町立から市立へとは? わかりやすく解説

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町立から市立へ(1953-1989)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/25 14:02 UTC 版)

市立飯山図書館」の記事における「町立から市立へ(1953-1989)」の解説

戦争混乱終息向かっていた1953年昭和28年6月飯山町公民館一角飯山町図書館として開館する開館当時蔵書数は2,650であったが、県立長野図書館から161冊を特別に借り受け、更に新しく150冊を追加購入した図書館では蔵書数1万冊を目標町民図書寄贈呼びかけ婦人会助力得て1か月半ほどで図書638冊、雑誌1,177冊を集めることに成功した開館から1か月利用実績は、貸出者数が198人、貸出冊数253冊で、閲覧者数は628人、閲覧冊数946冊とまだ少なかった。そこで利用実績高めよう1954年昭和29年6月には開館時間を正午から午後9時にする取り組み行った1954年昭和29年8月飯山町周辺合併して飯山市となったことにより市立飯山図書館改称するこの頃母親文庫活動下水内地域にも伝播し、1954年昭和29年10月に「下水PTA母親文庫飯山配本所」が飯山図書館開設された。母親文庫は、会員であるPTA母親が4人1組となり毎月配本所へ本を受け取り行き、組の中で本を回し読みするという組織であった配本所には、県立長野図書館から本が供給された。一方飯山図書館では広い市域に対応すべく、1957年昭和32年)に飯山市太田支所分室設置し飯山市北部住民利便性高めようとした。同年蔵書数本館が8,162冊、分室が1,500冊で、利用者は7,500人ほどであった1962年昭和37年12月飯山市民会館へ移転する同年母親文庫作文集『んこ』の発行開始するこの頃母親文庫会員は2,000人を超えるまでに増加していた。1977年昭和52年)には飯山市公民館木島分館ミニ図書館開設し、翌1978年昭和53年)より移動図書館ゆきつばき号」を導入し市内巡回開始する続いて読書感想文集を1979年昭和54年)から3年連続刊行し読書欲を喚起し郷土資料目録カード作成郷土資料コーナー開設利便性の向上に努めた

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町立から市立へ(1951-1986)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/29 23:28 UTC 版)

御坊市立図書館」の記事における「町立から市立へ(1951-1986)」の解説

1951年昭和26年10月自治体警察廃止に伴い空き庁舎となっていた旧御坊町警察庁舎(薗378番地の1、現館所在地)へ御坊町公民館とともに移転した移転して間もない1953年昭和28年7月には紀州大水害見舞われ多く蔵書泥水浸かり除籍せざるを得なくなったほか、建物被災したため御坊町教育委員会とともに御坊町御坊小学校講堂移転余儀なくされた。移転先狭かったことや、災害復旧費で新規購入図書多数購入したためそれを整理する必要があったことから、閲覧貸出業務休止した1954年昭和29年)に御坊町周辺合併して御坊市となり、図書館御坊市立図書館改称したが、一般利用はまだ休止中であった当時和歌山県内の図書館について図書館雑誌』に寄稿した熊代强は御坊市立図書館対し市立図書館再建を祈る」と記している。その後市立図書館は薗257番地御坊小学校の北)へ教育委員会公民館とともに移転し閲覧貸出業務再開した1954年昭和29年5月15日には「御坊市立図書館規則」を施行1957年昭和32年12月23日御坊市立図書館設置条例施行している。1962年昭和37年)度の1日平均入館者数53人、年間貸出冊数11,986であった1963年昭和38年2月28日、旧・和歌山県立日高高学校西館旧制日高高等女学校校地)へ移転3月4日一般の利用開始した。しかし日高高女跡を館舎とできたのは翌1964年昭和39年2月28日までで、同年4月から和歌山工業高等専門学校が仮校舎とするために立ち退くこととなり、3月1日から薗257番地出戻りし、教育委員会との同居となった独立館舎が薗263番地の3に建設されたため、1967年昭和42年6月1日移転開館した新館舎は鉄骨構造スレート葺き面積50坪(≒165.3 m2)であった独立館舎を得たにもかかわらず利用者数は移転前よりも減少してしまったが、1971年昭和46年)頃から増加転じた1977年昭和52年)度の蔵書数16,924冊、入館者数17,041人、貸出冊数18,085冊であった当時利用者の8割は小学校から高等学校までの児童・生徒占められ20歳までと50代以上は女性40代男性利用が多いという傾向があった。

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町立から市立へ(1924 - 1973)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 07:34 UTC 版)

土浦市立図書館」の記事における「町立から市立へ(1924 - 1973)」の解説

1924年大正13年3月12日新治郡土浦町町議会議決経て図書館設立許可得て時の町長笹部重道を館長とし、同年4月1日より図書館創立事務開始した図書館創立当時皇太子だった昭和天皇結婚大礼記念したもので、6月1日土浦町役場2階土浦町図書館開館したこの頃茨城県庁は「不振図書館事業振興に関すること」という訓令発して県内町村対し図書館設置促し1920年代前半だけで43館が相次いで開館している。しかしこの時代開館し現代まで存続する図書館は、土浦町図書館から改称した土浦市立図書館のみである。当時土浦霞ヶ浦海軍航空隊がやって来てモダン都市へと変貌遂げようとしていたところであった1930年昭和5年11月2日には、内西町にあった元・霞ヶ浦海軍航空隊下士官集会所跡の木造瓦葺2階建て36坪(≒119m2)の独立した建物移転した敷地594平方メートルである。移転後土浦文化的な拠点として機能した。なお、土浦市立図書館郷土資料コーナーには『土浦町図書館日誌』と『土浦町図書館図書目録』が保管配架されている。 1940年昭和15年11月3日土浦町真鍋町合併して土浦市となったことに伴い土浦市立図書館改称した第二次世界大戦中茨城県図書館様子窺い知る資料はほとんど残っておらず、土浦市立図書館戦中活動不明であるが、少なくとも戦災受けず済んだ第二次世界大戦後1947年昭和22年2月1日有料会員制の土浦読書クラブ発足し会員限り図書貸し出し開始した読書クラブ茨城新聞記者だった人物会長据え会員図書貸し出し恩恵あずかっただけでなく、夏休みに「緑陰文庫」と称した移動図書館開催し紙芝居おはなしの会、レコードコンサート行った会費30円は図書館蔵書充実のために利用された。読書クラブ限定貸し出し体制1965年昭和40年)頃まで続いた1947年昭和22年8月20日CIE図書室併設されアメリカ合衆国から送られてきた『タイム』・『ライフ』・『ニューズウィーク』などの雑誌新聞憲法改正民主政治に関する書籍など配架し、利用状況報告義務負った1954年昭和29年5月1日図書館増設が行われ、図書目録収納するカードボックス新設された。1955年昭和30年2月より郷土資料収集開始し1956年昭和31年6月水戸学資料購入して水戸学文庫」としたほか、旧土藩主土屋家から寄贈され藩政史料製本整理した続いて1957年昭和32年1月色川三中旧蔵書原稿類を購入して色川文庫」を、1959年昭和34年8月には内田甲子男から土浦藩史料購入して内田文庫」を設置した1969年昭和44年8月1日、旧茨城県筑波学園都市事務所移転した。この時初め児童室が設置されたが、旧事務所館舎としていたのはわずか4年間で、1973年昭和48年9月1日移転準備のため一旦閉館した図書館の跡地1975年昭和50年)に土浦市立郷資料館となり、建て替えられ1988年昭和63年)に土浦市立博物館となった

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