24時間現場直行式・ドッキング方式運用を行っている医療機関とは? わかりやすく解説

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24時間現場直行式・ドッキング方式運用を行っている医療機関

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 14:06 UTC 版)

ドクターカー」の記事における「24時間現場直行式・ドッキング方式運用を行っている医療機関」の解説

一般財団法人温知会会津中央病院救命救急センター(福島県会津若松市) ドクターカー運行開始1986年昭和61年)と国内でも古く東北地方でのプレホスピタルケア(病院前救護活動)の先駆けとして全国にも名が知れている。 直接現場出向く事もあるが、会津若松地方面積が非常に広大な事から病院への搬送まで2時間程度掛かる事も珍しく無く処置開始する時間短縮する為に始められシステムである。 従って、直接現場出場するというよりもドッキングポイントで救急隊ドッキングするケース圧倒的に多い。 使用車両高規格救急車札幌ボデー・トライハート)1台と、乗用車型ドクターカー5代目 SKスバル・フォレスター)1台。 兵庫県立兵庫県災害医療センター(兵庫県神戸市中央区) 独立型救命救急センター神戸赤十字病院併設され兵庫県立センター運行開始2004年平成16年)。活動エリア広範囲神戸市全域尼崎市西宮市芦屋市の3市で構成される阪神南県民センター管内伊丹市宝塚市川西市三田市・川辺郡猪名川町の5市町構成される阪神北県民局管内東播磨県民局管内明石市に於いて運用される日中時間帯神戸市立医療センター中央市民病院ドクターカー運行している事から日中時間帯神戸市外への出動が多い。使用車両日産・パラメディック予備車を含め2台。消防無線実装国立大学法人 東京医科歯科大学医学部附属病院 救命救急センター(東京都文京区) 2009年平成21年3月より運用開始活動エリア千代田区文京区中央区東京駅始め東京ドーム霞が関官庁街などの都心部管轄し一日多くて6~7件出動する使用車両乗用車型ドクターカーレクサスIS250) この他東京DMATカーとして日産・パラメディック保有東日本大震災では宮城県岩手県福島県現地入り福島第一原子力発電所事故にも出動2020年令和2年)には新型コロナウイルス感染症対応の為、横浜港停泊したクルーズ客船ダイヤモンドプリンセス号にも出動している。 学校法人日本医科大学・日本医科大学付属病院高度救命救急センター(東京都文京区) 活動エリア東京23区全域。(トヨタ・エスティマ)の乗用車型ドクターカー配備し秋葉原通り魔事件等でも活躍。現在はトヨタ・ハリアー乗用車型ドクターカー日産・パラメディック東京DMATカートヨタ・ハイメディック、さらにCBRNE対す除染機能衛星携帯電話TVFAXノートパソコン等を搭載し災害現場でDMAT始めとする各医療スタッフ指揮車としての機能有している高機能ドクターカー配備しており、東日本大震災でも活躍した船橋市立医療センター(千葉県船橋市) 運用開始1992年平成4年国内に於ける現場出場ドクターカー元祖救急ワークステーション方式採用船橋市消防局直轄部隊として運用している。 近年救急ワークステーション方式に於けるドクターカーシステム構築草分け存在使用車両トヨタ・ハイメディック前橋赤十字病院(群馬県前橋市) 2013年平成25年2月より運用開始活動エリア群馬県前橋市使用車両は3台 で、その内の1台は2018年3月導入されMobile ECMODMAT対応ドクターカー(札幌ボデー・トライハート)。 高崎総合医療センター(群馬県高崎市) 2013年平成25年9月より運用開始活動エリア群馬県高崎市安中市使用車両トヨタ・ハイメディック1台。 医療法人医仁会さくら総合病院(愛知県丹羽郡大口町) 2000年平成12年)より運用開始365日24時間運用活動エリア広範囲愛知県(江南市犬山市小牧市岩倉市西春日井郡豊山町丹羽郡大口町丹羽郡扶桑町) , 岐阜県(多治見市各務原市)。 