まいた世界とは? わかりやすく解説

まいた世界(1・3部)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:13 UTC 版)

ローゼンメイデンの登場人物一覧」の記事における「まいた世界(1・3部)」の解説

桜田 のり(さくらだ のり) 声 - 力丸乃りこ / 久川綾 ジュンの姉で高校生海外赴任中の両親に代わって甲斐甲斐しく家事切り盛りしている。学校では女子ラクロス部所属ドジ天然ボケ社交的面倒見良く心優しいが、怒ると怖い。常に弟を心配し思いやるが、お節介過保護なため鬱陶しがられている。弟が何を考えて何をしたいのか、理解してあげられないことを悩んでいる。 真紅達を溺愛しているが、アリスゲームについては知らされておらず、Phase43で初めてアリスゲームの存在と雛の死を知る。 料理上手で、「はなまるハンバーグ(花の形をした目玉焼きがのったハンバーグ)」「ぷりぷりハートオムライスケチャップライス中にミートボール入っているハート型のオムライス)」など、手の込んだ料理作ってドールズ喜ばせている。 3部では、入院して眠ったままのジュン付き添っていた。だが、めぐの夢(後述)によって起きたアリスゲームが終わった事で世界元に戻りジュンがめぐに変わっており驚く。 初期アニメ1期クライマックスでは、うじうじするジュン叱責して立ち直らせる柏葉 巴(かしわば ともえ) 声 - 倉田雅世 / 川澄綾子 ジュン幼馴染み同級生。雛の元契約者。左目下泣きぼくろがある。 幼い頃ジュンとよく遊んでいたが、父親仕事都合引越し中学1年生の頃に戻ってきた。家族からも学校でも優等生見られており、クラスでは学級委員務め友人としてジュンを気にかけている。特技剣道で、幼い頃から父親習っており、学校でも剣道部所属。しかし、本当退部して受験勉強専念したいことや、学級委員も本当はやりたくなかったことを父親クラスの皆に言えず、いつも本心を言えない自分悩んでいる。雛との契約解消後も仲は良く、雛成長喜んでいる。 3部では、転校生柿崎めぐに目を付けられ、幻で追い込まれる。さらに雪華綺晶から「雛ボディを使うための苗床」になれと誘惑されるも、みっちゃん機転難を逃れるその後真紅や大ジュンと共に雪華綺晶のフィールド攻略メンバーとなる。桜田家模した空間で、雛の魂と再会し眠り続けジュンの「記憶の扉」を開け、彼を起こす原作では少し暗く口数少ないが、アニメでは明るく口数も多い。 初期アニメ210話副題『巴』、サブTomoe」(音訳)。 柿崎 めぐ(かきざき めぐ) 声 - 河原木志穂 水銀燈契約者少女初登場はPhase8だが顔やセリフはなく、Phase23で本格的に登場する水銀燈螺子巻いたが、水銀燈がなかなか契約結ぼうとせず、Phase37で遂に正式に契約した有栖川大学病院心臓の病で入院しており、完治するには移植手術必要だが、幼少時からの度重なる余命宣告生きる気力失っている。病弱な自分を「壊れた子(ジャンク)」と言っている。自分前に現れ水銀燈を「天使さん」と呼び水銀燈自分の命を使い切ることを望んでいる。絆の力を軽視していた水銀燈心境変化させた人物両親父親(声 - 森田順平新アニメ〉)の多忙な仕事やめぐの件等に起因する不和別居父親がめぐを引き取っているが、それでも父とは滅多に逢えず、その結果両親にも見捨てられた」と悲観的な思考へと繋がっている。担当看護師見舞いに来た父親暴言吐いたり物を投げつけたりと、暴力的反抗的な態度見せている。父の愛を求めているが、満たされず、その裏返し憎んでいる。祖母がいつも自分のために歌ってくれた「からたちの花」を水銀燈のためにいつも歌っている。 Phase43(最終話)で雪華綺晶に攫われる3部再登場するも、不自然に病が全快しており、退院してジュンクラス転校してくる。表面上は「病気学校長く通えずにいた年上少女」を装っていたが、ジュンや巴と2人きりの状況になると豹変し、精神的に追い詰める。