如在

デジタル大辞泉

じょ‐さい【如才／如^▽在】

読み方：じょさい

［名・形動］《2が原義》

１ 気を使わないために生じた手落ちがあること。また、そのさま。手抜かり。多く、下に否定の語を伴って用いる。

「お前に—は有るまいけれど」〈一葉・十三夜〉

「これは御—でございます」〈滑・膝栗毛・二〉

２ 《「論語」八佾(はちいつ)の「祭ること在(いま)すが如くし、神を祭ること神在(いま)すが如くす」から》（如在）眼前に神・主君などがいるかのように、謹みかしこまること。にょざい。

「日を逐うて—の霊殿を仰ぐ」〈謡・松尾〉

[補説] 「さい」は「在」の漢音。誤って「如才」とも書いた。

難読語辞典

如在

読み方：ジョサイ（ｊｏｓａｉ）

気を使わずに、いい加減にすること

如在

読み方：ニョザイ（ｎｙｏｚａｉ）

神を祭るのに、眼前に神がいるかのように、つつしみかしこむこと

歴史民俗用語辞典

如在

読み方：ジョサイ（ｊｏｓａｉ）

疎略、手ぬかりの意。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

如在

出典:『Wiktionary』 (2021/08/13 06:10 UTC 版)

名詞

如 在 (じょさい)

1. 手落ち。手抜かり。

翻訳

• 英語: defect ^(en), fault ^(en), omission ^(en), oversight ^(en)