春海ゆう
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春海 ゆう(はるみ ゆう、12月19日[1] - )は元宝塚歌劇団月組男役。
大阪府大阪市、清明学院高校出身[1]。身長168cm[1]。愛称は「ぐっさん」「ぐっぴーさん」[1]。
来歴
2008年4月、宝塚音楽学校入学、96期生。同期には、咲妃みゆ(雪組元トップ娘役)、花乃まりあ(花組元トップ娘役)、綺咲愛里(星組現トップ娘役)、紫藤りゅう、和希そららがいる。
2010年4月、第96期生として宝塚歌劇団入団。月組公演『THE SCARLET PIMPERNEL』で初舞台[1]。その後、月組に配属。
2025年3月9日、『ゴールデン・リバティ/PHOENIX RISING -IN THE MOONLIGHT-』千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2]。
主な舞台
初舞台公演
- 2010年4月~5月、月組『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』(宝塚大劇場のみ)
月組配属後
- 2011年7月、『アルジェの男/Dance Romanesque』新人公演:モーリス(本役:貴千碧)
- 2012年2月、『エドワード8世 -王冠を賭けた恋-/Misty Station -霧の終着駅-』新人公演:トーマス・ダグレール(本役:隼海惺)
- 2012年10月、『春の雪』(宝塚バウホール・東京特別)新河男爵
- 2013年1月、『ベルサイユのばら -オスカルとアンドレ編-』新人公演:シャロン(本役:星那由貴・宇月颯)
- 2013年7月、『ルパン -ARSÈNE LUPIN-/Fantastic Energy!』新人公演:プス・カフェ(本役:紫門ゆりや)
- 2013年11月、『THE MERRY WIDOW』(ドラマシティ・東京特別)ルクシッチ
- 2014年1月、『風と共に去りぬ』(梅田芸術劇場)チャーリー
- 2014年3月、『宝塚をどり/明日への指針 -センチュリー号の航海日誌-/TAKARAZUKA 花詩集100!!』新人公演:コネリー船長(本役:飛鳥裕)
- 2014年9月、『PUCK/CRYSTAL TAKARAZUKA -イメージの結晶-』新人公演:オベロン(本役:星条海斗)
- 2015年4月、『1789 -バスティーユの恋人たち-』新人公演:ジョルジュ・ジャック・ダントン(本役:沙央くらま)
- 2015年8月、『A-EN(エイエン)』【ARTHUR VERSION】(宝塚バウホール)グレン
- 2015年11月、『舞音-MANON-/GOLDEN JAZZ』祭りの歌手(男)、新人公演:オーギュスト・ド・ルロワ(本役:飛鳥裕)
- 2016年3月、『激情-ホセとカルメン-/Apasionado!!III』(全国ツアー)モラレス
- 2016年6月、『NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢-/Forever LOVE!!』長谷川橋介、新人公演:羽柴秀吉(本役:美弥るりか)
- 2016年10月、『FALSTAFF』(宝塚バウホール)ピストール
- 2016年10月、『Bow Singing Workshop』
- 2017年1月、『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』ベルボーイ、新人公演:ヘルマン・プライジング(本役:華形ひかる)
- 2017年5月、『長崎しぐれ坂/カルーセル輪舞曲(ロンド)』(博多座)らっこ
- 2017年7月~10月、『All for One~ダルタニアンと太陽王~』ポール【銃士隊の隊員】
- 2017年11月、専科公演『神家の七人』ルイス・フィッシャー
- 2018年2月~5月、『カンパニー -努力、情熱、そして仲間たち /BADDY -悪党は月からやって来る-』
- 2018年6月、『雨に唄えば』(TBS赤坂ACTシアター)ロッド
- 2018年8月~11月、『エリザベート -愛と死の輪舞-』ジュラ
- 2019年1月、『ON THE TOWN』(東京国際フォーラム)フィグメント【博物館の教授】
- 2019年3月~6月、『夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より-/クルンテープ 天使の都』淵川権六
- 2019年7月~8月、『チェ・ゲバラ』(日本青年館ホール、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)ラミロ・バルデス
- 2019年10月〜12月、『I AM FROM AUSTRIA -故郷は甘き調べ-』マーチン
- 2020年2月、『出島小宇宙戦争』(梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、東京建物 Brillia HALL)エドハル/デジハル
- 2020年9月~2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-/ピガール狂騒曲 〜シェイクスピア原作「十二夜」より〜』セドリック
- 2021年3月、『幽霊刑事(デカ)~サヨナラする、その前に~』(宝塚バウホール)
- 2021年5月~8月、『桜嵐記/Dream Chaser』大田佑則
- 2021年10月~11月、『川霧の橋 -山本周五郎作「柳橋物語」「ひとでなし」より-/Dream Chaser -新たな夢へ-』(博多座)権二郎
- 2022年1月~3月、『今夜、ロマンス劇場で/FULL SWING!』じいや
- 2022年5月、『Rain on Neptune』(舞浜アンフィシアター)ガーネット/プランタン
- 2022年7月~10月、『グレート・ギャツビー』アンソニー・フェイ/カーター警部
- 2022年11月~12月、『ブラック・ジャック 危険な賭け/FULL SWING!』(全国ツアー)エンリケ将軍
- 2023年2月~4月、『応天の門 -若き日の菅原道真の事-/Deep Sea -海神たちのカルナバル-』藤原良相
- 2023年6月、『月の燈影』(宝塚バウホール)大八木七兵衛
- 2023年8月~11月、『フリューゲル -君がくれた翼-/万華鏡百景色』ペーター・ホフマン
- 2024年1月、『G.O.A.T ~Greatest Of All Time~』(梅田芸術劇場メインホール)
- 2024年3月~7月、『Eternal Voice 消え残る想い/Grande TAKARAZUKA 110!』キーラン
- 2024年8月~9月、『琥珀色の雨にぬれて/Grande TAKARAZUKA 110!』(全国ツアー)ポワレ
- 2024年11月~2025年3月、『ゴールデン・リバティ/PHOENIX RISING -IN THE MOONLIGHT-』ホールデン/クリーブランド 退団公演
出演イベント
- 2019年4月、美弥るりかディナーショー『Flame of Love』
脚注
- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2018年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、54頁。ISBN 978-4-86649-049-6。
- ^ “月組 退団者のお知らせ | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ”. web.archive.org (2024年9月27日). 2025年5月11日閲覧。
外部リンク
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- 春海ゆう (@gusaandesu) - X(旧Twitter)
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