クリモニアの街の住人たち
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「くまクマ熊ベアー」の記事における「クリモニアの街の住人たち」の解説
シュリ 声 - 富田美憂 フィナの妹。7歳。純粋で無邪気。元気いっぱいで母親想いの優しい女の子。髪はブラウンのくせっ毛で、後ろで二つのおさげにしている。クマフォンを持っている。くまきゅうぬいぐるみを持っている。「クマの転移門」の存在を知る人物のうちの一人。「クマの水上歩行」を知る人物のうちの一人。くまさんファンクラブの一員。 姉妹のエピソードを書くために設定された。 ティルミナ 声 - 宮本侑芽 フィナとシュリの母親。早くに夫を亡くし、女手一つで娘2人を育ててきたが病気により挫折・余命いくばくもなかったが、ユナの治癒魔法により命を拾う。その際にユナの後押しによりゲンツと再婚。ユナの運営するほぼすべての事業の事務・渉外などを担当している。ユナの無茶ぶりに応え続ける苦労人だが、病床での無力感を知るだけに苦労も生きる張り合いと楽しんでいる。元冒険者で、魔法が使える。「クマの転移門」の存在を知る人物のうちの一人。 ゲンツ 声 - 鶴岡聡 冒険者ギルドの職員。主に解体担当。ティルミナやその前夫・ロイとは元冒険者仲間であり、「フィナやシュリにもしものことがあったら、彼に顔向けできない」という想いを抱いているため、ティルミナが病気で働けない一家を支えるべくフィナに解体のノウハウを教え、冒険者ギルドで働けるよう取り計らった。ユナの後押しによりティルミナと結婚、フィナとシュリの父親になる。かなりの親バカ。仕事ぶりは確かだが家事はズボラであり、新婚早々ティルミナの尻に敷かれている。 ロイ 故人。ティルミナの前夫。フィナとシュリの実父。シュリが産まれる前に亡くなっている。ティルミナとゲンツとは、元冒険者仲間。 ノアール・フォシュローゼ 声 - 日高里菜 愛称は「ノア」。クリフとエレローラの娘。10歳→11歳。金髪のふわふわロングヘア―。普段はクリモニアで暮らしている。ユナと出会ったことをきっかけに、「クマ大好き少女」としての道を歩き始める。ユナのことも慕っているが、それ以上にくまゆる・くまきゅうのふわふわもふもふの愛らしさにぞっこんで、事あるごとにくまゆる・くまきゅうと触れ合う機会を狙っている。天真爛漫かつ自由奔放な性格で、周りからは母親(エレローラ)似だと言われている。クマのことになると周りが見えなくなり、若干ワガママになるところがあるが、基本的には優しく、相手を思いやる思慮深さを持っている。ユナの指導により、簡単な魔法が使えるようになる。くまゆるぬいぐるみとくまきゅうぬいぐるみ、特大くまゆるぬいぐるみと特大くまきゅうぬいぐるみを持っている。くまさんファンクラブの創設者にして会長。作中でも古参かつ重要なキャラクターの一人だが、ユナの秘密に関してはあまり知らないので、結果として除け者や置いてきぼりにされることが多く、そのたびに拗ねて頬を膨らませている。 クリフ・フォシュローゼ 声 - 遊佐浩二 ノアとシアの父親。伯爵位の貴族。ユナやフィナ達が暮らすクリモニアの街の領主。魔法が使える。領民のことを第一に考える立派な領主だが、エンズの行っていた悪事に気付けず、結果として孤児院の子供たちを餓死する寸前まで追い込んでしまったことで、ユナの怒りを買ってしまう。のちにそのことを謝罪し関係は回復したが、以来、その時の名残からユナにぞんざいな扱いを受けている。常識人の苦労人で、ユナの常識破りな行動が幾多の救いを齎すことを評価しつつも、その後始末に振り回されることをぼやいている。娘のノアが、日を追うごとに重度のクママニアになっていくことが最近の悩み。 ララ 声 - 市邑咲 クリモニアの街のフォシュローゼ家で働くメイド。勤めて五年。紅茶を淹れる名人で「くまさんの憩いの店」がオープンした際には、上手な紅茶の淹れ方をユナたちに指導した。 ロンド 声 - 手塚ヒロミチ フォシュローゼ家の執事。