むらかみ‐し【村上市】
読み方:むらかみし
⇒村上
村上市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/15 20:32 UTC 版)
| むらかみし 村上市 |
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|---|---|---|---|---|---|
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| 国 | |
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| 地方 | 中部地方、北陸地方 甲信越地方 |
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| 都道府県 | 新潟県 | ||||
| 市町村コード | 15212-9 | ||||
| 法人番号 | 7000020152129 | ||||
| 面積 | 1,174.13km2 (境界未定部分あり) |
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| 総人口 | 50,715人 [編集] (推計人口、2026年4月1日) |
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| 人口密度 | 43.2人/km2 | ||||
| 隣接自治体 | 胎内市、岩船郡関川村、粟島浦村(海を隔てて隣接) 山形県:鶴岡市、西村山郡西川町、西置賜郡小国町 |
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| 市の木 | ブナ | ||||
| 市の花 | ハマナス | ||||
| 他のシンボル | クマタカ | ||||
| 村上市役所 | |||||
| 市長 | 高橋邦芳 | ||||
| 所在地 | 〒958-8501 新潟県村上市三之町1番1号 北緯38度13分26秒 東経139度28分48秒 / 北緯38.22394度 東経139.48008度座標: 北緯38度13分26秒 東経139度28分48秒 / 北緯38.22394度 東経139.48008度 |
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| 外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
| ウィキプロジェクト | |||||
村上市(むらかみし)は、新潟県の北部に位置する市。日本海に面している。
北限の茶どころとして知られるほか、三面川の鮭や牛肉(村上牛)が名物。瀬波温泉や笹川流れ、町屋通り、粟島航路など観光都市としての側面が強い。
村上市街地は村上藩の城下町として栄え、現在でも市中に武家町、商人町の面影が残る。中心街では町屋再生などの各種プロジェクトが進んでおり[1][2][3]、2008年度には都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」を受賞[4]、2016年には「プロジェクト未来遺産2016」に選定されている[5]。
地理
面積は1,174.24km²で県内最大。人口は約6万人で、燕市に次いで第8位。
市域の南側は荒川、三面川の河口を有し、流域に越後平野が広がるが北側は海岸部にも山地がせり出しており、笹川流れの景観を作り出している。
1975年撮影の5枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)(現・地図・空中写真閲覧サービス)の空中写真を基に作成。
気候
ケッペンの気候区分によると、村上市の気候は温暖湿潤気候(Cfa)に属する。村上市全域が豪雪地帯であり、旧・朝日町は特別豪雪地帯に指定されている。
年平均気温は12.8℃である。平年値では猛暑日が3.7日、真夏日が35.7日、夏日が100.7日、真冬日が0.9日、冬日が70.2日となっている[6]。
年平均降水量は2215.0mmである。
年平均日照時間は1499.4時間である。
極値[7]
| 要素 | 観測値 | 観測年月日 |
|---|---|---|
| 日最高気温 | 39.9℃ | 2018年8月23日 |
| 日最低気温 | -11.0℃ | 1988年2月22日 |
| 村上(村上市三之町、標高10m)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 最高気温記録 °C (°F) | 14.8 (58.6) |