その過程で、雪華綺晶と結託していることが判明する雪華綺晶の城で自らの体を雪華綺晶に捧げ融合してアリスとなる。そして最後のアリスゲームで水銀燈と戦う。その真意は、第7ドールとしてアリスゲームで水銀燈と戦うことで、「めぐが命=ローザミスティカを水銀燈与えるか、水銀燈がめぐのローザミスティカ=命を奪うか」という極限状況持ち込むこと。雪華綺晶アリス攻撃致命傷負った水銀燈に、めぐアリスは命を差し出す。絶望する水銀燈お互いに想い伝えあった後、水銀燈の翼で胸を貫かれ絶命する。 3部におけるキーマン・ラスボスである。3部出来事虚実入り乱れており、これらはめぐの夢が雪華綺晶の力で現実世界侵食したもの。病室は、めぐが退院し新たにジュン入院して眠り続ける。最終的にアリス死んだことで、現実世界病室でめぐが死亡する。幻は解け全ての虚構がもとに戻っていた。対ジュン向けた責め言葉は、実は自分向けた自罰言葉である。 初期アニメでは2期トロイメント』のみの登場原作違い両親との確執見られず、穏やかな性格になっている水銀燈螺子巻いた訳ではないが、薔薇水晶導かれるまま、水銀燈一方的に契約結んだ。彼女の存在が、2期水銀燈が戦うモチベーションになっている。また『オーベルテューレ』では両親見舞い薔薇持って来た描写がされている。 小説版幻冬舎版1)では、何者かの陰謀ジャバウォック指輪与えられ深い眠りに就く。 草笛 みつ(くさぶえ みつ) 声 - 川瀬晶子 金糸雀契約者メガネソバカス長髪成人女性金糸雀溺愛している。一人称「私」みっちゃん」、金糸雀を「金糸雀」「カナ」と呼ぶ。ジュンのことは「ジュンジュン」と呼ぶ。翠星石から「デカ人間」、真紅からは「みっちゃんさん」と呼ばれる初登場はPhase28。 金糸雀を「いちばん」と断言し、絆が強い。熱狂的なドールマニアで、金糸雀着せ替え用の服を沢山買い集めている。金糸雀お弁当は彼女の手作り抱っこ撮影会ハメ外してギャグキャラ化しドールズには苦手意識持たれる強引なノリのため、ジュンとしても若干苦手なタイプ水銀燈を「銀ちゃん」と呼びノリ引かれ気味。 職種パタンナーで、趣味ドール服などの自作もしている。将来独立して自分の店を持つのが目標で、そのための努力惜しまないジュンドレス依頼をして、結果的にジュンマエストロとしての才能を再び開花させるきっかけ与えた。 アリスゲームのことも知っているが、当初はあまり深入りはしなかった。2部では未登場ながら、陰か金糸雀ジュンサポートする3部では、自宅潜入していたアレニエ襲われかける。続いて、めぐ・雪華綺晶に捕まりかけていた巴を救出するも、代わりに捕まり連れ去られる雪華綺晶の城にて、皆人お針子として働かされることになるも、目を盗んで逃亡しコドウグ・大ジュンらと合流する再会した金糸雀は、ゼンマイ切れて止まってしまっていた。最終決戦では、皆人から「金糸雀ゼンマイ」を盗んで再起動をしようとするも、見抜かれており妨害され失敗する(が、この行動巡って別行動中のジュン助けることに繋がる)。 漫画とアニメ相違点ソバカス有無漫画ではかなり目立つソバカスアニメでは無い。また、漫画では初登場から暫くの間職業について描かれていなかったが、アニメではかなりやり手のOL一説には秘書)として描かれている。また初期アニメ第2期では本名明かされておらず、エンドロールにおける役名は「みっちゃん」と表記された。 結菱 一葉(ゆいびし かずは) 蒼星石契約者。蒼星石と翠星石螺子巻いた。街の高台にある結家(薔薇屋敷)の主。華族末裔で、かつては財閥率い、現在も相当な資産家双子登場時に言及はあったが、Phase20で顔が判明50年前自分半身である双子の弟・二葉駆け落ちしてヨーロッパで船舶事故死亡した彼の死を認めたくないあまり、「自分は弟の二葉で、死んだのは兄の一葉」と偽って生きること選び長い苦しみの中を生き続けた。