学習リモコンへの応用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 02:33 UTC 版)
家電製品のリモコンなどで使われている赤外線通信は、各々が独自に定めた仕様によるものであり、IrDAとは関係がない。しかしIrDA通信が可能な、ある程度の送受信速度がある機器上からこれら赤外線リモコンの通信を見た場合に、一定の通信信号パターンとして観測できる。これを利用して、携帯情報端末やノートパソコンを、学習リモコンとして擬似的に機能(エミュレート)させるソフトウェアも存在する。その場合はIrDAの規格上、専用のリモコン装置に比べやや反応が劣るものの、家庭内に氾濫するリモコンを一元化させる事が可能である。 なお、携帯電話のリモコンアプリは規格上、受信した通信信号のパターンを取得できないので、学習リモコンアプリを作ることはできないとされる。
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