TATSUKO YANO
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「ファーストクラス (テレビドラマ)」の記事における「TATSUKO YANO」の解説
TATSUKO YANO → TATSUKO YANO ORIGINAL → TATSUKO YANOグループ 矢野竜子が25歳の時に立ち上げたファッションブランド。黒を基調とした服が特徴。かつては、一時代を築く程の人気を馳せていたが、近年は売上が低迷している。NGS Holdingsに買収され、傘下に入る。新ブランド・ライン「tatsuko yano japan」では、色彩豊かなデザインが採用されている。NGS HoldingsがF&M Japanに買収されたことで、NGS Holdingsの消滅と共に「TATSUKO YANO」「tatsuko yano japan」の両ブランドも消える。 取締役 矢野 竜子(やの たつこ)〈60〉 演 - 夏木マリ TATSUKO YANO創始者で社長 → 社長解任 → TATSUKO YANO ORIGINAL社長 → デザイナー。 業界のゴッドマザー。25歳でブランドを立ち上げ一時代を築いてきたが、近年は売上が低迷しており、自身の行く末を見失っている。ブランドカラーである黒い服を好んでよく着ている。知名度と影響力の高さから「ファッション業界のゴッドマザー」と呼ばれる。デザインの一線からはすでに退いており、ブランド決定権を廣木に引き継ぎ、経営に専念する。廣木に信頼を置いているように見せているが、本心は隠している。息子・竜太郎のことは当然大事だが、命がけで守ってきたブランドを任せるには頼りなさすぎるとも思っている。ブランドの買収を機に社長を解任され、取締役留任の誘いも断る。その後F&BにTATSUKO YANO ORIGINALのトップとして担ぎ上げられるが、リエコの方針には従うことが出来ないと表明し、隆太郎にブランドを託した。 マウンティングランキングは1位 → 2位 → 2位 → 3位 → 6位 → 6位 → 6位 → 9位 → 1位 → 1位 → 消滅。 瀧川 蘭子(たきがわ らんこ)〈57〉 演 - 余貴美子 NGS Holdings CEO → CEO解任 → 副社長 → chinami yoshinari with orchid共同パートナー。 執念の雌タイガー。かつてはTATSUKO YANOで働き、駆け出しの頃から竜子を支えてきたが、経営方針で衝突して1年前に追い出される形で独立。間宮と共に、竜子に復讐しようと目論むも、竜子に政治家への不正な献金疑惑を問いただされ、CEOを更迭される。後に間宮には「ファッションセンス・ビジネスセンス・カリスマ性もないただの勘違い」と罵倒されていた。隆太郎の言葉でこれまでの行動を見直し、考え方を初心に戻しTATSUKO YANO ORIGINALの副社長となる。全てが終わった後、竜子に「意識改革が必要」と諭されたことでTATSUKO YANOを去り、ちなみと行動を共にする。 マウンティングランキングは2位 → 1位 → 1位 → 1位 → 1位 → 1位 → 1位 → 11位 → 2位 → 2位 → 消滅。 矢野 隆太郎(やの りゅうたろう)〈29〉 演 - 淵上泰史 TASTUKO YANO副社長 → 取締役 → F&M Japanアパレル事業部部長 → TASTUKO YANO社長。 バカ息子を装うピエロ。竜子の息子で後継者。さくらの恋人だが、華とも体の関係を持っていた。かつては母親のビジネスには関わりたくないと思っていたが、ロンドンでのダンサー活動に挫折したことから、帰国してブランド経営に携わる。母・竜子から本当の信頼を得られていないことも分かっており、さくらの魂胆も知っている。軽薄なドラ息子を演じつつ、自身の将来の為に何が最善なのか考えを巡らせている。 ブランド買収に伴い、お飾りの「取締役」に就任させられ、さくら・華からも見限られる。その後蘭子の献金疑惑の情報を餌にリエコに取り入り、F&Mのアパレル事業部部長としてTATSUKO YANO ORIGINALを立ち上げる。だが竜子がリエコに切り捨てられたことで自分のしたかったことを見直し、F&Mの傘下を離れる。ちなみの退職後、新たなTATSUKO YANOの社長となる。バイセクシュアルである。 廣木 リカ(ひろき リカ)〈40〉 演 - 木村佳乃 クリエイティブディレクター → TATSUKO YANO社長 → 社長解任。 破壊力200%女。ちなみにとって、最大の壁となる人物。大学卒業後、詢香社で雑誌『ファースト・クラス』の編集をしており、先輩・大沢とは現在でも交流がある。