さらに自分記憶封印しており、自分も彼女が好きで、だが自分は彼女に選ばれた方ではなかった。蒼星石からは半身という影に縛られ続けているという共通点見出され絶対的な忠誠捧げられている。 生きていた彼女に復讐するため、夢庭師双子の力を使い彼女の「心の」を朽ちさせようとした。意にそぐわない星石を、入手するか、ローザミスティカと如雨露を奪うべく、ドール達を自分夢の世界へと誘い込む。しかし、戦いの影響過去記憶揺り起こされ、彼女も二葉の死を悲しみながらもそれを乗り越え生きること選んだことを知り封印していた自分記憶思い出す。そして、二葉の姿を借りている自分自身の影を消し去るという本当望み告白し、蒼星石命を懸けた行動によって自分の影から解き放たれ改心した。 翠星石には嫌われていたが、蒼星石失い悲しむ一葉見た星石にその気持ち汲まれ和解する1部終盤にて雪華綺晶の暗躍昏睡状態に陥り、精神体は雪華綺晶の苗床として囚われる。蒼星石との契約指輪は、翠星石回収して、大ジュン(→ジュン)に譲渡される。蒼星石は彼を救出したいと思っており、蒼星石からローザミスティカ4を継承した水銀燈によって、苗床から救出されるFINAL TALEでは、いつか双子再会できる気がすると、薔薇園二人待ち続けている。 小説版『ツヴィリンゲ』にて掘り下げがある。薔薇屋敷呼ばれつつも庭が荒れ果てていたのは老いた自分釣り合わないという本人意向であったが、蒼星石独断で庭を再生させた。鏡をなにより嫌う。 コリンヌ・フォッセー オディール祖母フランス人の雛の元契約者裕福な家庭住んでいて毎日楽しく過ごしていたが、戦争の時代時代背景から、第二次世界大戦1940年 - 1945年ドイツフランス侵攻時)辺り思われる)が始まり疎開する際に雛をどうしても連れて行けなくなり苦渋の選択で雛置いて去ってしまった。その後亡くなる直前まで雛のことを気にかけており、孫のオディールに雛捜索託す。 雛現代(特に登場初期)の性格は、この経験原因。これは初期アニメ版でもほぼ同じ。 オディール・フォッセー 雪華綺晶の契約者コリンヌ孫娘で、雛見間違える程、祖母コリンヌ似ている。自らの指輪を雛の物と信じ込み桜田家訪れるが、その後雪華綺晶によって眠りに就かされ、昏睡状態に陥り、そのまま有栖川大学病院搬送され入院する最終話無事に意識回復し、巴とは手紙やりとりするとなっている。 岡(うめおか) 声 - 田村健亮 ジュンクラス若い男担任教師ジュン学校来させようと何度桜田家訪ねている。一生懸命生徒思いだが、ジュンの前ではそれがいつも裏目に出てしまう。 大人見解解釈で、ジュン才能全校生徒認知させようジュンには無断全校集会ジュンデザインしたドレス公表し、このことがジュン引き籠り原因のひとつとなったジュン再登校をした後は、下手に特別扱いしない等、自分なりにジュン気遣う鳥海 皆人(とりうみ かいと) 3部・TALE31から登場する別のクラス男子生徒1年の頃、全校集会ジュンデザインしたドレス見て以来ジュン憧れ抱いていた。実家古物商父親ローゼンメイデン探しており、初めそのこと知る人物と出会えたことに喜びジュン仲良くなる創造できない鑑賞者であり、創造者への憧れがある。そして雪華綺晶と結託し、自らを創造者新しお父様」と名乗るジュンに対しては「僕が桜田ジュンだ。君は鳥海皆人だろう。君はただ見ていればいい」と倒錯した論法のもと一蹴する雪華綺晶の城で「有機のアリス」を創っており、侵入してきたジュン真紅たちと敵対する。 その正体は、雪華綺晶が創ったドールであり、実体のない幻である。自分創造者であると信じており、自分と自分創造物虚像である事実知らずにいる。創られ目覚めた直後雪華綺晶を「お母様」と認識していたが、忘れて己がお父様であるという役を信じ切っていた。終盤雪華綺晶が力を失ったことで身体崩壊し続けて真相知り絶望し消滅する

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