町立東能勢中学校偽計入札妨害事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 07:07 UTC 版)
「豊能町」の記事における「町立東能勢中学校偽計入札妨害事件」の解説
本件は、東地区にある町立東能勢中学校の改築工事の受発注を巡り、同町助役(当時):大西健一と同町議会議員兼監査委員(当時):藤野裕次郎(本名:繁盛)並びに安藤建設の小西滋・在里政宣らが平成18年11月に逮捕され、同年12月に大西らに偽計入札妨害罪が確定した官製談合事件である。 この事件に関しては、事件発覚の一年半も前から怪文書等が数次に亘り流れ、日下纓子町長の関与や「ある地域の人間が逮捕者を陥れた」など様々な噂が立っているが、本件は公判請求がなされず略式起訴となった為、事件の全容と真相は未だ明らかになっていない。 同年12月、町議会では本事件とダイオキシン問題混迷等の責任を追及する形で、日下町長に対する辞職勧告決議案が13:4の賛成多数で可決されたが、日下町長は同勧告を拒否した。 これをみて議会は翌19年1月に、日下町長に対する不信任決議案を提出したが、先の辞職勧告決議案には賛成した一部議員が反対に廻ったため10:8となり、同決議案は成立しなかった(特別多数議決)。 なお同決議の際、日下町長は一身上の弁明として「6年間にわたって町政を混乱、低迷させたとのことでございますが、何をもって混乱、低迷させたのか、具体的なものはございません。」などと反論した為、一部の反撥を招く事となった。
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