アイ‐アール‐エス‐エス【IrSS】
IrSS
読み方:アイアールエスエス
別名:アイアールシンプルショット
IrSSとは、高速赤外線通信の規格であるIrSimple 1.0に準拠した、片方向通信を実現する方式のことである。
IrSSは、受信する側の機器からの応答を必要とせずに、一方的にデータの送信を行うことができる。受信する側の機器が正常にデータを受け取れない場合でも、再送を繰り返すことなく、送信を正常に完了する。ただし、受信側が必ずしも正常にデータの受信を完了できずに終了する場合もある。
IrSSは、IrSimpleに比べると、応答信号をやりとりする必要がない分だけ、操作が簡単になり、受信機の低コスト化を図ることができるという利点がある。
IrSSは、高画質な静止画などのデータを手軽にやり取りするための通信方式として、携帯電話やデジタルカメラ、プリンタなどに搭載される例が増えてきている。
参照リンク
高速赤外線通信プロトコル IrSimple の標準化 - (シャープ)
IrSS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/09 08:45 UTC 版)
IrSimple 1.0準拠の片方向通信機能 Home Appliance Profile は、IrSS (IrSimpleShot) と呼ばれる。
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