三十代とは? わかりやすく解説

三十代(1970年代後期 - 1980年代中期)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 14:18 UTC 版)

遠藤賢司」の記事における「三十代(1970年代後期 - 1980年代中期)」の解説

1979年ベルウッド・レコードからアルバム東京ワッショイ』を発表。主にバック務めるのは四人囃子佐久間正英岡井大二佐藤満で、さらに山内テツなども参加している。ジャケットデザイン横尾忠則これまで一般的にはフォークシンガーとして認知されていた彼であり、「ほんとだよ」のセルフ・カヴァー収録されているが、デビュー当初から彼が併せ持っていたパンク的な資質本作全面的に開花するアナログA面は「東京サイド」、B面は「宇宙サイド」と名づけられており、「宇宙サイド」はアルバムKENJI』(1974年発表)や次作宇宙防衛軍』とテーマ的に関わりを持つ。本作収録の「東京ワッショイ」、「不滅の男」はアルバム先駆けて前年1978年)に先行シングルとしても発売されているが、どちらの楽曲もともに、これ以降ライブで重要曲として演奏され続けることになり、アンコール演奏されることも多い。また「レイジー男だけファンクラブ」の会長引き受けアイドル歌謡バンドであったレイジーハードロック化・ヘヴィメタル化を後押しした1980年アルバム宇宙防衛軍』を発表前作引き続き四人囃子佐久間正英岡井大二茂木由多加・森園勝敏)、さらに土屋昌巳らが参加ジャケット画はスタジオぬえ宮武一貴よる。前作流れを受けつつも、本作ではSF・アニメ的な世界観全面的に展開される。「宇宙防衛軍放送局」から流されている番組というコンセプト沿ってSFテクノパンク演歌ハードロック、クラシック、ムード歌謡フォークどの様々な音楽性貪欲に取り入れた本作カルト注目を受ける。また、本作からはタイトル曲の「宇宙防衛軍」と「通好みロック」がシングルカットされている。タイトル曲の「宇宙防衛軍」は、昭和期特撮映画テーマ曲風で、伊福部昭捧げられた曲である。また、哀愁東京タワー」は前作とは全く別のアレンジ収録されている(前作ではクラフトワークばりのテクノアレンジであったが、本作ではムード歌謡路線で、平山みきデュエットしている)。 1981年ツービートシングル「俺は絶対テクニシャン」で作曲担当している。須藤薫牧田和男引き連れたライブ渋谷テイクオフセブンなどで記録されている。 1982年カルト映画極北として名高いヘリウッド』(長嶺高文監督)に出演音楽担当する。この映画は『東京ワッショイ』、『宇宙防衛軍』をモチーフ作られたもの。本作で彼が演じた玉斎ダンス」というキャラクターは、地球人植物化地球征服たくらむ宇宙悪漢というものであり、地球征服鍵を握るアップル君にうんこを食べさせたり、こやしをやって地球征服準備着々と進めるといったとんでもないものであったまた、ダンスシルバースター一座率いて、『宇宙防衛軍収録曲である「通好みロック」を歌うなどしている。シルバースター一座繰り広げられダンス一味とビワノビッチ(尼子狂児)やナベ神父佐藤B作)らの死闘本作品のハイライトである。 1983年コロムビアからミニアルバムオムライス』を発表細野晴臣越美晴参加プロデュース細野ジャケットデザイン安斎肇アンビエント[要曖昧さ回避]な趣の薄作りテクノポップである。タイトル曲以外のボーカル曲はすべてファルセット歌われている。 1980年代作品リリース多くないものの、音盤リリースがない時期一貫してライヴ活動地道に行っている。「エンケン」という呼称定着しだしたのもこの時期思われるまた、この時期生み出され楽曲数多い

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三十代

出典:『Wiktionary』 (2014/10/07 13:16 UTC 版)

名詞

さんじゅうだい)

  1. 三十歳から三十九歳までの年齢
  2. 初代から数えて三十番目の当主継承者

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