三省堂 大辞林 |
あざと・い 3
(1)抜け目がなく貪欲である。あくらつだ。
「―・い商法」
(2)小りこうだ。思慮が浅い。
「愚人ばらが―・き方便(てだて)に討たれさせ給ひしは/浄瑠璃・神霊矢口渡」
[派生] ――さ(名)
実用日本語表現辞典 |
品詞の分類
「あざとい」の用例一覧
高田保 烈婦 (青空文庫)
れ合う草の実こそは真実の人間である。真実の人間同士の間には国境などというあざといものはありゃしない。 この草の実のこぼれ合いを眼の中に入れてないところに、世界の政治の愚劣さがある。侵略とか防衛とかいうが、一た...
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泉鏡花 木の子説法 (青空文庫)
洋服のさい取を 萎 ( なや ) して、あざとい碁会所をやっていた——金六、ちゃら金という、 野幇間 ( のだいこ ) のような 兀 ( はげ ) のちょいちょい顔を出すのが、ご新姐、ご新姐という、それがつい、口癖...
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岸田國士 戦争と文化 ——力としての文化 第三話 (青空文庫)
ふ風にも見られるのであります。 言葉といふものは不思議なもので、ある思想もそれを表現する言葉の自由な解釈によつて、様々な陰翳、時とすると、思ひがけない意味まで伝へる場合があります。それ故、徒らに言葉尻を捉へて、あざとい...
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