麻緒ゆう
ローズ・ガーデンを歌う青年2 - 朝海ひかる
第四章 パッション・ローズ
黒バラのゴンドラの上で歌手が歌う。「ラ・ロジータ」に変わり、男と女が激しく甘い恋のダンスを踊る。「ジェラシー」で華やかな歌と踊りが繰り広げられる。
黒バラの歌手、ジェラシーの歌手1 - 轟悠
ラ・ロジータ、ジェラシーの歌手(女) - 月影瞳
ラ・ロジータの歌手 - 愛耀子
ジェラシーの歌手2 - 絵麻緒ゆう
間奏曲(二)
一人の青年が、大都会での孤独な人生について歌う。
第五章 ダンシング・ローズ
大都会の孤独な秋。一人の青年が乾いた愛を取り戻そうと祈りを込めて踊る。
ダンシング・ローズS - 轟悠
歌う青年 - 絵麻緒ゆう
第六章 冬から春へ
冬、雪と氷に閉ざされた空間。一人のアイスバーグの歌手が青春の日を思い出して歌う。アイスバーグは吹雪の中に消える。しかし、吹雪の中からゴールデンハートが現れ、春の光の中で愛が復活し、その象徴であるバラが咲くことを信じていると歌う。
ゴールデンハート - 轟悠
アイスバーグ - 月影瞳
ブライトスマイル - 絵麻緒ゆう
スウィートマジック - 朝海ひかる
メイゴールド - 貴城けい
第七章 ローズ・バド
「バラのタンゴ」を青年達が歌う。「ラ・ヴィオレテラ」に変わり、バラの蕾のロケットダンサー達が踊る。
第八章 フィナーレ
白バラの紳士・淑女がデュエットを踊る。やがて、パレードになる。
白バラの紳士、バラの紳士S1 - 轟悠
白バラの淑女、バラの淑女S1 - 月影瞳
バラの紳士S2 - 絵麻緒ゆう
バラの紳士S3 - 朝海ひかる
バラの紳士S4 - 貴城けい
バラの淑女S2 - 紺野まひる
エトワール - 美穂圭子
出演者
他、宝塚歌劇団雪組生徒
スタッフ
氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通。
作・演出:岡田敬二
作曲・編曲:吉崎憲治、高橋城、甲斐正人、宮原透
編曲:脇田稔(東京)
音楽指揮:御﨑惠(宝塚)、伊澤一郎(東京)
振付:羽山紀代美、大谷盛雄、室町あかね、御織ゆみ乃
装置:大橋泰弘
衣装:任田幾英
照明:勝柴次朗
音響:加門清邦(宝塚)、切江勝(東京)
小道具:石橋清利
効果:切江勝
訳詞:平野恵子
歌唱指導:前田繁実
演出助手:荻田浩一 、舟田太一
振付助手:若央りさ
装置補:河底美由紀
小道具補:福原徹
舞台進行:日笠山秀観
舞台美術製作:株式会社 宝塚舞台
演奏:宝塚歌劇オーケストラ(宝塚)
演奏コーティネート:株式会社 ダット・ミュージック(東京)
制作:村上信夫
制作・著作:宝塚歌劇団
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
各組
所属生徒
歴代主演男役
歴代主演娘役
歴代組長
歴代副組長
所属生徒
歴代主演男役
歴代主演娘役
歴代組長
歴代副組長
所属生徒
歴代主演男役
歴代主演娘役
歴代組長
歴代副組長
所属生徒
歴代主演男役
歴代主演娘役
歴代組長
歴代副組長
所属生徒
歴代主演男役
歴代主演娘役
歴代組長
歴代副組長
現役の理事
現役生徒
過去の主な在籍者
新専科に在籍していた生徒
生徒・期別一覧
1 - 10
11 - 20
21 - 30
31 - 40
41 - 50
51 - 60
61 - 70
71 - 80
81 - 90
91 - 100
101 - 110
公演一覧
1910年代
1920年代
1930年代
1940年代
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
用語一覧
専用劇場
定期公演会場
劇団統括団体
関連会社
メディア展開
関連項目
歴代主演男役・主演娘役・組長・副組長の'・・'は先代次代関係なし、'-'は先代次代関係あり。◎マークは現在宝塚歌劇団に在籍している演出家。
