城西警察署とは? わかりやすく解説

城西警察署

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 23:05 UTC 版)

大都会 PARTII」の記事における「城西警察署」の解説

黒岩 頼介 -くろいわ らいすけ-(演 渡哲也捜査課部長刑事巡査部長柔道5段、空手3段逮捕術1級捜査現場において事実上リーダー務める。 群馬県長野原高校卒。長野県にあった印刷工場長男で、少年時代医師志し国立医大進学向けて勉学勤しむ日々送っていた。ところが、受験目前にして父親莫大な負債残したまま死亡し病弱だった母親後を追うように世を去った進学の道を絶たれた彼は高校卒業後、まだ小学生だった恵子連れて上京恵子を養う為に様々な職に就くがどれも長続きせず、一時グレチンピラ同然の生活を送ることになる。そんな折、街でケンカ騒ぎ起こし顔に大怪我追い担ぎ込まれた先が渋谷病院だった(その際、彼は降り頻るの中で足が悪い舐めるようにかわいがっていたという)。宗方に諭された彼は心機一転警察官採用試験を受け合格その間恵子高校通わせ刑事として歩むべき道を黙々と進んできた。 平時寡黙装いつつ根はやや直情的な性格であり、部下叱責加えたことがきっかけで事態をより悪化させてしまうなどのミスもしばしば垣間見せるなど、部長刑事としてはまだ未熟な面も見せる。一方で上層部理不尽な命令要求には真っ向から反発する気骨と、徳吉ペースすら物ともしないほどのユーモアセンスも併せ持ち個性派揃い刑事たちからも厚い信頼得ている。上京直後プロボクサー目指していた時期もあり、格闘術にも長けている血液型AII型Bと呼ばれるやや特殊なAB型煙草セブンスター愛称は「クロさん」「デカ長」。 徳吉 功 -とくよし いさお-(演 松田優作捜査課刑事大卒インテリだが、そのような雰囲気はほとんど見せないマイペース極北ともいえる性格で、給料日除いて遅刻常習者。さらに上司対す敬意忠誠心といった概念は全く持ち合わせておらず、歴代捜査課長には常に歯向い状況弁えずに冗談めいたセリフばかり吐いている。 ただし、捜査当たれば黒岩片腕として抜群働き見せ黒岩刑事として最も信頼する部下ひとりである。一方で粗暴な性格から、被疑者から逆恨み買ってしまうことも多い。黒岩とは上司部下であると同時に相棒親友にも似た不思議な関係が構築されている。 山口百恵熱狂的ファンであり、自宅アパートの壁にはポスター大量に貼っている。また意外にクラシック音楽造詣深く輪廻思想信者自称コミカルな二枚目半でもあり、犯人の名前を間違えて(例-金森[かなもり]=(キンモリ)、常山[つねやま]=(とこやま)といった具合)神から突っ込まれたり、弁慶を「義経」と呼び間違えたりする事もある。煙草ロングピースハイライト風俗通いが趣味らしく、劇中で「川崎堀之内風俗街)にでも行くかな」などと口走る場面が多い。愛称は「トク」。 ネーミングは、競馬騎手徳吉一己由来している。 丸山 米三 -まるやま よねぞう-(演 高品格捜査課刑事現場叩き上げの大ベテランで、長年経験で培われた勘の鋭さ捜査課随一戦時中北支二等兵として出征しており、モールス信号解読長けている煙草チェリー一女あり。愛称は「マルさん」。 大内 正 -おおうち ただし-(演 小野武彦捜査課刑事実直な性格だが、ひそかに昇任試験勉強をしていたり、捜査課長や警視庁本部顔色を伺うなど、上手く立ち回ろうとする一面もあり、徳吉から「如才屋さん」などと陰口叩かれている。愛称は「坊さん」「坊主」。極度高所恐怖症である(第3話より)。 平原 春夫 -ひらはら はるお-(演 粟津號捜査課刑事秋田県出身で、郷里母親がいる。秋田訛り特徴大食漢の上ドジばかり踏んでいるが、憎めない性格からか黒岩徳吉とは妙にウマが合う雰囲気見せた愛称は「ヒラ」。第13話にて拳銃奪われ、それを取り戻そう犯人丸腰のまま挑む撃たれ搬送先の渋谷病院で息を引き取る。死の直後4度目となる巡査部長への昇進試験受けていたことが判明したが、結果不合格であった上条 巌 -かみじょう がん-(演 峰竜太捜査課刑事俊足生かして被疑者追い詰める新人刑事ナイーブながら粘り強い性格で、徳吉不在、または出番少ない第13・1419話では、黒岩コンビ組んで活躍した煙草は峰。