21.5 (70.7) |
23.5 (74.3) |
30.3 (86.5) |
32.1 (89.8) |
35.1 (95.2) |
37.2 (99) |
39.9 (103.8) |
38.4 (101.1) |
33.7 (92.7) |
26.2 (79.2) |
20.9 (69.6) |
39.9 (103.8) |
| 平均最高気温 °C (°F) | 4.7 (40.5) |
5.4 (41.7) |
9.4 (48.9) |
15.7 (60.3) |
21.5 (70.7) |
25.2 (77.4) |
28.5 (83.3) |
30.5 (86.9) |
26.4 (79.5) |
20.2 (68.4) |
13.8 (56.8) |
7.8 (46) |
17.4 (63.3) |
| 日平均気温 °C (°F) | 1.7 (35.1) |
1.8 (35.2) |
4.7 (40.5) |
10.2 (50.4) |
15.9 (60.6) |
20.3 (68.5) |
24.1 (75.4) |
25.5 (77.9) |
21.3 (70.3) |
15.1 (59.2) |
9.2 (48.6) |
4.2 (39.6) |
12.8 (55) |
| 平均最低気温 °C (°F) | −1.0 (30.2) |
−1.4 (29.5) |
0.4 (32.7) |
4.7 (40.5) |
10.7 (51.3) |
15.8 (60.4) |
20.4 (68.7) |
21.3 (70.3) |
17.1 (62.8) |
10.6 (51.1) |
5.0 (41) |
1.0 (33.8) |
8.7 (47.7) |
| 最低気温記録 °C (°F) | −9.6 (14.7) |
−11.0 (12.2) |
−7.5 (18.5) |
−5.8 (21.6) |
2.2 (36) |
6.6 (43.9) |
10.3 (50.5) |
12.3 (54.1) |
6.2 (43.2) |
1.6 (34.9) |
−2.3 (27.9) |
−6.9 (19.6) |
−11.0 (12.2) |
| 降水量 mm (inch) | 220.9 (8.697) |
147.4 (5.803) |
133.9 (5.272) |
115.4 (4.543) |
128.5 (5.059) |
132.1 (5.201) |
240.6 (9.472) |
180.2 (7.094) |
184.5 (7.264) |
202.4 (7.969) |
246.8 (9.717) |
255.0 (10.039) |
2,215 (87.205) |
| 平均降水日数 (≥1.0 mm) | 25.8 | 21.4 | 18.5 | 13.2 | 12.2 | 10.5 | 13.6 | 11.2 | 13.8 | 15.8 | 19.6 | 24.4 | 200.9 |
| 平均月間日照時間 | 33.2 | 55.8 | 112.7 | 165.3 | 193.0 | 179.5 | 158.2 | 201.2 | 147.2 | 131.3 | 80.8 | 41.2 | 1,499.4 |
| 出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1978年 - 現在)[8][9] | |||||||||||||
歴史
| むらかみし 村上市 |
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|---|---|---|---|---|---|
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| 廃止日 | 2008年4月1日 | ||||
| 廃止理由 | 新設合併 村上市(旧)、荒川町、神林村、 朝日村、山北町→村上市 |
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| 現在の自治体 | 村上市 | ||||
| 廃止時点のデータ | |||||
| 国 | |
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| 地方 | 中部地方、北陸地方 甲信越地方 |
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| 都道府県 | 新潟県 | ||||
