世界観・歴史
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「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」の記事における「世界観・歴史」の解説
P.D. (Post Disaster) 当作品世界の紀年法。 厄祭戦 本編の約300年前に勃発した惑星間規模の大戦。行きすぎた機械文明の産物であるMAの暴走が発端とされ、人類側が投入したMSとの激戦の末、文明が大きく後退するほどの壊滅的打撃をもたらした。アグニカ・カイエルと、のちのセブンスターズたちの活躍によってMAは駆逐され、P.D.0001年に彼らが創設したギャラルホルンによる「ヴィーンゴールヴ宣言」をもって大戦は終結。地球は4つの経済圏による分割統治に移行する。 ヒューマンデブリ 安値で人身売買される孤児たちの総称。名称は、宇宙で集めた屑鉄同然の値段で売られていることに由来する。登録書がある限り個人や企業・団体の所有物としてあつかわれる。鉄華団の躍進に伴いその数が増加するが、マクギリス・ファリド事件後は「ヒューマンデブリ廃止条約」の締結などによって根絶の動きが加速する。
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世界観・歴史
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「ガンダム Gのレコンギスタ」の記事における「世界観・歴史」の解説
リギルド・センチュリー(Regild Century) 『機動戦士ガンダム』などの物語の舞台であった「宇宙世紀」の後に制定された年号。略称は「R.C.」。「リギルド」は「再鍍金」の意味で、虚飾にまみれた大人たちの世界の鍍金を、若者たちが剥がして新たな世界を築いていくという含意からきている。 本作の物語は、改号から10世紀以上が経過し、宇宙世紀時代の記憶も薄れたR.C.1014年が舞台となる。宇宙世紀が何世紀まで続いたのかは不明だが、劇中では「宇宙世紀を含めて2000年を越す歴史」がある旨の台詞がある。 R.C.の世界では、宇宙世紀時代の技術体系を進歩させることは「アグテックのタブー」として禁忌とされているが、あくまでそれ以上の技術の「進歩」が禁止されているのであって、在来の技術自体は存続し使用されている。 クンタラ 宇宙世紀末期、地球規模の食糧難に一部の特権階級に「代用食」として食された下級階層民、及びその末裔を指す蔑称。本編の時代では幾分薄れてきているものの、依然要職につけないなど差別と偏見が残っている。「人の食い物にされるような劣った人々」という婉曲な表現で語られる場合もある。 富野由悠季によれば、作品内でそれら過去の事象に詳しくは触れないが、クンタラ出身の登場人物達のキャラクターには強く反映されている。ネーミングは敢えて強い違和感を抱かせるように創作したとのこと。 スコード教 キャピタル・テリトリィを中心に世界中で信仰されている宗教。フォトン・バッテリーを宇宙からもたらすキャピタル・タワーを神聖視している。地球の信仰者は教義「アグテックのタブー」を遵守しており、その違反や聖地を汚すような行為には「祟り」があると信じている。 劇中、登場人物が窮地に陥った際に「スコード!」や「オーマイスコード!」などと叫ぶ描写があるが、これは「南無三!」「神様!」「ジーザス!」「オーマイゴッド!」などに相当するような祈りの言葉である。また、第4話でG-セルフは、ベルリのこの祈りに呼応するかのように未知の力場を発生させ敵を退けた。「スコード」という言葉は挨拶符牒としても使われ、信仰者同士は互いに右手を挙げ「スコード」と挨拶する。 ピアニ・カルータ事件 かつてビーナス・グロゥブにて、ピアニ・カルータが起こした事件。ビーナス・グロゥブ生まれの人間の一部に発生する突然変異「ムタチオン」に絶望し、人間は「弱肉強食」という動物としての本来の在り方に戻るべきと説き、戦うことによって、人間本来の生命力を取り戻そうと、人々に「レコンギスタ」の必然性を提示した。 レコンギスタ 宇宙環境での過酷な生活と、上記のピアニ・カルータ事件などから、宇宙世紀終焉からリギルド・センチュリーに至るまでの長い間、宇宙に住むことを余儀なくされてきた人々が、地球の大地への帰還・移民を望む思想・活動、及びそれを実現させるための作戦を称して「レコンギスタ」と呼ぶ。月のトワサンガのドレット軍、金星方面のビーナス・グロゥブのジット団など勢力こそ違うが、両者とも等しくレコンギスタを掲げている。テレビシリーズ終盤の第22話以降、ドレット軍、ジット団の両陣営共に「レコンギスタ作戦」を実行に移す。
