世界観・地理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/05 17:35 UTC 版)
西州・第一自治区(せいしゅう・だいいちじちく) 樹たちが住む地域。未成年が他の州に渡るには、親がサインした渡航申請書が必要となる。 居留地(きょりゅうち) 独特の宗教的ともいえるしきたりや因習があり、年の3分の1近く「飛行機が飛んではならない日」がある。居留地からの移民の8割は異邦郭に住む。居留地へ渡るには、渡航者は「星回り」を調べられ、それが悪ければ渡航許可が下りない。 異邦郭(いほうかく) 街の西方の海沿いに位置する。過去2度の大戦の際に、戦禍を逃れて居留地から渡ってきた人々によって形成されたコロニーを起源としている。居留地の文化が息づく場所として、街を代表する観光地になっている。日本の居留地民の約8割が住んでいる。 南玉壁(なんぎょくへき) 居留地にある、犯罪者の巣窟と呼ばれる場所。 カフェ・ウエストフィールド 西原が店主を務めるカフェ。掃除部の第二の部室と化している。「学生服出入り禁止」という掟があり、一度帰るか私服を持ってくるなどして集合する。店が混む時間帯には、部員たちは店の裏手の倉庫に移動する。茶葉は居留地から直接買い付けている。 ピュア・トラッド (PURE TRAD) 通称・P/T。アルコールや合法調薬(ナチュラル)を提供する「茶廊(サロン)」、ハンドルマスター (HM) の奏楽でスパイラルする「ゾーン」、高級会員専用のクローズドの空間「廓(ク・ル・ワ)」から成る。廓にどれだけVIPの客が付くかにP/Tの成功の可否がかかっている。迎賓(ゲーヒン)は「廓人(クルワビト)」と呼ばれる。高校生は入場禁止。左舷能無(サゲン・ノーム) 繁華街の裏手にあり、常連客が多い。樹がバイトをしている店。 右舷能無(ウゲン・ノーム) 新市街にあり、観光客が大半を占める。 海都冥都(カイト・メート) 樹が住む西州第一自治区に初めてできたP/T。黒木が添え舞いをしていた。5年前に官憲によって突如営業が取り消され、強制廃墟化の措置が取られたが、一向に廃墟化の兆しが見えず、補修さえ行われている様子。 政府直轄校(せいふちょっかつこう) 州政府が直接運営・管理する学校。一般の公立校や私立校とは全く別のカリキュラムと教育方針で運営されている。全国に30校ある。歴代の「操典座に上がった者」の指導を受けているため、掃除の競合校でもあり、過去30年間、掃除の試合では直轄校のいずれかが優勝してきた。 掃除の大会には、自治区大会出場を免除され、無条件で州大会から出場できる。控え室も一般校とは違う部屋が用意されている。 緑香双樹(ロッカ・ソージュ) 居留地の最高級P/T「不訪滅灯」と呼ばれる一大歓楽街の中央に位置する。専属HM「石祖開祖」がいる。 日本でも、居留地資本によって海都冥都の建物が緑香双樹へ改装される。 強制廃墟(きょうせいはいきょ) 建物の基礎部分に廃墟促進剤が塗られ、一般市民は「自己責任の範囲において」建物内に侵入して破壊行動をする「廃墟化に寄与する」自由が認められている。2年ほどで跡形もなく崩れ去る。一般的に、廃墟化が完了した土地は更地にされ、州政府によって競売にかけられる。 合法調薬(ナチュラル) 含有度にP1からP5までの段階がある。P1が最もきつく(硬響い)、P5が最も弱く(柔響)、山岸曰わくお子様向け。 強化誘因剤(ハイ・ポジション) 俗称「クラッシュ」。日本では使用が禁じられている違法薬物。身体・精神面での負荷が多大であるとして、日本国内では生産・輸入・流通が禁止されている。異邦郭を通じた裏ルートでは入手できるとの噂があり、居留地のP/TではHMや客賓(マロード)の感覚を限界まで引き上げるために多用されている。 「上品な腐敗臭」とも形容される麝香のような奥深い香りで、幻覚作用がある。 不聞院(ふもんいん) 原田の実家である蔡所(さいじょ=寺)。掃除部の夏の合宿が行われる。蔡所の住職を「蔡司」と呼ぶ。 世界体育祭(せかいたいいくさい) 5年に一度、全世界のスポーツ選手が一堂に会して技を競い合う。 西州時報(さいしゅうじほう) 西州の老舗新聞社。 接続会社(コネクション) 人・モノ・企業など様々な事象を文字通り「接続」(コネクト)する仲介業で利益を得る組織。
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世界観・地理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 05:11 UTC 版)
本作品の世界観は赤、青、緑、白、黒の五つの宇宙が存在し、トリコ達の住む世界は赤い宇宙にある「地球」と呼ばれているが、実際の地球よりも広く、人間が生活圏にしている「人間界」だけでも現実世界の地球の倍以上、直径は少なくとも22万キロとされている。ココ曰く、数十億年前の地球は地図上の中心部ほどの規模しか無かったが、数億年前にグルメ細胞を持った鉱物が飛来し、それが地球内部のエネルギーを吸って成長し、長い年月を経て新たなマントルや地殻を作りながら元の地球の何倍もの大きさに膨張したとされる。人間の住んでいない未開の土地は「グルメ界」と呼ばれ、人間界を取り囲むように存在しており、人間界よりも遥かに広い。グルメ界は人間界とは全く異なる独自の生態系を持ち、太古から伝わる未知の食材の宝庫とされるが、相当にレベルの高い実力者でなければそこへ行くことは不可能らしく、美食屋の中でも実際に行ったことのある者は数少ないという。 カカによればグルメ細胞飛来時から地球は調理され続けているらしく、その調理の過程を経て旨味が増幅されていった結果、現在の地球は元の体積の659倍にまで膨張しているという。地球の調理の過程で数百年に一度、地球の旨味が食材としてにじみ出たものが一般に伝えられているアカシアのフルコースであり、地球のフルコースとも呼ばれる。実はその調理の主導者こそ、グルメ貴族ブルーニトロである。過去の巨大隕石の衝突や火山噴火、氷河期などの天変地異も全て地球の旨味を引き出すための調理工程であり、グルメ日食も単なる火加減であった。第二部の時点で調理は最終段階に差し掛かっており、次のグルメ日食で完全に熟成した後に崩壊するという。 作中世界の科学力は高く、500年前の「グルメ戦争」の時点で既に核兵器が使われていた。通貨単位は「円」。
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世界観・地理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/09 06:53 UTC 版)
本作の主な舞台は現実世界と同じ地球の東京都の第24特別区として東京湾に浮かぶ人工島「美咲輝区」である。年号は2040年代以降(2044年)だが、「現在の年号に追いついてしまわないようにする」という藤枝の意向により、あえて明示せずにあらすじの書き出しに「今より近い未来」という説明のみに留めている。
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