如才

デジタル大辞泉

じょ‐さい【如才／如^▽在】

読み方：じょさい

［名・形動］《2が原義》

１ 気を使わないために生じた手落ちがあること。また、そのさま。手抜かり。多く、下に否定の語を伴って用いる。

「お前に—は有るまいけれど」〈一葉・十三夜〉

「これは御—でございます」〈滑・膝栗毛・二〉

２ 《「論語」八佾(はちいつ)の「祭ること在(いま)すが如くし、神を祭ること神在(いま)すが如くす」から》（如在）眼前に神・主君などがいるかのように、謹みかしこまること。にょざい。

「日を逐うて—の霊殿を仰ぐ」〈謡・松尾〉

[補説] 「さい」は「在」の漢音。誤って「如才」とも書いた。

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如才

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 06:11 UTC 版)

名詞

如 才 (じょさい)

1. 手落ち。手抜かり。

翻訳

• 英語: defect ^(en), fault ^(en), omission ^(en), oversight ^(en)

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「如才」の例文・使い方・用例・文例

• 彼はお客を如才なく扱った
• 彼女は如才なく断わった
• 彼は実に如才ない男だ。
• 私の第一印象は、彼は如才ない政治家であるということでした。
• 私は彼の如才ない人づき合いに感心する.
• 彼は如才なく当たり障りのないことをつぶやいた.
• …に如才なくふるまう.
• 如才なく言う.
• あの家のおかみさんは愛きょう者で如才がない.
• 私がいつでも出掛けられるように, (宿屋の)お内儀(かみ)は如才なく弁当の用意までしてくれていた.
• 根がそれ者だから如才無い
• 女将は如才ない
• あの男は如才ない
• 彼は如才ないから安心し給え
• そこは如才はあるまいが
• ご如才もありますまいがこの上ともご注意を願います
• 如才なく