| 市町村コード | 15212-9 | ||||
| 面積 | 142.12km2 | ||||
| 総人口 | 30,134人 (推計人口、2008年3月1日) |
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| 隣接自治体 | 岩船郡関川村、神林村、朝日村、 山北町、山形県西置賜郡小国町 |
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| 村上市役所 | |||||
| 所在地 | 〒958-8501 新潟県村上市三之町1番1号 |
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| ウィキプロジェクト | |||||
1889年(明治22年)の町村制施行時は旧士族の村上本町と旧町人の村上町という2つの自治体が城下町に存在する状態となったが、1946年(昭和21年)に合併し村上城下が統一された[10]。
- 1947年(昭和22年)10月9日 - 昭和天皇の戦後巡幸。村上小学校校庭で奉迎が行われた[11]。
- 1954年(昭和29年)3月31日 - 岩船郡村上町・岩船町・瀬波町・山辺里村・上海府村が合併し市制施行。
- 1972年(昭和47年)5月20日 - 昭和天皇が第23回全国植樹祭出席のために来県した際に市内を行幸。三嶋屋旅館が行在所となる[12]。
- 2008年(平成20年)4月1日 - 同郡荒川町・神林村・朝日村・山北町と合併し、新市制による「村上市」となった。
- 2019年(令和元年)6月18日 - 山形県沖地震が発生。旧山北町内において震度6強を観測し、被害が発生した[13]。
- 2022年(令和4年)
歴代市長
| 代 | 氏名 | 就任年月日 | 退任年月日 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 加藤全一 | 2008年4月1日 | 2008年4月27日 | 市長職務執行者。旧神林村長 | |
| 初 | 大滝平正 | 2008年4月27日 | 2015年5月31日 | 旧山北町長。健康上の理由により辞職 |
| 2 | 2015年6月1日 | 2015年6月28日 | 職務代理者 | |
| 3-5 | 高橋邦芳 | 2015年6月28日 | ||
行政
市長
- 髙橋邦芳(3期目)
- 任期:2027年6月27日まで
消防
- 村上市消防本部
- 村上市消防署
- 荒川分署:村上市大津1,669番地1
- 神林分署:村上市牧目1,224番地1
- 朝日分署:村上市岩沢4,887番地4
- 山北分署:村上市府屋6番地35
- 村上市消防署
警察
- 村上警察署
- 村上駅前交番
- 坂町交番
- 府屋交番
- 山辺里駐在所
- 早川駐在所
- 瀬波駐在所
- 岩船駐在所
- 小口川駐在所
- 平林駐在所
- 岩沢駐在所
- 猿沢駐在所
- 北中駐在所
- 寒川駐在所
市の施設
支所
- 朝日支所
- 荒川支所
- 神林支所
- 山北支所 - 2012年9月新庁舎完成[16]。
公共施設
- 中央図書館
- 教育情報センター
- 市民ふれあいセンター
- 理科教育センター
- 村上市生涯学習推進センター「マナボーテ村上」 - 2013年3月オープン[17]。
- 村上市スケートパーク
県の機関
- 村上地域振興局
国の機関
- 新潟地方法務局村上支局
- 村上税務署
議会
市議会
- 定数:20人
- 任期:2028年4月26日
経済
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この節の加筆が望まれています。
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伝統産業
- 村上木彫堆朱(経済産業大臣指定伝統的工芸品)
- 羽越しな布(同上)
- 山辺里織
農林水産業
「岩船産コシヒカリ」「村上牛」「朝日豚」「やわ肌ねぎ」「村上茶」などの生産が盛ん。
村上茶の作付面積は明治から昭和期にかけてのピーク時には595 haにのぼり(村上駅も開業当初は一面の茶畑の中にあった)、現在も駅西側などに残る[18]。明治期には瀬波港から海外への輸出も行われていた[19]。
荒川地域(旧荒川町域)ではクロッカスやチューリップ等の球根栽培が盛んである。
三面川や大川では鮭漁が盛んであり、大川においては「コド漁」と呼ばれる伝統漁法が用いられる[20]。
