掃除部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/05 17:35 UTC 版)
藤代 樹(ふじしろ いつき) 西州第一自治区の高校2年生。州大会新人戦で優勝した掃除部のエース。 藤代家では「掃除」が禁句となっており、通常の意味でさえ使われることはない。掃除部に入っていることは妹の沙月しか知らず、親には「肩車スポーツ部」に入部していることになっており、そのことをネタに沙月から度々小遣いをせびられている。 夜はP/T「左舷能無」で顔を隠して添え舞いのバイトをしている。 高倉 偲(たかくら しのぶ) 高校1年生。新入生歓迎会での演舞で、動体視力に長けた部員にすら気づかれない早さで樹のミスをフォローした。その後、寺西に密かにスカウトされ、部員の誰も知らされないまま新人戦にエントリーし、独特な攻撃的な掃除を披露した。 5歳まで居留地で育ち、掃除の英才教育を受けてきた。異邦郭の武闘掃除の暫定王者。 山岸(やまぎし) 高校3年生。掃除部主将。 昼間は黒縁眼鏡に長髪をだらしなくたらした頼りない姿をし、夜になると眼鏡を外し髪をオールバックにし、頭脳明晰で眼光鋭い人格に変わる。 P/Tで調統師のバイトをしている。西原が緑香双樹に移ってからは、ウェストフィールドの代理店長を務めていたが、後に学校を休学し西原と居留地へ渡る。 訪先輩(ホウ) 3年生。西域からの留学生。普段から柄掃を頭の上に立てて歩く絶妙なバランス感覚の持ち主で「バランスの変人」の異名を持つ。「言いますよ、西域では、〜〜と。」と格言を言うのが口癖だが、ほとんどの人はその意味を理解できない。 原田先輩(はらだ) 3年生。掃除部マネージャー兼作戦参謀。 毎日、部費の通帳とにらめっこしている。家は蔡所。父親は寺西と知り合いで、2歳年上の兄も掃除部のOB。 小塚 尚美(こづか なおみ) 高校2年生。掃除部副部長。 言葉や動作におばさん臭さが漂う。5年前に母を亡くしており、3カ月前に父親が佐緒里の母親と再婚し、姉妹になった。 連載直前まで名前が「麻美」だったが、昔の作品に同じ名前の登場人物がいたことを思い出し変更された 小塚 佐緒里(こづか さおり) 高校2年生。旧姓・前田。身長145cm。シングルマザーだった母親が3カ月前に尚美の父親と再婚し、姉妹になった。 尚美とペアを組んでいたが、夏の大会当日に尚美が怪我をし、急遽永田とペアを組んだところ予想外の好結果を出す。 永田(ながた) 高校1年生。掃除部の新入生。身長190cm。中学時代は美術部所属だった。間延びした話し方をする。身長145cmの佐緒里とペアを組むことになり、凸凹コンビとなる。訪に「バランスがいい」と見初められる。 後藤 圭(ごとう けい) 高校1年生。掃除部の新入生。運動神経皆無。母親が山岸の母親と仲が良く、鍛えてやって欲しいと無理矢理入部させた。 大方の予想通り、掃除に関してはほとんど上達しなかったが、アーキテクトの欠点に気づき、復元競技の司令塔を務める尚美の後継者候補となる。 寺西(てらにし) 掃除部顧問。生物教師。突き出た腹が特徴的。「掃除」を知らない顧問として軽んじられているが、そうとは思えない数々の伝説があり、それらは「寺西マジック」と呼ばれる。
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