詠むとは? わかりやすく解説

なが・む【詠む】

読み方:ながむ

[動マ下二《「長む」の意からという》

声を長く引く。また、声を長く引いて詩歌などをよむ。

女房舟中忍びたる声にて、淀の渡のまだよふかきにと—・められたりし」〈十訓抄・一〉

詩歌俳句などを作る

彼の在原なにがしの、唐衣きつつなれにしと—・めけん」〈平家一〇


よ・む【読む/詠む】

読み方:よむ

【一】[動マ五(四)

文字書かれたものを一字一字声に出して言う。「子供に本を—・んでやる」「経を—・む」

文字文章、図などを見てその意味内容理解する。「小説を—・む」「グラフから業績を—・む」

外面見て、その隠された意味将来などを推察する。「手の内を—・む」「来春流行を—・む」

(「訓む」とも書く)字音を訓で表す。漢字訓読する。「春をはると—・む」

数をかぞえる。「票を—・む」「さばを—・む」

(ふつう「詠む」と書く)詩歌作る。「歌を—・む」「秋の風物を—・む」

囲碁・将棋で、先の手を考える。「一〇手先まで—・む」

講釈師演じる。「一席—・む」

[可能] よめる

【二】[動マ下二「よめる」の文語形

[下接句] 行間を読む(さば)を読む・鼻毛を読む腹を読む・睫(まつげ)を読まれる・眉(まゆ)を読む・眉毛を読まれる門前の小僧習わぬ経を読む


詠む

出典:『Wiktionary』 (2021/07/30 07:55 UTC 版)

和語の漢字表記

(よむ)

  1. よむ漢字表記

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