老齢の紳士。有能かつ忠実で、クリフが最も信頼している部下。 グージュ フォシュローゼ家の護衛。グランの誕生パーティーに向かう道中、クマハウスに泊めてもらう。 ラーボン フォシュローゼ家の護衛。グランの誕生パーティーに向かう道中、クマハウスに泊めてもらう。 ヘレン 声 - 工藤夕希 クリモニアの街の冒険者ギルドの受付嬢。ユナが冒険者登録をしたときからの付き合いで、ユナのことは友人だと思っている。美人で、クリモニアの街の冒険者の間ではそこそこ人気がある。 ラーロック 声 - 多田野曜平 クリモニアの街の冒険者ギルドのギルドマスター。筋肉の人。ユナからは名前を憶えられていない(筋肉達磨と認識されている)。 ミレーヌ 声 - 黒瀬ゆうこ クリモニアの街の商業ギルドのギルドマスター。眼鏡をかけている女性。年齢は二十代で、おそらく後半のアラサー女子。スタイルは中々のもの。中々のやり手で、面白いこと・お金儲けに関することは絶対に見逃さない。街にやってきて以来、面白い話題に事欠かないユナのことを大変気に入っており、目を離さないようにしている。少々お茶目な性格で、周りを振り回すことが多い。そのためユナからは、嫌われてはいないが〝関わると面倒な人〟と思われている。 リアナ クリモニアの街の商業ギルドの職員。ミレーヌがいないときは、彼女の代わりにユナ担当の役割を任されている。 エレナ 声 - 宮島えみ クリモニアの街の宿屋の娘。ユナがこの世界に来て初めて泊まった宿屋であるという経緯から、ユナと繋がりを持つ。魔法の才能はからっきしで、魔法が使えるユナや他の冒険者たちのことを羨ましく思っている。Web版では宿屋を辞め、ケーキ作り担当として、『くまさんの憩いの店』で働くことになる。 モリン 声 - 甲斐田裕子 『くまさんの憩いの店』店主。三十代過ぎで未亡人。恰幅がよく、姐さん気質の女性。かつて王都でベーカリーを営んでいた際、匂いに釣られて店に立ち寄ったユナと出会う。(アニメ版では法外な利子のついた借金が原因で店を失ったところに)ユナが開店する店のパン職人としてスカウトされ、クリモニアの街にやってきた。夫から受け継いだパンの味は王宮料理長であるゼレフが認めるほど。 カリン 声 - 新田ひより モリンの娘。17歳。王都で母モリンと店を営んでいたが、後に、母と共に『くまさんの憩いの店』に移り、店員となる。店員の制服であるクマさんパーカーを恥ずかしがっている。最近はしっかり働いているが、何年か前までは仕事をサボることが多かった。 漫画版では「他人を自主的に動かすのが上手い」とユナを評し、かつて彼女が祖父から経営の才能を褒められた旨を思い出させるきっかけを与えた。 ネリン モリンの姪。王都へとモリンを訪ねてきたところでユナと出会い、紆余曲折を経て『くまさんの憩いの店』のケーキ作り担当として働くことになる。書籍版のみの登場。 ミル 孤児院出身の女の子。12歳(Web版では13歳)。「くまさんの憩いの店」で働く子供たちのリーダー的な存在。 アンズ 声 - 春野杏 「くまさん食堂」の料理人兼店主。ユナより少し年上。ユナがミリーラ滞在中に世話になった宿の宿主デーガの娘で、料理の腕は確か。(アニメ版では特に和食が作れることから)ユナにスカウトされ、ミリーラの町からクリモニアの街にやってきた。 セーノ 「くまさん食堂」の店員。20歳くらいの女性。ミリーラの町からクリモニアの街にやってきた。Web版では、初期は「エーリス」という名前だった。 ベトル 「くまさん食堂」の店員。真面目そうな女性。ミリーラの町からクリモニアの街にやってきた。 フォルネ 「くまさん食堂」の店員。ミリーラの町からクリモニアの街にやってきた。 ルリーナ 声 - 青山吉能 クリモニアの街の魔法使い冒険者。金髪(アニメ版では銀髪)で細身の美人女性。元はデボラネパーティーの臨時メンバーだったが、デボラネの身勝手さに愛想をつかし、パーティーを抜ける。一度お姫様だっこされてから、ユナの着ぐるみの触り心地を気に入っている。