使用車両救急車型3台・乗用車型ドクターカー(EクラスGクラス)の2台。 学校法人藤田学園・藤田保健衛生大学病院救命救急センター(愛知県豊明市) 2013年平成25年4月22日から運用開始運用開始当初土曜・日曜・祝日を除く月曜日 - 金曜日の9時 - 17時までであったが、同年12月1日より365日24時間運用開始した活動エリア豊明市日進市愛知郡東郷町刈谷市大府市みよし市一部地域伊勢湾岸自動車道知多半島道路将来的には現在よりも活動エリア拡大予定名古屋市一部市域視野入れている。使用車両トヨタ・ハイメディック社会福祉法人聖隷福祉事業団聖隷三方原病院救命救急センター(静岡県浜松市北区) ドクターヘリ基幹病院であるが、悪天候時・夜間の場合ドクターカーにて出場する日中帯は病院所有ドクターカーにて出動するが、夜間当直人員の関係から浜松市消防局救急車ピックアップしてもらい出動する活動エリア浜松市全域2005年平成17年)の市町村合併に伴い市の面積大幅に拡大した事から出動範囲広範囲となった使用車両日産・パラメディック岐阜県立多治見病院岐阜県多治見市2008年平成20年9月から岐阜県内初め運用開始中津川市民病院病院前救急診療科岐阜県中津川市2013年平成25年9月国内初の病院前救急診療科を設置2014年平成26年3月から本格運用開始使用車両乗用車型ドクターカー(スバル・フォレスター)。愛称はNEMAC(Nakatsugawa Emergency Medical Assistance Car)。かつて岐阜県立多治見病院日本初乗用車型ドクターカー医師自らがハンドル握り現場まで緊急走行するシステム取り入れた間渕則文医師によって、2013年9月日本初めてのドクターカー専属の「病院前救急診療科」が中津川市病院創設された。専属医師看護師24時間365日医師宿舎病院待機して出動できる体制取っている。基本的に医師看護師2人1組であるが、夜間帯は医師が自ら運転して1名で出動するスタッフ全員第三級陸上特殊無線技士や一緊急自動車運転技能課程受講している。 新潟市民病院救命救急センター(新潟県新潟市中央区) 2007年平成19年11月1日から運用開始救急ワークステーション方式採用新潟市消防局警防課高度救急隊連携しドクターカー運用行っている。 使用車両新潟市消防局所有日産・パラメディック1台と病院所有札幌ボデー・トライハートロングボデー1台(DMAT対応車)の計2台。 社会医療法人財団慈泉会相澤病院救命救急センター(長野県松本市) 2008年平成20年3月より24時間運行開始活動エリア松本広域消防局管内であるが、北アルプス広域連合消防本部とはドッキング方式運行している。拠点松本市隣接する日本でも屈指の規模を誇る北アルプスでの遭難滑落などの事故にも出動している。冬シーズンになると白馬村栂池高原方面でのウインタースポーツでの事故災害等も度々発生する事からこちら方面への出動実績もある。使用車両はトヨタ・ハイメディック・トヨタ2B標準救急車の計2台。 独立行政法人国立病院機構災害医療センター(東京都立川市) 東京消防庁多摩指令室からの出動要請により出動する主な活動エリア立川市昭島市東大和市国立市日野市国分寺市武蔵村山市福生市であるが状況によって青梅市瑞穂町八王子市羽村市あきる野市東村山市にも出動する使用車両乗用車型ドクターカー(マツダ・アクセラ)と日産・パラメディックの2台。 大阪府立中河内救命救急センター(大阪府東大阪市) 運用開始1998年平成8年5月独立型救命救急センター東大阪市総合病院併設され大阪府立のセンター活動エリア東大阪市八尾市柏原市の3市で構成される中河内医療圏であるが、柏原市管轄するのが柏原羽曳野藤井寺消防組合である事から医療圏越え羽曳野市藤井寺市赴く事もある。稀に松原市出動する事もある。2020年(令和2年)から3代目車両運用開始使用車両札幌ボデー・トライハート社会福祉法人・恩賜財団大阪府済生会千里病院千里救命救急センター(大阪府吹田市) 運用開始1993年平成5年1月当初大阪府立の独立型救命救急センターとして運営されていたが、2006年平成18年4月1日より所管大阪府より済生会移管された。 