なが・む【▽詠む】
よ・む【読む/詠む】
読み方:よむ
[動マ五(四)]
1 文字で書かれたものを一字一字声に出して言う。「子供に本を—・んでやる」「経を—・む」
2 文字や文章、図などを見て、その意味・内容を理解する。「小説を—・む」「グラフから業績を—・む」
3 外面を見て、その隠された意味や将来などを推察する。「手の内を—・む」「来春の流行を—・む」
4 (「訓む」とも書く)字音を訓で表す。漢字を訓読する。「春をはると—・む」
5 数をかぞえる。「票を—・む」「さばを—・む」
6 (ふつう「詠む」と書く)詩歌を作る。「歌を—・む」「秋の風物を—・む」
[可能] よめる
[下接句] 行間を読む・鯖(さば)を読む・鼻毛を読む・腹を読む・睫(まつげ)を読まれる・眉(まゆ)を読む・眉毛を読まれる・門前の小僧習わぬ経を読む
「詠む」の例文・使い方・用例・文例
- 歌を詠む
- 花の歌を詠む
- 彼は歌を詠む(歌詠み)
- ちょいと歌を詠む
- 人の手柄などを歌に詠む
- 他人の詩歌の末字を始めにおき詠むこと
- 詩歌を詠むこと
- 詩歌を声に出して詠む
- 連歌や俳諧を正式に詠む時の紙一巻の最後の紙の裏
- 感動して詩歌を詠む
- 俳句に詠む込むための材料
- 詩歌を詠むにあたり,有名な古い詩歌の一句を題に用いたもの
- 狂歌を詠む一派
- 栗の本という,俳諧連歌を詠む一派
- ふと心に浮かんだことをそのまま詩歌に詠むこと
- 偶然心に浮んだことを詩歌に詠むこと
- (和歌で)一連の歌を詠むこと
- 即興的に俳句を詠む
- 一定の数を定めて和歌を詠むこと
- 一定の数を定めて和歌を詠む定数和歌
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