地理・施設
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「アクア (ARIA)」の記事における「地理・施設」の解説
ウィネバー[WINEBAR] ネオ・ヴェネツィアにあるイタリア料理店。晃・E・フェラーリが同伴指導のご褒美に灯里達にピザを御馳走したお店で、以降『ARIA』第34話でも昼食を取るために訪れるなど、彼女達が外食をする際のお店の1つとなっている。[Ristorante Carpaccio]と書かれているため、本来カルパッチョ専門店のようだが、パスタやピザなどイタリア料理なら一通り扱っているようである。このお店の女性店員と灯里はよくおしゃべりをする間柄なのだが、自己紹介をしていないのでお互い名前を知らない。 このお店はアリシア達水の3大妖精がまだシングルの頃、晃がアテナから「オレンジぷらねっとにいる歌のうまいウンディーネ」の情報を引き出そうとした「恋のカテナチオ大作戦」が遂行されたお店でもある。 営業時間が長いため(特に昼過ぎにやっていることが理由で)、晃がよく昼食に使っている。 火星開拓基地(アクアかいたくきち) アクアのテラフォーミング時代に、必要な資源を採取するためにアクアの至る所に建てられた。テラフォーミングが終了した現在ではそのほとんどが無人の廃墟となっている。アニメで灯里が手紙を届けるために訪れた基地はアクアの水資源を確保するために地下水脈を採掘していたが、予想以上の水を掘りあげたためか基地は海底へと没していた。その基地跡には多数の開拓者の墓標が残り、当時の過酷さを物語っている。その中には手紙の宛先人の墓もあり、灯里はその内容を伝えるため封を開け、そこに込められた当時の人々の想いに触れ涙した。 『AQUA』第4話でも、アリア社長を追った灯里と藍華が、半ば水没したテラフォーミング時代の入植地跡に迷い込んでいる。 カフェ・フロリアン[Caffe Florian] サン・マルコ広場にある由緒正しいカフェ。現オーナーはアントニオ・コルレオーネ。ゴンドラ協会の会合はここで行われている。カフェラテはここが発祥の地である。マンホームのヴェネツィアで1720年ごろに創業し、その後ヴェネツィアが海に沈む前に店の内装を全て解体保管し、アクアが出来たころにネオ・ヴェネツィアで創業した。一日に数回、カフェで出すワインが日に当たって味を損ねないよう、建物の影に合わせて席を移動する「影追い」を行う。ヴェネツィアに実在するカッフェ・フローリアンがモデルだが、現在のカッフェ・フローリアンでは影追いは行われていない。 希望の丘(きぼうのおか) ネオ・ヴェネツィアの外れにある小高い丘。頂上までは陸橋水路と水上エレベーターで結ばれており、ネオ・ヴェネツィアを一望出来る景観が楽しめるため、観光名所の一つとなっている。 水上エレベーターに合わせて幅が狭くなっている一方、ゴンドラやヴァポレットなど多くの船が行き来する難所であり、ここを通るには漕ぎ手の技量が問われる。この水路をプリマ同伴の元、無事トラブル無く頂上まで辿り着くことがペアからシングルになるためのウンディーネの昇格試験であり、この試験はペアのウンディーネには内緒で行われるのが伝統となっている。 なお、「希望の丘」とはウンディーネの間で呼ばれている名であり、正式名称は「風車の丘」である。由来は丘の上に風車が多数あることからきている。 サン・マルコ広場(サン・マルコひろば) ネオ・ヴェネツィアの中心部にある大きな広場。マンホーム時代、ナポレオンが「世界で一番美しい広場」と賞賛した。巨大な2本の円柱が特徴的である。付近にはカフェ・フロリアンやサン・マルコ寺院、大鐘楼などがあり、また舟の火送りやカウントダウンなど多くのお祭りの舞台にもなっている。実在の広場についての詳細はサン・マルコ広場を参照。 この広場からマルコ・ポーロ国際宇宙港ターミナルビル前にかけて設けられている駐舟所は、灯里達が合同練習を行う際の集合場所、もしくは別の場所で集合する際にゴンドラを停める場所としてよく使用している。 サン・ミケーレ島(サン・ミケーレとう) マンホームのヴェネツィアに実在し、ネオ・ヴェネツィアにも存在する、墓地で有名な島。実在の島についてはサン・ミケーレ島を参照。 ネオ・ヴェネツィアの舟乗り達の間にはサン・ミケーレ島に関する怪談も伝わっており、その内容とは「黒い喪服の女性にサン・ミケーレ島まで連れて行って欲しいと頼まれるが、その申し出を受けると必ず神隠しに遭ってしまう」というもの。灯里はこの神隠しに遭いかけるが、ケット・シーによって助けられた。 トラゲット[Traghetto] ゴンドラを使用した渡し舟のこと。シングルが唯一指導ウンディーネ(プリマ)の同乗指導なしで行える正規の営業行為。観光案内のゴンドラと違いゴンドラの前と後の2人の漕ぎ手で客を運ぶ。 現在の地球のヴェネツィアでもヴァポレット、モトスカーフィと並ぶ三大交通手段として市民の生活に定着しており、0.4ユーロ(約60円)と格安で乗ることが出る。ヴァポレットは72時間チケットで13.08ユーロ(約2713円)である。ゴンドラは40分で55〜120ユーロ(約7845〜18828円)程度と他に比べて一際高いが、これはゴンドラが移動手段というよりは観光用の乗り物である為である。 マルコ・ポーロ国際宇宙港(マルコ・ポーロこくさいうちゅうこう) ネオ・ヴェネツィアの中心地、サン・マルコ広場に隣接する宇宙港。マンホームとアクアを結んでいる宇宙船の発着場所であり、灯里もここからアクアへの第一歩を踏み出した。ターミナルビルは2150年ごろの火星移住プロジェクト開始当時に、火星へ移住した人々を管理する移民総督の宮殿として建てられたもので、ドゥカーレ宮殿がモデル。灯里がアクアへ来る時に利用したり、作中よく空に浮かんでいたりする、船体に「MARS.」と書かれた宇宙船はSSSA(Solar System Speace Airline:太陽系航宙社)のものである。 名前は実在のヴェネツィア・テッセラ空港の通称「マルコ・ポーロ空港(Aeroporto "Marco Polo" di Venezia)」に由来する。
