お‐かみそり【▽御髪×剃】
法名 (浄土真宗)
(おかみそり から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/05 14:25 UTC 版)
浄土真宗における「法名」(ほうみょう)とは、仏弟子[1]となった名告り[2]である。故人に対して贈られる名前と誤解されることも多いが、正しくは生きている間に三宝に帰依し、仏弟子として生きていくことを誓い授かる名である。
- ^ a b 釈尊の弟子のこと。
- ^ 浄土真宗では、法名を名告ると「告」の字を用いる。「名乗る」と「乗」の字は用いない。
- ^ 浄土真宗は在家仏教であり、厳密には僧籍を持つ者も門徒であるため、ここでは「一般門徒」とする。
- ^ 他人に自分を誇る。
- ^ 自己中心に取り計らう。
- ^ 名自分をよくみせようとすること。
- ^ そのとき (法然)聖人のたまはく 法師には みつのもととりあり いはゆる 勝他 利養 名聞 これなり この三箇年のあひた 源空か のふるところの法文を しるしあつめて 随身す 本国にくたりて 人をしえたけむとす これ勝他にあらすや それにつけて よき学生と いはれんとおもふ これ名聞をねかふところなり これによりて 檀越をのそむこと 所詮利養のためなり このみつのもととりを そりすてすは 法師といひかたし 仍さ申つるなりと云々『口伝鈔』
- ^ 女性は剃髪を拒否することも可能。
- ^ 衆生を仏道へと教え導くこと。(『広辞苑』第五版)
- ^ 一切衆生は浄土では平等であるという教義から女性を表す「尼」の字を本願寺派では現在付けていない。
- ^ 院号…正確には「院号法名」。
- 1 法名 (浄土真宗)とは
- 2 法名 (浄土真宗)の概要
- 3 位号・置き字
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