日本海沿岸には県管理の寝屋漁港のほか、市管理の5つの漁港(中浜・府屋・脇川・桑川・荒川)があり[21]、商港を兼ねた地方港湾の岩船港(岩船漁港)周辺には直売所や鮮魚センターといった施設もある[22]。沿岸には砂泥域が広がっており、板びき網漁業などが行われている[22]。
山北地域では沿岸部において海水を用いた伝統製法による製塩が盛んである[18]ほか、林業や伝統的な焼畑による赤カブ(温海かぶ)栽培が盛ん[23]。
第2次産業
食品製造業が基幹のひとつとなっており、麩(岩船麩)や塩引鮭、清酒、味噌、醤油などの加工品のほか、饅頭や葡萄羹など伝統菓子が発展している[24]。
商業
村上プラザは、村上駅前にあった「村上ショッピングプラザ」が郊外移転する形で1993年(平成5年)にオープンした。
村上城下の旧町人地(出典[10]の絵図等を参照)には多くの町屋が残り、商店が並ぶ。村上茶に関連した茶販売店や和菓子店が現在でも多く所在することが特筆される[18]。
一方、村上バイパスなど国道7号沿いには郊外型の店舗が立ち並ぶ。
かつて村上駅前にはジャスコ村上店(詳細は過去に存在したジャスコの店舗#新潟県を参照)や、ハヤカワを核として全テナントが地元商店から構成されるユニークなショッピングセンター「村上ショッピングプラザ」(1977年オープン)[25][26]など大型の商業施設が複数あったが移転または撤退済。
このほか、村上城下の旧士族地では、大正期に始まった六斎市が現在も続いている[27]。また、岩船、寒川でも月3回の定期市が開催されている[28]。
市内に拠点等を置く主な企業
姉妹都市
人口
| 村上市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 村上市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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■紫色 ― 村上市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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村上市(に相当する地域)の人口の推移
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| 総務省統計局 国勢調査より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
人口動態概要
2026年現在約5万人となっており人口減少が続いている。
| 実施年 | 村上市人口(人) | 旧村上市人口(人) | 旧4町村人口(人) | 村上市増加数(人) | 旧村上市増加数(人) | 旧4町村増加数(人) | 村上市増加率(%) | 旧村上市増加率(%) | 旧4町村増加率(%) | 国内増加率(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1950年 | 92,840 | 31,935 | 60,905 | - | - | - | - | - | - | - |
| 1955年 | 94,284 | 33,014 | 61,270 | |||||||
| 1960年 | 90,322 | 32,878 | 57,444 | |||||||
| 1965年 | 86,565 | 32,651 | 53,914 | |||||||
| 1970年 | 83,107 | 32,549 | 50,558 | |||||||
| 1975年 | 80,460 | 32,939 | 47,521 | |||||||
| 1980年 | 80,206 | 33,540 | 46,666 | |||||||
| 1985年 | 79,366 | 33,325 | 46,041 | |||||||
| 1990年 | 76,511 | 32,171 | 44,340 | |||||||
| 1995年 | 75,591 | 31,938 | 43,653 | |||||||
| 2000年 | 73,902 | 31,758 | 42,144 | |||||||
| 2005年 | 70,705 | 30,685 | 40,020 | |||||||
| 2010年 | 66,427 | 29,186 | 37,241 | |||||||
| 2015年 | 62,442 | 28,009 | 34,433 | |||||||
| 2020年 | 57,418 | 26,024 | 31,394 |
教育
大学
高等学校
公立中高一貫教育校
中学校
- 村上市立村上第一中学校
