断郊競走とは? わかりやすく解説

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だんこう‐きょうそう〔ダンカウキヤウソウ〕【断郊競走】

読み方:だんこうきょうそう

クロスカントリー


クロスカントリー競走

(断郊競走 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/23 09:32 UTC 版)

クロスカントリー競走
クロスカントリー大会の競技者
統括団体 ワールドアスレティックス
通称 クロカン
特徴
身体接触
男女混合
カテゴリ 屋外競技
実施状況
オリンピック 1912年1920年1924年
世界選手権 1903年 -
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クロスカントリー競走(クロスカントリーきょうそう、英語: cross country running)は、陸上競技中距離走または長距離走の一種で、野原、草原、森林、丘陵など、自然の地形を利用したコースを走る競技、またはそのトレーニング[1]防衛大学校 断郊 だんこう競技という名称で行われている8名で1組のチーム(分隊)をつくり、各個人は、作業服に半長靴、背のう、水筒など約10kgの装備を身につけておこなわれているものも、クロスカントリーの一種。[2]陸上競技法(改訂、1928年)には、野口源三郎による「断郊競走」の項目があった。デジタル大辞泉にも、「断郊」の記事があり、「郊外の田野、森林などを横断すること。断郊競走」とある。[3]「断郊」は、"cross country"の翻訳。

コース

2010年ヨーロッパクロスカントリー選手権(ポルトガル)の選手

コースの地形は自然または人工物のどちらでも可能である。競技者にコースを明確に示し、また観客の侵入を防ぐために、両端にはテープやラインなどで簡易的な仕切りがされる。

国際大会の多くは周回コースで行われる。距離は大会によって様々である。例えば近年の世界クロスカントリー選手権大会では、シニアの部は男女とも10km、20歳以下の部は男子8km、女子6kmで行われている[4]

また、大会によってはリレー走も行われる。例えば世界クロスカントリー選手権大会では、2019年から男女混合リレーが4人×2kmの距離で行われている。

主要なクロスカントリー大会

日本国外

日本国内

なお、全国中学校駅伝大会(滋賀県希望が丘文化公園)もトラックを除きクロスカントリーコースで実施されている。

脚注

  1. ^ ランニング用語事典 - クロスカントリー走”. RUNNET. アールビーズ. 2025年1月13日閲覧。
  2. ^ 63期断郊ガイド”. 防衛大学校. 2022年9月30日閲覧。
  3. ^ 断郊”. コトバンク. 2022年9月30日閲覧。
  4. ^ Timetables confirmed for Bathurst and Yangzhouワールドアスレティックス、2021年5月25日付、2022年1月27日閲覧。
  5. ^ BIWAKOクロカン2025 開催要項” (PDF). BIWAKOクロカン2025. 日本陸上競技連盟 (2024年10月1日). 2025年1月13日閲覧。

関連項目

外部リンク


断郊競走(2月)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 07:32 UTC 版)

大阪府立北野高等学校」の記事における「断郊競走(2月)」の解説

淀川の河川敷を、男子10km女子は7km疾走する走行距離こそ変わったが、1935年昭和10年)から毎年行われている(1946年2021年を除く)。

※この「断郊競走(2月)」の解説は、「大阪府立北野高等学校」の解説の一部です。
「断郊競走(2月)」を含む「大阪府立北野高等学校」の記事については、「大阪府立北野高等学校」の概要を参照ください。

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