ワイヤレスネットワーク
ワイヤレスネットワークとは、ネットワークにおいて、データの伝送にケーブルではなくて無線媒体を用いるネットワークの総称である。媒体としては赤外線や電波などが用いられる。
電波を用いる方式の規格としては、イーサネット(Ethernet)規格の一部をなすIEEE 802.11a、IEEE 802.11b、IEEE 802.11gなどが主となり、他にもBluetooth、HomeRFなどがある。赤外線ではIrDAやIrFMなど主な規格となる。
データの伝送速度は、電波では54Mbps前後が主流となりつつある。赤外線は4Mbps程度で、ブロードバンド向けとはいえないが、ケーブルを配線する必要がない手軽さと、持ち運びが自由になるといった便利さから、携帯電話やPDA端末どうしが直接にやり取りするための方式として採用されるケースは多い。
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無線アクセス
(ワイヤレス・ネットワーク から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/16 08:15 UTC 版)
無線アクセス(むせんアクセス)は信号を伝えるケーブルの代わりに無線(電波)を使うデータ通信サービスの総称。無線アクセスシステム。GHz帯を使うものが多い。
- 1 無線アクセスとは
- 2 無線アクセスの概要
ワイヤレスネットワーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/15 03:01 UTC 版)
「衝突ドメイン」の記事における「ワイヤレスネットワーク」の解説
ほとんどの無線LANネットワークでは、衝突回避のためにCSMA/CD(搬送波感知多重アクセス/衝突検出)を利用している。無線ネットワークにおいては、端末間で通信媒体が必ず共有されるという条件に加えて、2つの送信者が互いの送信を聞くことができないにもかかわらず、その中間の受信者に対して衝突を引き起こす可能性があるという隠れ端末問題が存在する。Multiple Access with Collision Avoidance for Wirelessは、特に802.11 RTS / CTSで使用されるそのようなアプローチの1つである。またこの問題を解決するもう1つの手段として中央調整(central coordination)が知られており、Wireless Multimedia Extensionsで採用されている。ポイント調整機能と分散調整機能が具体的な実装例として挙げられる。
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