- 村上市立岩船中学校
- 村上市立村上東中学校
- 村上市立荒川中学校
- 村上市立神林中学校
- 2019年4月に神納中と平林中が統合して開校[30]
- 村上市立朝日中学校
- 村上市立山北中学校
小学校
|
|
特別支援学校
- 新潟県立村上特別支援学校
学校教育以外の施設
交通
鉄道路線
以下の2路線が通っている。
高速バス
路線バス
市内の路線バスは新潟交通観光バス(村上営業所・勝木営業所・下関営業所)が運営する路線のほか、「まちなか循環バス」および「せなみ巡回バス」がある。このほか、のりあいタクシーが広い範囲に設定されている[35]。
道路
隣接する山形県鶴岡市とあわせて日本風景街道の「日本海パークライン」に設定されているほか、中部北陸自然歩道が2ルート設定されている[36][37]。また、海沿いの道路は「日本海夕日ライン」の愛称をもつ。
2011年3月27日、日本海東北自動車道が朝日まほろばICまで開通した。
高速道路
一般国道
県道
- 主要地方道
- 一般県道
|
|
道の駅
港
※粟島汽船「フェリーあわしま」(1992年就航)と高速双胴船「awaline きらら」(2011年4月15日)の2隻となっている。
レンタサイクル
地域メディア等
- 村上市情報通信施設
- 村上新聞
- いわふね新聞
名所・旧跡・観光
歴史・まち並みや自然、温泉などの観光要素がある。日本風景街道「日本海パークライン」や観光列車「海里」(旧・「きらきらうえつ」)で連携のある山形県・秋田県の沿岸部や新潟県関川村とは、一体の観光圏「日本海きらきら羽越観光圏」を形成している[39]。
- 旧村上城下・瀬波・岩船周辺
- 城下町村上のまちなみ[40]
- 村上の鮭文化[44]
- イヨボヤ会館 - 鮭をテーマとした総合博物館。
- 鮭塩引き街道 - 12月頃に各所に吊り下げられる塩引き鮭が風物詩となっている。
- 村上市郷土資料館(おしゃぎり会館) - 村上大祭で引き回される山車(おしゃぎり)を展示。隣接地には村上歴史文化館、三の丸会館がある。
- 大悲山観音寺 : 日本最新の即身仏である仏海上人の即身仏が拝観できる。
- 西奈弥羽黒神社
- 瀬波温泉・瀬波海岸(恋人の聖地)
- 岩船港 - 鮮魚センターなどの観光施設があり、「みなとオアシス」に指定。
- その他
文化・名物
祭事・催事
名産・特産
サケ資源管理と養殖の動向
新潟県村上市は、日本におけるサケ文化の歴史的中心地の一つとして知られ、特に三面川流域では、江戸時代から続く保護・増殖思想で知られている。三面川では早くから資源保護制度が導入され、単なる漁獲ではなく将来世代の回帰を前提とした管理が行われてきた。この地域の取り組みは、日本のサケ資源管理の先駆的事例として言及されることが多い。
一方で、近年は海洋環境の変化、海水温の上昇、河川改修、水量管理など複数の要因により、日本各地でサケの回帰数の減少が報告されている。新潟県においても同様の傾向が見られ、従来の放流中心型の増殖事業のみでは安定的な資源維持が難しいとする指摘がある。
こうした背景のもと、天然サケ資源の保全を前提としつつ、食用需要を補完する手段として、アトランティックサーモンの閉鎖循環式陸上養殖(Recirculating Aquaculture System, RAS)の活用が検討されている。この方式は天然河川と分離された環境で生産されるため、資源管理の観点から従来の放流型事業とは異なる位置づけにある。
天然サケと陸上養殖サーモンは、生態系との関係および資源管理手法が異なる資源として区別される。天然サケは地域の歴史や食文化と深く結びついており、その文化的価値を維持する観点からも資源保全の重要性が指摘されている。一方で、陸上養殖は天然資源とは異なる生産体系として整理されることが多い。
地域にゆかりある著名人
出身著名人
人格形成期の全てを過ごした、生まれただけ、物心が付く前に転居して憶えてもいない、人格形成期の決して短くない一時期を過ごした地域の一つである(例:原幹恵)など、どれもこれもその人にとって「出身地」ではある。本節では、全ての出身者を区別せず一括掲載した上で、人格形成期中に当地域から転出した者に【転出】、当地域へ転入してきた者に【転入】の印を付けることで、容易に判別できるようにした。なお、印の無い人には、間違いなく転居歴の無い人のほか、正確に把握できない人も含まれる。
江戸時代以前の生まれ
- 中村正辰 - 万治2年(1659年、江戸前期)、村上城下の生まれ。武士(村上藩士の子として生まれ、長じて赤穂藩士となり、赤穂浪士四十七士の一人となった)。結婚(婿入り)を機に播磨国赤穂郡へ転居している。
