三面川とは? わかりやすく解説

三面川

読み方:ミオモテガワ(miomotegawa)

所在 新潟県

水系 三面川水系

等級 2級


三面川(みおもてがわ)

作者大庭みな子

収載図書三面川(みおもてがわ)
出版社文芸春秋
刊行年月1986.6

収載図書大庭みな子全集 第8巻 舞へ舞へ蝸牛王女の涙
出版社講談社
刊行年月1991.3


三面川

読み方:ミオモテガワ(miomotegawa)

作者 大庭みな子

初出 昭和61年

ジャンル 小説


三面川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/05 08:58 UTC 版)

三面川
三面川中州公園付近(村上市大字村上)
水系 二級水系 三面川
種別 二級河川
延長 二級河川区間 41.022 km
平均流量 -- m³/s
流域面積 677 km²
水源 朝日連峰村上市
水源の標高 -- m
河口・合流先 日本海(村上市)
流域 日本 新潟県
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三面川(みおもてがわ)は、新潟県村上市を流れる河川二級水系の本流。古くは瀬波川といった[1]の遡上で知られており、古くからの独自の鮭文化は有名である[2]

地理

新潟県山形県県境位置する朝日連峰に源を発し村上市市街地を流れ日本海に注ぐ。奥三面ダム建設以前は、山中に42戸、人口150人ほどの三面集落があり、その名残として「三面ありき」の石碑が残っている[3]

歴史

江戸時代、鮭漁による運上金が村上藩の収益源となっていた[4]。近世の鮭漁と河川改修についての詳細は青砥武平治#種川の制を参照。

「三面」という呼称の由来

日本地名研究所の所長を務めた谷川彰英によると、由来については2つ説がある。1つ目は、戦国期に「三表」と表記されたことから、「水面」転じて「水表」を経て、「三表」「三面」となったとする説である。2つ目は、この地には小池・高橋・伊藤の3つしか苗字がなかったことから「三面」となったという説である[3]

流域の自治体

新潟県
村上市

河川施設

  • 奥三面ダム(新潟県村上市三面)
  • 猿田発電所(新潟県村上市三面)
  • 二子島森林公園(新潟県村上市岩崩)
  • 三面ダム(新潟県村上市岩崩)
  • 三面川中州公園(新潟県村上市村上)
  • 村上マリーナ(新潟県村上市瀬波)

流域の観光地

その他

ドキュメンタリー

脚注

  1. ^ 石井進「中世の山・川の民と境界」7頁以下。
  2. ^ 三面川の「鮭漁」は秋から冬にかけてピークを迎えます!”. 新潟県村上地域振興局 企画振興部. 2020年4月29日閲覧。
  3. ^ a b 谷川 2015, p. 94.
  4. ^ 城下町探検ガイド-Ⅵ 鮭の歴史 日本に誇る「種川の制」”. 村上地区まちづくり協議会伝統文化部会. 2021年1月30日閲覧。
  5. ^ "越後・鮭物語〜新潟県・三面川〜". NHK. 2022年12月24日. 2022年12月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月25日閲覧

参考文献

  • 石井進「中世の山・川の民と境界」、井上鋭夫『山の民・川の民 日本中世の生活と信仰』所収、平凡社〈平凡社選書〉、1981年。
  • 谷川彰英『47都道府県・地名由来百科』丸善出版、2015年。 ISBN 978-4-621-08761-9 

外部リンク

関連項目




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