ロマンチック・レビュー
ジュテーム Je T'aime (1984年)
上演
上演期間
2月10日 - 3月21日:宝塚 ・6月3日 - 6月27日:東宝
主な出演者
アンドロジェニー -麗しき乙女たち- Androgyny (1985年)
ラ・ノスタルジー La Nostalgie (1986年)
上演
上演期間
11月14日 - 12月23日:宝塚・1987年3月4日 - 3月30日:東宝
主な出演者
ラ・パッション! La Passion (1989年)
上演
上演期間
2月17日 - 3月28日:宝塚・6月4日 - 6月28日:東宝
主な出演者
ル・ポアゾン 愛の媚薬 Le Poison (1990年)
上演
上演期間
8月9日 - 9月18日:宝塚・12月2日 - 12月26日:東宝
主な出演者
ナルシス・ノアール Narcisse Noir (1991年)
上演
上演期間
5月10日 - 6月25日:宝塚・8月4日 - 3月29日:東宝
主な出演者
夢・フラグランス Dream and Fragrance (1992年)
上演
上演期間
1月1日 - 2月11日:宝塚・4月4日 - 4月29日:東宝
主な出演者
ラ・カンタータ! La Cantata (1994年)
上演
上演期間
8月12日 - 9月26日:宝塚・12月1日 - 12月26日:東宝
主な出演者
ダンディズム! Dandyism (1995年)
上演
上演期間
6月30日 - 8月7日:宝塚・11月3日 - 11月27日:東宝
主な出演者
La Jeunesse! (1996年)
上演
上演期間
8月9日 - 9月16日:宝塚・12月2日 - 12月26日:東宝
主な出演者
魅惑II -ネオ・エゴイスト!- Egoïste (1997年)
上演
上演期間
5月9日 - 6月23日:宝塚・8月3日 - 8月30日:東宝
主な出演者
シトラスの風 Citrus (1998年)
Asian Sunrise (2000年)
上演
上演期間
11月10日 - 12月18日:宝塚・2001年2月17日 - 3月25日:東宝
主な出演者
Rose Garden (2001年)
上演
上演期間
10月5日 - 11月12日:宝塚・2002年1月2日 - 2月11日:東宝
主な出演者
テンプテーション! - 誘惑 - Temptetion (2003年)
上演
上演期間
10月3日 - 11月17日:宝塚・2004年1月2日 - 2月1日:東宝
主な出演者
ASIAN WINDS! - アジアの風 - (2005年)
上演
上演期間
11月4日 - 12月13日:宝塚・2006年1月2日 - 2月12日:東宝
主な出演者
ネオ・ダンディズム! - 男の美学 - Neo Dandyism (2006年)
上演
上演期間
8月11日 - 9月18日:宝塚・10月6日 - 11月12日:東宝
主な出演者
Amour それは… (2009年)
上演
上演期間
4月17日 - 5月18日:宝塚・6月5日 - 7月5日:東宝
主な出演者
ロマンス!! (Romance) (2016年)
上演
上演期間
8月26日 - 10月3日:宝塚・10月21日 - 11月20日:東宝
主な出演者
シトラスの風-Sunrise- (2018年)
上演
上演期間
3月16日 - 4月23日:宝塚・5月11日 - 6月17日:東宝
主な出演者
モアー・ダンディズム! (2021年)
上演
上演期間
9月18日 - 11月1日:宝塚・11月20日 - 12月26日:東宝
主な出演者
GRAND MIRAGE!(2023年)
上演
上演期間
7月7日 - 8月13日:宝塚・9月2日 - 10月8日:東宝
主な出演者
スタッフ