愛称は「サル」。大型自動二輪免許所持(47話)。企画段階では神田正輝演じ予定で、愛称は「ガン」または「ガンさん」だった。 神 総太郎 -じん そうたろう-(演 神田正輝) 捜査課刑事殉職した平原代わり第14話から登場犯罪心理学通じた頭脳派で、理屈っぽく融通利かない面がある。その一方心霊などの超常現象に弱い。武井とは前任城北時代からの旧知で、城西署への転任武井が自らの政治力強めるために行った政略人事だったが、回を追う毎に黒岩たちと次第打ち解け性格軟化。特に終盤では徳吉とのコンビくだけた面も見せている。愛用する洋モク銘柄は「アントニオクレオパトラ」。愛称は「ジン」。黒岩徳吉同様にサングラス使用する宮本 兵助 -みやもと ひょうすけ-(演 苅谷俊介捜査課刑事。神同様、殉職した平原代わり第14話から登場7年交番勤務続け念願捜査課配属となった九州出身で、怪力自慢自称弁慶」。犯人相手には「俺は城西署弁慶じゃ!!」と啖呵を切るが、隙が出来て反撃を受ける事が度々あり、力の割に格闘能力もう一つ強烈な形相似合わず公衆道徳重んじ下着は褌(T字帯)を愛用している。AB型吉岡 務 -よしおか つとむ-(演 小池朝雄捜査課長。黒岩たちに日頃から憎まれ口たたいており、イヤミ上司思われている。しかし自らも刑事出身で、捜査現場で活躍する黒岩に対して内心コンプレックス嫉妬心感じていた。第10話にて、黒岩たちに隠れて薬物売買事件追っているうちに眠っていた刑事魂が呼び覚まされ、それが裏目に出た結果殉職という最悪悲劇迎えてしまう。重度水虫持ちであり、デスクを塗る姿を徳吉化されることが多かった。昼はデスクで妻の手作り弁当一人食べていた。第10話で妻が登場するが、他に家族はいなかった模様武井 勉 -たけい つとむ-(演 小山田宗徳捜査課長。殉職した吉岡代わり第11話より登場出世志向は強いが気弱な性格で、重大事件発生する何かと弱音吐きその都度徳吉に皮肉られているが、警察官として良識ある言動少なくない捜査現場黒岩任せており、自身逆探知取り調べなど署内での活動補佐徹している。第31話にて実質的な左遷言い渡され黒岩たちに感謝言葉を残して城西警察署を去った胃薬常用葉巻(ミニシガー)を愛飲。「酒は飲めないと言いつつ歓迎会で管を巻いており、賑やかな新任課長歓迎会いつしか説教会に様変わりしたほど、かなりの酒豪酒癖も悪い様子である。 山本 清理 -やまもと きよさと-(演 滝田裕介捜査課長。武井代わり第32話より登場スマートか紳士的な人物で、自ら現場赴くことも多い。前任城北時代数多く事件解決したことから、丸山曰くかなりのやり手」。普段は「アットホームな職場環境」を謳い被害者心情気遣ったり、黒岩たち刑事身の上を心配する前述着任回では、拉致されたがために顔合わせすらしていない黒岩助けるべく、犯人グループとの取引応じる)など誠実にふるまっているが、非常時には冷酷な判断くだしたり、捜査方針巡って黒岩らに当たり散らすなどしており、性格上の裏表激し一面を度々見せた。また武井課長同様、徳吉から皮肉られる事もしばしば見られた。パイプ煙草愛飲友田 育子 -ともだ いくこ-(演 杣山久美捜査課事務員第7話までの登場刑事部屋ではが近い上条談笑している場面が多い。 千田 幸子 -せんだ さちこ-(演 美田麻紗子) 捜査課事務員第9話より登場使命感責任感が強い娘。事務仕事のみならず黒岩らの実捜査協力したことも数回ある。愛称は「さっちゃん」。第10回では上条気がある節を見せる。 深町 行男 -ふかまち ゆきお-(演 佐藤慶) 城西警察署次長。第1,2,19話に登場第2話では吉岡介さず黒岩直接捜査指示下すなど、彼を刑事として大きく信頼しているが、一方で徹底した権威主義者でもあり、第19話では警察体面維持のために自らの生命をも危険に晒そうとした。

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