その後ファッションブランドの経営コンサルタントとなり、数多くのブランドを再生すべく手腕を発揮してきた才女。経営危機にあるTATSUKO YANOを再生させる為に入社するが、竜子のことを利用している節がある。実は間宮と裏で繋がっており、TATSUKO YANOがNGS Holdingsに吸収されるよう画策し、この先にも陰謀があることを示唆している。しかし、日本のアパレル業界の現状を変えようと奮闘している点はちなみと通じ合っており、敵でありながら互いに利用し合う関係となっている。実は過去に離婚歴があり、山内財閥の権力で娘・YURINAの親権を奪われ、周囲には子供がいることは秘密にしていた。Tシャツ発売の対決において、ちなみのチームが勝利した裏に嗅ぎ取った間宮の不正に関して、ちなみのブランドトップ就任を条件に公言しない事を約束させ、ブランドを去る。鏑木や間宮のコネを使いtatsuko yano japanが立ち直るきっかけを作り、その後資金問題で表舞台に立てないファッションデザイナーを支援する事業を興す。 マウンティングランキングは3位 → 3位 → 3位 → 2位 → 2位 → 2位 → 2位 → 10位 → 11位 → 12位 → 消滅。 デザイナー 多武峰 凪子(とうのみね なぎこ)〈35〉 演 - ともさかりえ デザイナー → CLAP CLAP商品開発部 → デザイナー。 ハングリーザウルス。若い頃からデザイナーを志望して、10社以上ものブランドで経験を積んで努力してきたが、センスが乏しいため、チーフになれず苦悩している。学生時代はチーマー達と懇意にしていたと自称しており、国木田の秘密を握るずる賢さを持つ。難なく様々なアイデアを出し仕事をかすめ取っていくナミ絵に嫉妬・憎悪していたが、ちなみの入社を機に、先に彼女を潰そうと目論む。アシスタントの大五郎をストレスの掃きだめにしている。気に入らないことがあると「凪子新聞」と称して、新聞の三面記事の見出しの様に、毒舌を心の声で並べる。自分が勝ち上がる為なら手段を選ばない。 マウンティングランキングは6位 → 7位 → 6位 → 6位 → 5位 → 5位 → 4位 → 3位 → 3位 → 3位 → 消滅。 川島 ナミ絵(かわしま ナミえ)〈29〉 演 - シシド・カフカ デザイナー → NGS Holdingsカスタマーセンター → デザイナー。 -546℃アイスドール。レミ絵より4歳年上の実姉。妹も頭が上がらない程、猟奇的で冷徹な性格。使える者は全て使う主義。凪子とは互いに憎み合っていた。しかし、6話で女子校の制服を作ることになった際にお互いのデザインを認め、それからはデザインを一緒に提出しに行く、ほぼ同時に出勤する、同じタイミングで瞬きをする、などふたりの仲が悪ければしないような行動が見られるようになった。ニューヨークの人気ブランドでインターン経験を積む。帰国後、自身のブランドを立ち上げる為、日本での人脈を築こうと入社。頭脳明晰・英語堪能・長い海外生活で培った高いデザインセンスを持つ。ちなみに対して、陰湿かつ残酷な仕打ちをする。内心では、レミ絵以上に強烈な罵詈雑言を吐く。 マウンティングランキングは4位 → 5位 → 4位 → 4位 → 3位 → 7位 → 7位 → 4位 → 4位 → 4位 → 消滅。 須賀 さくら(すが さくら)〈26〉 演 - 倉科カナ アシスタントデザイナー → CLAP CLAP商品開発部 → アシスタントデザイナー → デザイナー。 キューティースナイパー。福岡県福岡市出身。年上の人に取り入ることが非常に上手い。服飾専門学校時代の恩師のツテで、TATSUKO YANOに採用される。凪子とナミ絵の対立を面白がっている。隆太郎と密かに交際しており、彼との結婚を考えていたが取締役に降格処分になったことで見捨て、以降は間宮にアプローチを仕掛けている。内心では博多弁で毒を吐く。 ERENAがプロデュースするブランド・CLAP CLAPに異動させられ、そこでERENAによって自分のデザインを勝手に書き換えられてしまう事や他の社員がその現状を良しとする現状に絶望する。服が好きでデザイナーになる為なら、女を武器にする事すら厭わなかったが、その勝気さと根性の強さをちなみに見込まれる。tatsuko yano japanを立ち上げる過程で、自分のデザインが初めて報われる経験をしたことでちなみ達への敵意を捨てる。 マウンティングランキングは8位 → 9位 → 8位 → 8位 → 8位 → 12位 → JOKER → JOKER → 7位 → 7位 → 消滅(第6話では第二期初のJOKERとしてマウンティングから離脱して、第8話に戻る)。 冴木 大五郎(さえき だいごろう)〈25〉 演 - 中村倫也 アシスタントデザイナー。 デンジャラスチキン。 デザイナーを目指して入社。