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世界観・歴史
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「白銀の意思 アルジェヴォルン」の記事における「世界観・歴史」の解説
A.O.(世界暦) 作中の世界で使われている暦法、年号。後述のSMM使用の結果起きた地軸転倒に由来して「転倒暦」とも呼ばれる。 SMM(Strategy Micro Machine) 戦略マイクロマシン兵器の略称。約200年前の世界大戦末期に使われたが、技術が未熟だったために暴走。その電磁作用が地球磁場の自転軸に干渉して地軸が数度転倒。大規模な気象変動を引き起こし、大気や海流にも影響を与えた。大気中のSMMは高度に滞留したまま休眠状態にあり、どのような理由で再活性化するかも分からないために余計な刺激を与えないよう現在でも航空機の使用は世界的にタブーとされている(それ故に、探査機を飛ばしての調査もできない)。なお、今は月の引力との相互作用でゆっくりとだが地軸も元に戻りつつあり、自然も回復し始めている。 歴史年表年代出来事 A.O.1500年頃地球に「大レーゼルラント共栄圏」「民主デュナーベル連邦」「ジンジャブ・ハー・ナジャン同盟」が成立。以後、300年近くに渡り、100以上あった他の国家群は三大国家の影響下に組み込まれる。 A.O.1800年頃三大国家による世界大戦が勃発。SMM(戦略マイクロマシン)の投入により、地軸が転倒。地球全土が大災害に見舞われる。戦争は自動的に休戦となり、以後200年は自然環境の回復と緩やかな復興に費やされる。 A.O.1830年頃民主デュナーベル連邦の崩壊・再統合に伴い、連邦の中で最古にして最小の国家であったアランダスの国王を、権限なき元首とした「アランダス連合王国」が成立。 A.O.1900〜1930年ジンジャブ・ハー・ナジャン同盟が経済破綻。巨大コングロマリットである「ウイルド・リベルド」が同盟の国家経営を継承する。1910年頃よりアランダス連合王国が「グレート・ウォール」の建設を開始。1930年頃に竣工。 A.O.1950年大レーゼルラント共栄圏北部で政治的混乱が起き、北部諸州が「インゲルミア自治領」として独立。これを境にして大レーゼルラントは「インゲルミア自治領」「フランドリア共和国」「南部ガリア王国」の3つに分裂する。 A.O.1987年インゲルミア自治領でジュリアス・ユーニオスの父であるスアルク・ユーニオスを指導者としたクーデターが発生。ウイルド・リベルドは戦争権益独占を狙ってこれを支援。クーデターは成功し、スアルクが全権を掌握する。 A.O.1988〜1989年スアルクは「大レーゼルラント共栄圏」の再興を主張し、フランドリア共和国と南部ガリア王国の両国へ軍事侵攻。スアルクは戦死するも、息子のジュリアスが作戦を引き継ぎ、両国を併合して「インゲルミア諸国統合体」が成立。 A.O.1990年ジュリアスが24歳の若さでインゲルミア統合防衛議会の初代議長に就任。政権や軍上層部の人事を一新し、より支配を強固とする。同時期、南部ガリア王国出身のアーノルド・ホルムスやベルナルド・ガープが軍に志願する。 A.O.1997年インゲルミア諸国統合体がアランダス連合王国に対して、国境地帯の旧レーゼルラント人への権益の保護という名目で軍事侵攻を開始。以後現在まで断続的な戦闘が続く。 A.O.2007年ベルハルスにて「アルジェント・ポイントの悲劇」が発生。ススム・トキムネの姉、ナンジョウ・レイカが死亡する。 A.O.2015年物語本編の開始。アランダス連合王国の「グレート・ウォール」がインゲルミア軍に突破される。
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