論蔵とは? わかりやすく解説

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ろん‐ぞう〔‐ザウ〕【論蔵】

読み方:ろんぞう

《(梵)abhidharmaの訳。阿毘達磨などと音写仏語三蔵の一。仏法教義についての聖賢議論所説集録した聖典類。


論蔵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/24 03:38 UTC 版)

論蔵(ろんぞう、: Abhidhamma piṭaka(アビダンマ・ピタカ): Abhidharma piṭaka(アビダルマ・ピタカ))とは、律蔵経蔵とともに、仏教の聖典(仏典三蔵)の一部であり、仏陀の教えに対する解釈・注釈書である: Abhidhamma(アビダンマ): Abhidharma(アビダルマ)阿毘達磨)をまとめたもの。

種類

上座部仏教(南伝仏教)

上座部仏教(南伝仏教)の聖典である『パーリ仏典』(パーリ三蔵)における論蔵には、

の7書が伝えられている。

(更に後代になると、蔵外に「アッタカター」という注釈書も作成されるようになった。)

中国仏教(北伝仏教)

説一切有部

中国仏教(北伝仏教)には、部派仏教の古典的な論書(阿毘達磨)としては、説一切有部

や、その再注釈である『婆沙論』『倶舎論』等が伝わり、倶舎宗毘曇宗)が形成された。

大乗仏教

出典

関連項目


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