- 青砥武平治 - 正徳3年(1713年、江戸中期)、村上城下である越後国岩船郡村上町(現・新潟県村上市旧村上町域)の生まれ。武士(村上藩士)。測量術者。鮭の研究家(鮭の母川回帰性の発見者。種川〈母川回帰性を利用した鮭の自然繁殖法および施設ならびに制度〉の発明・創設者)。
- 本多利明 - 寛保3年(1743年)越後国の生まれ(一説に村上の生まれ)。数学者。経世家(経済思想家)。
- 勇之助 - 1825年前後十数年の頃、越後国岩船郡板貝村(現・村上市板貝)の生まれ。水主かこ(=船乗り)。漂流者。
- 仏海(仏海上人) - 文政11年5月9日(1828年6月20日、江戸後期)、村上の生まれ。村上および、湯殿山注連寺(現在所在地:山形県鶴岡市大網)育ち。行者(大悲山観音寺住持等。日本最後の即身仏)。【転出】仏門に入る16歳までは村上で育った。
- 川上俊彦 - 文久元年12月29日(1862年1月28日、幕末)生まれ。官僚(外交官)。実業家。
- 近藤虎五郎 - 慶応元年6月1日(1865年7月23日)生まれ。土木技術者。
明治生まれ
- 三好愛吉 - 明治3年12月23日(1871年2月12日)、村上の生まれ。村上および、東京府東京市本郷区(現・東京都文京区)育ち。教育者。官僚(皇子傅育官長)。【転出】高校進学時に転居。
- 山縣初男 - 1873年(明治6年)8月31日、新潟県岩船郡村上本町表新町(現・村上市旧表新町域)生まれ。軍人(陸軍大佐)。
- 大和田愛羅 - 1886年(明治19年)3月24日[47]、村上生まれ、東京育ち[47]。作曲家。【転出】
- 矢部友衛 - 1892年(明治25年)3月9日、岩船郡村上町(現・村上市旧村上町域)生まれ。画家(洋画家)。
- 岩付寅之助 - 1894年(明治27年)、岩船郡村上本町飯野(現・村上市飯野いいの)生まれ。数学者。
- 梶野悳三 - 1901年(明治34年)1月29日、岩船郡村上町(現・村上市旧村上町域)生まれ。小説家。【転出】 幼児期に北海道に転居。
- 稲葉修 - 1909年(明治42年)11月19日、岩船郡村上本町堀片町(現・村上市堀片ほりかた)生まれ。政治家(法務大臣等)。
大正生まれ
昭和生まれ
- 鶴橋康夫 - 1940年(昭和15年)1月15日生まれ。テレビディレクター。映画監督。
- 加藤全一 - 1942年(昭和17年)2月8日、岩船郡神林村(現・村上市旧神林村域)生まれ。政治家(神林村長)。
- 鈴木春祥 - 1943年(昭和18年)1月1日、岩船郡荒川町(現・村上市荒川地区)生まれ。元高校野球指導者で、前中越高等学校野球部監督。中学卒業後に山形県立小国高等学校に進学。
- 田沢真 - 1947年(昭和22年)9月21日生まれ。元NHKアナウンサー。
- 大滝信孝 - 1950年(昭和25年)生まれ。元プロ野球選手(投手)。
- 鈴木陽二 - 1950年(昭和25年)3月9日生まれ。水泳指導者。
- 瀬賀倫夫 - 1950年(昭和25年)生まれ。ミュージシャン(ギタリスト)。
- 沼澤茂美 - 1958年(昭和33年)4月30日、岩船郡神林村(現・村上市旧神林村域)生まれ。写真家(天体写真家)。イラストレーター(天文イラストレーター)。
- 村上幸子 - 1958年(昭和33年)10月21日、岩船郡荒川町(現・村上市荒川)生まれ。歌手(演歌歌手)。
- 小池道昭 - 1961年(昭和36年)8月10日、岩船郡荒川町(現・村上市荒川)生まれ。歌手・ミュージシャン(Dual Dreamのメンバー)。
- 木村正晃 - 1967年(昭和42年)、村上市生まれ。料理研究家、野菜ソムリエ。村上うんめもん大使。
- 奥田政行 - 1969年(昭和44年)12月4日、山形県鶴岡市生まれ、鶴岡市および、新潟県村上市育ち。料理人(イタリア料理人)。村上うんめもん大使。【転入】
- 竹内真 - 1971年(昭和46年)7月9日、村上市生まれ、群馬県高崎市育ち。小説家。【転出】
- 斎藤洋明 - 1976年(昭和51年)12月8日、岩船郡神林村生まれ。衆議院議員、総務大臣政務官。
- 高野麻衣 - 1979年(昭和54年)9月15日、村上市生まれ。小説家、コラムニスト。
- 原幹恵 - 1987年(昭和62年)7月3日、北海道上川郡東川町生まれ、東川町、および、新潟県岩船郡神林村(現・村上市旧神林村域)育ち。タレント。元グラビアアイドル。【転入】小学4年生の春に転居してきた。
- ものたりぬ - 生年非公開(※1980年代にはすでに活動)。漫画家。別名、みなづき由宇。
平成生まれ
生年不詳
地域にゆかりのある人物等
- 越後国村上小和田家の人々 - 村上藩士の子孫で、本籍地は今も変わらず、岩船郡村上本町380番地(現・村上市飯野)である。