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地理・施設
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空港はバラ島の北部、エオリガーリーの集落の南に位置し、土地の言葉で「大きな砂浜」を意味するTraigh Mhòr の広い砂浜を滑走路として利用している。満潮時には滑走路は海面下に沈むため、離着陸の時間は干満によって左右される。空港が営業中には吹流しが掲げられることになっており、その間の浜への立ち入りは禁止されている。吹流しが掲げられていない時の「滑走路」は、潮干狩り客や観光客でにぎわっている。 照明施設はなく、夜間に緊急着陸が行われる際には、自動車の前照灯で滑走路を照らしている。 空港の運営は、スコットランド本土と離島部の地方空港を多く所有しているハイランズ・アンド・アイランズ・エアポーツ社 (Highlands and Islands Airports Limited) (HIAL)が行っている。空港には3本の滑走路が設定されており、木の杭によって終端が示されている。航空便の多くは、デ・ハビランド・カナダ社製のプロペラ機DHC-6(ツイン・オッター)によって運航されている。
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「横浜みなとみらい21#新港地区(1-17街区)」も参照 みなとみらい21の中央地区と大さん橋の間の臨海部にあり、南東側が一丁目、北西側が二丁目となっている。国際大通りと一・二丁目境の万国橋通りが町の中央で交差し、交差点には横浜ワールドポーターズや赤レンガ国際館(JICA横浜国際センター/海外移住資料館)と接続する円形歩道橋「新港サークルウォーク」が架かる。国際大通りは国際橋からみなとみらい21中央地区方面、新港橋から県庁へ通じ、万国橋通りは万国橋から北仲通地区・馬車道方面へ抜ける。この他に歩行者専用の汽車道が桜木町方面へ通じている。 一丁目には赤レンガ倉庫パークやオープンモール型商業施設のMARINE & WALK YOKOHAMA(マリン アンド ウォーク ヨコハマ)、横浜税関の分館(この敷地では国の16機関を集約した新合同庁舎の整備も計画されている)などがあり、海沿いに横浜海上防災基地(「海上保安資料館 横浜館」を併設)が置かれている。また、赤レンガ倉庫近くの桟橋(ピア赤レンガ)からは横浜駅東口(横浜ベイクォーター内)や山下公園へ向かうシーバスが運航されている。二丁目には横浜ワールドポーターズや大観覧車がシンボルとなっている都市型遊園地のよこはまコスモワールド、温泉施設の万葉倶楽部、安藤百福発明記念館 横浜(カップヌードルミュージアム 横浜)などがある。この他、海沿いの9号岸壁では大型客船なども寄港できる岸壁と新たな客船ターミナル複合施設「横浜ハンマーヘッド」が整備されている(「#新港埠頭の岸壁」も参照)。 なお、前述の通り汽車道によりJR根岸線および横浜市営地下鉄ブルーラインの桜木町駅方面とアクセスしているほか、北西側の国際橋を渡ると横浜高速鉄道みなとみらい線のみなとみらい駅、南側の万国橋を渡ると同線の馬車道駅、南東側の新港橋を渡ると同線の日本大通り駅にアクセス可能である。また、2017年12月には地元企業4社(後述の新たな客船ターミナルの整備も行う横浜岡田屋など)が出資するYNPによる横浜駅東口から中央卸売市場やパシフィコ横浜、新港埠頭、大さん橋などを経由して山下埠頭までロープウェイなどの索道で結ぶ空中交通構想が浮上、さらに2018年5月にはよこはまコスモワールドを運営する泉陽興業による桜木町駅周辺から汽車道沿いを通り新港地区まで結ぶロープウェイ構想も浮上している。後者の計画は2019年2月に横浜市から具体的な発表があり、それによると桜木町駅前から運河パーク(横浜ワールドポーターズ前)まで結ぶロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN(ヨコハマ・エア・キャビン)」として、当初2020年夏に開催する予定であった東京オリンピック開幕前の開業を目指し整備するとしていたが、その後の資材調達や工期の遅れなどから半年以上ずれ込み、2021年4月の開業を予定している(提案事業者の泉陽興業が計画に係る費用を全額負担するため公費負担なし)。 交通・アクセスの詳細については「横浜みなとみらい21#交通」および「横浜赤レンガ倉庫#交通」を参照 一・二丁目を合わせた面積は0.398 km2 で、人口はごくわずかである。
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