活動エリア吹田市豊中市箕面市池田市豊能郡豊能町豊能郡能勢町の6市町構成される豊能医療圏管轄区域であるが要請があれば兵庫県域である川西市川辺郡猪名川町等へも出向く事がある最近では2013年平成25年)に京都府福知山市発生した2013年福知山花火大会露店爆発事故出動2020年(令和2年)5代目車両運用開始使用車両日産・パラメディック予備車を含め2台。 地方独立行政法人りんくう総合医療センター大阪府泉州救命救急センター(大阪府泉佐野市) 運用開始1994年平成6年10月3日独立型救命救急センターりんくう総合医療センター併設されている。2013年平成25年4月1日より所管大阪府より地方独立行政法人移管された。 関西国際空港での航空機災害念頭に置いた出動が主である。活動エリア広範囲泉佐野市泉南郡熊取町泉南郡田尻町阪南市泉南市泉南郡岬町貝塚市岸和田市泉大津市和泉市泉北郡忠岡町の7市町構成される泉州医療圏であるが、要請があれば堺市高石市にも出動する事がある2014年(平成26年度)より消防本部指令室による通報キーワードでの覚知同時要請始まり従来よりもさらに迅速な出動態勢構築している。重症外傷診療に於いては全国的にも有名。使用車両日野・リエッセII標準ボデー公益財団法人三島救急医療センター大阪府三島救命救急センター)(大阪府高槻市) 独立型救命救急センター救急ワークステーション方式採用高槻市消防本部特別救急隊連携しドクターカー本格運用(365日24時間)を行っている。2002年平成14年10月から試験運用開始当初土曜・日曜・祝日を除く月曜日 - 金曜日の9時 - 17時までであった次第運行時間拡大2003年平成15年1月からは、週1回(月曜日)のみ24時間当直体制運用2004年平成16年10月から週3回(月・水・金曜日)24時間運用実施段階的に運行時間拡大し結果としてドクターカーシステムが効果的認められた事から2006年平成18年10月5日より本格運用開始使用車両トヨタ・ハイメディック日本赤十字社和歌山医療センター(和歌山県和歌山市) 平日午前9時から午後5時半ごろまでの限定運用であったが、2017年平成29年1月13日より24時間365日体制運用開始活動エリア和歌山県和歌山市公立豊岡病院組合立但馬救命救急センター(兵庫県豊岡市) 2010年平成22年12月5日より運用開始ドクターヘリ基幹病院であるが悪天候時・夜間・重複要請掛かった場合ドクターカー出動する運行開始当初365日8時30分 - 日没30分前までであったが、のちに6時 - 23時まで拡大され2017年5月1日より24時間365日運用になった活動エリア豊岡市美方郡新温泉町香美町養父市朝来市の5市町構成される但馬県民局管内使用車両乗用車型ドクターカー(スバル・フォレスター)。消防無線実装久留米大学病院(福岡県久留米市) 2015年平成27年1月より毎日午前9時~午後6時試験運用し、2016年平成28年4月1日より24時間本格運用開始活動エリア2016年平成28年4月1日より福岡県久留米市全域拡大使用車両高規格救急車鹿児島市立病院(鹿児島県鹿児島市) 2014年平成26年10月1日より平日午前8時半午後5時15分試験運用活動エリア鹿児島県鹿児島市使用車両超音波診断装置血液ガス分析装置など医療機器備え高規格救急車社会医療法人緑泉会米盛病院鹿児島県鹿児島市活動エリア鹿児島市以外の鹿児島県本土全域離島を除く)。使用車両乗用車型ドクターカー(トヨタランドクルーザー)と日産パラメディックの2台。その他に日産キャラバン2B救急車DMATハイエース救急車保有している 尚、鹿児島市内に関して医師会との協定があり、鹿児島市立病院10キロ圏内を朝8時半から23時運用している[要出典] 大阪府立中河内救命救急センター2代目) 大阪府済生会千里救命救急センター4代目兵庫県災害医療センター2代目) 日本医科大学付属病院高機能

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