- 小和田毅夫 - 1898年(明治31年)、新潟県中頸城郡高田町(のちの高田市、現在の上越市高田地区)の生まれ、高田町および、東京府東京市(現・東京都区部)育ち。皇后雅子の祖父。教育者(教諭、高田市教育委員長等)。
- 小和田顯 - 1926年(昭和元年)4月22日、新潟県出身(生まれ・育ちとも)。漢文学者。小和田恆の兄。
- 小和田恆 - 1932年(昭和7年)9月18日、現・新発田市相当地域の出身(生まれ・育ちとも)。元外交官、国際司法裁判所判事および同裁判所第22代所長。皇后雅子の父。
- 皇后雅子(出生名:小和田雅子) - 1963年(昭和38年)12月9日、東京都目黒区出身(生まれ・育ちとも。生まれた病院は港区に所在)。今上天皇徳仁の皇后。結婚前の本籍地が村上市。
- 池田礼子(出生名:小和田礼子) - 1966年(昭和41年)7月8日、スイス連邦ジュネーヴ生まれ、ジュネーヴおよび日本国東京都育ち。皇后雅子の実妹。国際連合職員。作家、翻訳家。結婚前の本籍地が村上市。
- 渋谷節子(出生名:小和田節子) - 1966年(昭和41年)7月8日、スイス連邦ジュネーヴ生まれ、ジュネーヴおよび日本国東京都育ち。皇后雅子の実妹(礼子と同日、双子として出生)。文化人類学者・翻訳家。結婚前の本籍地が村上市。
大使
脚注
出典
- ↑ むらかみ町屋再生プロジェクト - 2019年4月6日閲覧。
- ↑ “村上のまちづくり”. 吉川真嗣. 2019年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月6日閲覧。
- ↑ “住民の手で再生された町屋をめぐる。新潟県村上市をまちあるき!”. ぐるたび. 2019年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月6日閲覧。
- ↑ 平成20年度 都市景観大賞「美しいまちなみ賞」受賞地区が決定しました - 国土交通省.2019年4月6日閲覧。
- ↑ “「プロジェクト未来遺産2016」 5プロジェクト決定!”. 日本ユネスコ協会連盟. 2019年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月6日閲覧。
- ↑ 村上(平年値)
- ↑ 気象庁(村上の観測史上1〜10位の値)
- ↑ “平年値(年・月ごとの値)”. 気象庁. 2026年5月16日閲覧。
- ↑ “観測史上1~10位の値(年間を通じての値)”. 気象庁. 2026年5月16日閲覧。
- 1 2 “村上遺産 まち歩き城下絵図” (PDF). 村上市都市計画課 (2019年1月). 2021年1月30日閲覧。
- ↑ 宮内庁『昭和天皇実録第十』東京書籍、2017年3月30日、476頁。ISBN 978-4-487-74410-7。
- ↑ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、139頁。 ISBN 978-4-10-320523-4。
- ↑ “令和元年(2019年)山形県沖の地震に関する情報”. 国土地理院 (2019年). 2024年2月3日閲覧。
- ↑ “新潟県村上市で発生した工場火災に係る消防庁長官の火災原因調査 中間報告の公表”. 総務省 (2022年). 2025年1月11日閲覧。
- ↑ “令和4年8月大雨 新潟被災地 住民が新たな避難対策 村上・関川 新潟 シリーズ「水害に備える」”. 日本放送協会 (2023年6月16日). 2024年2月3日閲覧。
- ↑ 「山北支所庁舎が完成しました」(PDF)『市報むらかみ』第56号、村上市、2012年11月1日、4-5頁。
- ↑ 「生涯学習推進センターオープン」(PDF)『市報むらかみ』第60号、村上市、2013年3月1日、4-5頁。
- 1 2 3 “村上市歴史的風致維持向上計画”. 村上市 (2020年3月). 2021年1月30日閲覧。
- ↑ 「村上茶が400年を迎えます」(PDF)『市報むらかみ』第146号、村上市、2020年5月1日、2-3頁。
- ↑ “村上の鮭漁”. 村上市. 2020年10月2日閲覧。
- ↑ 新潟の漁港・漁村の歴史(新潟県農林水産部漁港課) - ウェイバックマシン(2019年4月21日アーカイブ分)
- 1 2 「特集 むらかみの風土が生んだ水産物」(PDF)『市報むらかみ』第77号、村上市、2014年8月1日、2-5頁。
- ↑ “灰の文化 焼畑”. 山北町商工会. 2021年2月14日閲覧。
- 1 2 3 “村上市地域産業活性化基本計画”. 関連法>企業立地促進法. 新潟県産業労働部 産業立地課. 2021年1月30日閲覧。