常識人でユナからはその人柄を信頼されており、『くまさんの憩いの店』の護衛を任されたり、ミリーラの町への従業員旅行に誘われたりしている。 ギル 声 - 中島卓也 クリモニアの街の冒険者。大柄で体格のいい男性。無口だが優しい性格。子供に好かれる。元はデボラネパーティーのメンバーだったが、ルリーナと同じタイミングでパーティーを抜ける。見た目に反して辛いものが苦手。 デボラネ 声 - 大泊貴揮 クリモニアの街の冒険者。ランクD。男性。それなりに腕は立つが性格は粗暴で、素行が悪い。クリモニアに着いたばかりのユナに絡み、ボコボコにされる。ブラッディベアー伝説、その最初の犠牲者。ユナ以外にも多くの新人冒険者をイビってきたという経歴があるが、実際には単なる意地悪ではなく、実力の足りない者が冒険者になることの危険性を知っているがゆえの忠告と指導のようなものだった。初対面で完敗を喫したユナの実力を内心では認めているが、プライドが邪魔をしてそれを素直に口にできない。アニメではランズと共に『くまさんの憩いの店』に食事に来るシーンがあった。 ランズ 声 - 広瀬裕也 クリモニアの街の冒険者。男性。口が悪い。デボラネパーティーのメンバー。デボラネを慕っており、ユナを一方的に目の敵にした。アニメではユナの活躍を見て自身の非礼を謝罪した。 ゴルド ドワーフ。クリモニアの街の鍛冶屋。ルドニークの街出身。フィナ・シュリの解体用ナイフの製作やメンテナンスを請け負っている。ガザルとは兄弟弟子の関係。 ネルト ドワーフ。ルドニークの街出身。ゴルドの奥さんで幼なじみ。 シェリー クリモニアの街の少女。孤児院出身。手先が器用で、テモカの元で裁縫を学んでいる。裁縫の基礎は、死んだ母親から習った。王族・貴族・富豪の子女に大人気で世界中に広がりつつある「くまゆる&くまきゅうぬいぐるみ」製作の第一人者。もしかすると、将来その筋から有名になるかもしれない。くまさんファンクラブの一員。 テモカ クリモニアの街の裁縫屋。30前後の男性。シェリーに裁縫を教えており、彼女が望むのであれば養子にしたいと考えている。 ナール テモカの奥さん。30前後の女性。 ボウ 声 - 岡村明美 クリモニアの街の孤児院の院長。眼鏡をかけた年配の女性。子供たちから慕われている。 リズ 声 - 徳井青空 クリモニアの街の孤児院で働いている。若い女性。 ニーフ クリモニアの街の孤児院で働いている。大人っぽく、包容力を感じさせる女性。アンズの店で働くためにクリモニアの街にやってきたが、孤児院の子供たちと触れ合ったことをきっかけに心変わりし、そちらに転向する。 アルン クリモニアの街の孤児院で働いている。若い女性。アンズの店で働くためにクリモニアの街にやってきたが、ニーフと共に孤児院で働くことに。Web版の初期のみ登場。 ミンシャ 孤児院で暮らす女の子。シェリーがくまのぬいぐるみを作っているのを見て、それを欲しがる。 レム クリモニアの街の『蜂の木』の管理人。蜂の木の周りに現れる熊(野生)を大切にしている。 シン クリモニアの街の新人冒険者。パーティーのリーダー的存在。出会った当初はユナを馬鹿にしていたが、のちにユナに助けられ、反省する。現在はギルから剣の指導を受けている。 ホルン クリモニアの街の新人冒険者。シンパーティーのメンバー。パーティーの紅一点。ユナに魔法の指導を受け、徐々に実力を伸ばしている。 ラッテ クリモニアの街の新人冒険者。シンパーティーのメンバー。弓が得意で、ブランダから弓の指導を受けている。 ブルート クリモニアの街の新人冒険者。シンパーティーのメンバー。斧使い。パーティーで一番の力持ち。 エンズ・ローランド 声 - 沢木郁也 王都の騎士団長ルトゥム・ローランドの弟。でっぷりと太った体形。孤児院への補助金の着服、横領、暴行、殺人、違法取引、その他諸々の罪により、妻子共々処刑される。
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