アイ‐アール‐ディー‐エー【IrDA】
IrDA
読み方:アイアールディーエー
別名:赤外線データ協会
IrDAとは、赤外線による無線通信の標準規格を策定した業界団体の名称、または、同団体によって策定された赤外線通信の標準規格のことである。
IrDA規格では、不可視光線である赤外線を信号に利用し、近距離間でデータ通信を行うことができる。光信号を利用するので、発光・受光装置を遮蔽物がない状態で向き合わせる必要がある。
IrDA規格は、主にノートPCやPDAといったモバイル機器に搭載されている。また、NTTドコモの携帯電話などでは、携帯電話の端末どうしで直接に(基地局を中継せずに)情報をやり取りするための手段として、IrDAの規格が標準的に搭載されるようになっている。
IeDAによって標準化された赤外線通信の規格としては、IrDA Control、IrCOMM、IrTran-P、IrLPT、IrSimple、IrSSなどがある。
参照リンク
IrDA
IrDA
Infrared Data Associationの略。赤外線による光無線データ通信を規格化している団体名で、そこで策定された規格そのものを指すこともある。規格はまずノートパソコンに採用され、NTTドコモの携帯電話に標準採用されて普及が加速した。携帯電話がカメラ機能を備えてからは、撮影した写真をノートパソコンに送るのに使われ、やがてコンパクトプリンタにも送受信機が搭載されるようになった。通信距離と転送速度によって規格が細かく細分化されているが、115Kb/秒が一般的。現在はより4Mb/秒と高速な IrSimple へと役割のバトンを渡しつつある。
IrDA
IrDA
IrDA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 16:47 UTC 版)
最初にMacに搭載された赤外線通信であるIRTalkは独自の規格であったが、後により一般的なIrDAを用いてAppleTalkやTCP/IPを利用できるようになった。
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