- ↑ “村上ショッピングプラザ、移転し店舗面積倍増―来秋開店へ新協組設立”. 日本経済新聞. (1991年2月23日). p. 22 地方経済面 新潟
- ↑ “村上の地元主導SC移転―「観光」核に都市間競争”. 日本経済新聞. (1991年4月24日). p. 22 地方経済面 新潟
- ↑ 「特集 村上の台所「六斎市」が今年で開設100周年」(PDF)『市報むらかみ』第136号、村上市、2019年7月1日、2-5頁。
- ↑ “村上市の露店市場”. 村上市. 2021年8月14日閲覧。
- ↑ 『新潟ジャムコ、宮崎ジャムコ、中条ジャムコ合併のお知らせ』(プレスリリース)株式会社ジャムコエアクラフトインテリアズ、2024年4月1日。2025年9月15日閲覧。
- 1 2 3 「特集 今年4月に学校統合が行われます」(PDF)『市報むらかみ』第131号、村上市、2019年2月1日、4-5頁。
- ↑ 「新 山辺里小学校入学式」(PDF)『市報むらかみ』第38号、村上市、2011年5月1日、2-3頁。
- 1 2 “村上市神林地区の5小学校で閉校式典【村上新聞】”. にいがた経済新聞. (2019年11月10日)
- ↑ 新潟交通観光バスHP 村上エリア・勝木エリア
- ↑ 高速のりあいタクシー - 村上市.2019年2月3日閲覧。
- ↑ のりあいタクシー - 村上市.2019年2月3日閲覧。
- ↑ 中部北陸自然歩道(「日本国」ロマンのみち) - 村上市.2019年2月3日閲覧。
- ↑ 中部北陸自然歩道 (瀬波温泉砂丘のみち) - 村上市.2019年2月3日閲覧。
- ↑ 第4回 城下町村上 春の庭 百景めぐり (PDF) - 村上市観光協会.2019年4月6日閲覧。
- ↑ 日本海きらきら羽越観光圏 - 2019年4月6日閲覧。
- ↑ 城下町・村上 - 村上市観光協会.2019年2月14日閲覧。
- ↑ 「越後村上城下町:伝統的建造物群保存対策調査報告書」、村上市、1991年3月、 doi:10.11501/13262560。
- ↑ 『村上市景観計画』(レポート)村上市、2013年3月。
- ↑ “会議資料1”. 第2回 歴史的風致維持向上計画策定委員会. 村上市 (2016年1月7日). 2025年7月17日閲覧。
- ↑ 鮭ーいよぼやー - 村上市観光協会.2019年2月14日閲覧。
- ↑ H21景観づくりモデル地区指定箇所:村上市塩谷地区 - 新潟県土木部都市政策課.2019年2月14日閲覧。
- ↑ 大須戸能 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- 1 2 “大和田愛羅”. d-score楽譜. d-score.com. 2018年1月8日閲覧。
- ↑ “長谷部権次呂”. 村上広域情報誌2001. 村上市 (2001年). 2018年1月8日閲覧。
- ↑ “新潟県村上市「うんめもん大使」に任命されました。”. agrattoria. 木村正晃 (2014年1月11日). 2018年1月9日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 行政
- 観光
- 村上市観光協会 -鮭・酒・人情 むらかみ
- 村上商工会議所
- 村上遺産 まち歩き城下絵図 (PDF) - 村上市都市計画課
- かえろう山北 - 山北商工会
- 日本海きらきら羽越観光圏
| 山形県鶴岡市 | 山形県西川町 | |||
| (日本海) | 山形県小国町 | |||
| 胎内市 | 関川村 |
村上市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 09:49 UTC 版)
「新潟県高等学校の廃校一覧」の記事における「村上市」の解説
新潟県立村上高等学校定時制岩船分校(1970年募集停止) 新潟県立村上高等学校定時制課程荒川分校(1974年定時制課程関川分校と統合し全日制課程荒川分校へ) 新潟県立村上高等学校定時制課程関川分校(1974年定時制課程荒川分校と統合し全日制課程荒川分校へ) 新潟県立村上高等学校全日制課程荒川分校(1983年) 新潟県立村上高等学校朝日分校(1987年) 新潟県立村上女子高等学校(2002年新潟県立村上中等教育学校の開校に伴い募集停止。2004年閉校) 新潟県立村上高等学校山北分校(2006年) 新潟県立中条工業高等学校(2006年新発田市の新発田南高へ統合し、2008年閉校)
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