アシスタントとして真面目に働きたいと思っているが、凪子からチャンスをちらつかされる一方で、汚い仕事に加担させられたり、ストレスの捌け口にされたりと、精神的に追い詰められている。ちなみに矛先を向けた凪子の指示の下、彼女を窮地に陥れる。 ちなみへの妨害行為が露呈し、窮地を脱するためには「命賭けの仕事」をすることが大事だとちなみに諭されたことで、彼女に共感し味方をするようになる。ちなみが本当に追い詰められた時は彼氏を絶対探しだして連れてくることを約束し、本気の仕事を探すためにTATSUKO YANOを去る。後に樹を見つけ出し、ちなみにエアメールを送った。 佐丹野 結衣(さたの ゆい)〈19〉 演 - 山谷花純 インターン。 コケティッシュサタン。 世渡り上手で、社員達を嘲笑しながら毒づいている。職場で生き延びるために川島姉妹と共謀するが、レミ絵からは「ERENAの臭いがする」「サタン(悪魔)」と忌み嫌われている。次第に結束が生まれていくブランドに不満を持ち「悪女的行為」をしようとするも、ナミ絵達にことごとく潰され頭角を現すことはなかった。しかし、最後のファッションショーで思わぬ活躍をする。ちなみの退職後、自身を指差して「バカ女、ドロン!」と忍者の印を結び扉を閉めてオフィスを去った。 マウンティングランキングは不参加(第3話まで) → 11位 → 8位 → 8位 → 8位 → 10位 → 10位 → 消滅(目障りな者を排除するために本格的に動き出したことから、マウンティングランキングに12人目として加わった)。 パタンナー 矢吹 薫(やぶき かおる)〈38〉 演 - 市川実和子 パタンナー。 プライドデビル。パタンナーがいないとブランドは成立しないと自負しているが、それを表に出すことは格好悪いと考え、優秀な職人達が重宝されず後進が育たない日本の物作りに対してわざと悲観的な態度を取る。しかし、そんなファッション業界の現状にちなみが切り込んでくると、俄然プライドを刺激され、彼女を警戒する一方、他のデザイナー達には無い芯の強さを見抜き「只者ではない」と感じる。 マウンティングランキングは9位 → 10位 → 10位 → 9位 → 9位 → 9位 → 9位 → 5位 → 9位 → 9位 → 消滅。 新堂 吹雪(しんどう ふぶき)〈36〉 演 - 篠原ともえ パタンナー。 コンプレックスキャット。自分にはデザインの才能があると過信しており、パタンナーとなった今でも自分のデザインを見てもらおうとデザイナー達に取り入ろうとする反面、彼女達に対して強いコンプレックスを抱える。ちなみが「有能な女」気取りで入って来たことで彼女に突っかかるが、基本的には矢吹と共にちなみに味方していた。 マウンティングランキングは10位 → 11位 → 11位 → 10位 → 10位 → 10位 → 10位 → 6位 → 6位 → 6位 → 消滅。 国木田 久志(くにきだ ひさし)〈21〉 演 - 岡本圭人 パタンナーインターン。 有名私立大学を卒業したばかりで、漠然とファッション業界に身を置きたいと考えているが、未だ将来設計は立て切れていない。女性社員達のマウンティングを嘲笑している。過去に危険ドラッグを買っていた秘密を凪子に握られている。 プレス 荒巻 千冬(あらまき ちふゆ)〈40〉 演 - 小島聖 プレストップ → CLAP CLAP商品開発部 → プレストップ 。 ブルドーザークイーン。「自分の発言は全て正しい」「ブランドにおいて最も重要な地位はプレスで、そのトップに立つ自分の言うことには竜子も耳を傾ける」と思い込んでいたが、廣木が着任したことでその考えを完全に崩され、彼女に対して激しい憎悪を燃やし、以後彼女を陥れようとする。内心では、自身の思いを川柳に込めて詠む癖がある。ちなみを配下に置こうと躍起になる。業界内外問わず多くの人脈を持ち、顔が広い。 マウンティングランキングは5位 → 6位 → 5位 → 5位 → 4位 → 4位 → 5位 → 2位 → 8位 → 8位 → 消滅。 向井山 華(むかいやま はな)〈25〉 演 - 鈴木ちなみ プレスアシスタント → CLAP CLAP商品開発部 → プレスアシスタント。 ゆるふわテロリスト。空気読みを得意と自負する。SNSで様々な情報を巧みにツイートする為、ファッション業界のフォロワーが多い。千冬のことは軽蔑しており、上司から疎まれているのを知りつつも笑顔で仕事をこなすが、心の中では「…ニャン」等、可愛く残酷な台詞を吐く。 マウンティングランキングは7位 → 8位 → 9位 → 7位 → 7位 → 11位 → 11位 → 7位 → 5位 → 5位 → 消滅。
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