幻化網タントラ 脚注

幻化網タントラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 15:05 UTC 版)

脚注

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参考文献

  • 松長有慶 『幻化網タントラの性格』、印度学仏教学研究(通号16)、1960年刊。
  • 松長有慶 『三部と五部』、「密教大系」第3巻、法蔵館、1994年刊。
  • 松長有慶 『密教経典成立史論』、法蔵館、昭和55年(1980年)刊。
  • 中条裕康 『幻化網タントラにおける曼荼羅』、豊山教学大会紀要(通号16)、1988年刊。
  • 木村秀明 『幻化網タントラの曼荼羅』、印度学仏教学研究(通号74)、1989年刊。
  • 木村秀明 『幻化網タントラにおける灌頂』、印度学仏教学研究(通号78)、1991年刊。
  • 木村秀明 『「幻化網タントラ」の諸尊』、「密教大系」第10巻、法蔵館、1994年刊。
  • 川崎一洋 『「幻化網タントラ」の構造』、密教文化(通号198)、1997年刊。
  • 川崎一洋 『「幻化網タントラ」に見られる五秘密思想』、密教文化(通号211)、2003年刊。
  • 川崎一洋 『大理国時代の密教における八大明王の信仰』、密教図像(第26号)、密教図像学会、2007年刊。
  • 川崎一洋 『大理国時代の密教文献「諸仏菩薩金剛等啓請次第」に収録される「般若心経法」』、印度学仏教学研究(通号116)、2008年刊。
  • 川崎一洋 『雲南の密教と「幻化網タントラ」』、印度学仏教学研究(通号119)、2009年刊。
  • 川崎一洋 『五秘密尊と五秘密曼荼羅』、印度學佛教學研究第59巻第1号、平成22年刊。
  • 田中公明 『「金剛場荘厳タントラ」の成立とインド密教史上における位置』、東洋文化研究史所紀要(通号152)、2007年。
  • 田中公明 『「アームナーヤ・マンジャリー」に見るサンヴァラ曼荼羅の解釈法』、インド哲学研究16、2009年刊。
  • 田中公明 『チベットの仏たち』、方丈堂出版 発行、オクターブ 発売、2009年刊。
  • 下泉全暁 『中国大足石刻の十忿怒明王像について』、密教学研究(第22号)、1990年刊。
  • 見田隆鑑 『法門寺地宮出土の真身宝函に表される八大明王について』、名古屋大学博物館報告第21号、2005年刊。
  • 静慈圓 編 『弘法大師空海と唐代密教』、法藏館、2005年刊。
  • 森雅秀 『オリッサ州ラダック地区の密教美術』、国立民族学博物館研究報告23巻2号、1998年刊。
  • 立川武蔵正木晃 『チベット密教の神秘 快楽の空・智慧の海』、学習研究社、1997年刊。
  • 川崎信定 翻訳 『原典訳 チベットの死者の書』、筑摩書房、1989年刊。
  • 杉木恒彦 訳 『八十四人の密教行者』、宮下宥明/P.リンジン画、春秋社、2000年刊。
  • 加藤敬 写真、小林暢善 + ツプテン・パルダン 解説、杉浦康平 構成・造本 『マンダラ蓮華 - アルチ寺の仏教宇宙 - 』、平河出版社、昭和60年(1985年)刊。

関連項目


注釈

  1. ^ 『大幻化金剛』は、チベット密教では男尊が四面四臂、女尊が一面四臂のヤブユム相の立像が一般的ではある。なお、チベットの『三百図像』には、この坐像も収められている。また、この尊格は日本の『理趣経』に「五秘密尊」として説かれ、『胎蔵界曼荼羅』においては「金剛王菩薩」として描かれている尊格と同じものを指すと見られる。[誰?]
  2. ^ ここでいう「本尊」は、「秘密本尊」や「守護尊」とも訳される。主に憤怒相のヤブユムで描かれ、チベット密教における主要な五タントラを代表する尊格を五大金剛とも言うが、尊様や図像的には日本密教の明王部に相当する。ただし、チベット密教の伝承する無上瑜伽タントラではそれよりも格が上で、本初仏Ādibuddha)や如来と等しい存在とされ、「ヘールカ」とも呼ばれている。
  3. ^ 依経(えきょう)ともいい、文字通りに、その宗派の教えの拠り所となる経典のこと。
  4. ^ 日本の密教では「大威徳明王」と呼ばれている。
  5. ^ ニンマ派のマハーヨーガに属する十八部大タントラの『十万品幻化網タントラ』と、旧訳経典の幻化部に属する八部の経典『幻変八部』、四部の釈タントラに属する『幻化四部』等がある。
  6. ^ 松長有慶は「サンウェーイニンポ」[6]田中公明は「サンワイニンポ」と表記[16]
  7. ^ サキャ・パンディタの師に当たる北インドの僧、12-13世紀。

出典

  1. ^ 『チベット密教の神秘 快楽の空・智慧の海』(学習研究社)、「母タントラ」写真図版、pp.85-88。
  2. ^ 『チベットの仏たち』(方丈堂出版)、第二十七話「マハーマーヤーとブッダカパーラ」、pp.144-147。
  3. ^ 川崎一洋, 「『幻化網タントラ』に見られる五秘密思想」『密教文化』 密教研究会, 2003巻 211号 2003年 p.L64-L83, doi:10.11168/jeb1947.2003.211_L64
  4. ^ 川崎一洋, 「五秘密尊と五秘密曼荼羅」『印度學佛教學研究』 日本印度学仏教学会, 59巻 1号 2010-2011年 p.428-423, doi:10.4259/ibk.59.1_428
  5. ^ 『マンダラ蓮華』(平河出版社)、第一巻「Ⅲ-34 マハーマーヤー」 p204、第二巻「Ⅲ-34 マハーマーヤー」 p109、pp.187-188。
  6. ^ a b c 松長有慶, 「幻化網タントラの性格」『印度学仏教学研究』 日本印度学仏教学会, 8巻 2号 1960年 p.550-551, doi:10.4259/ibk.8.550
  7. ^ 密教経典成立史論』 法蔵館 pp.240-261, ISBN 9784831873187
  8. ^ 『八十四人の密教行者』(春秋社)、pp.151-154。
  9. ^ 『チベット密教の神秘 快楽の空・知慧の海』(学習研究社)、「母タントラ」、pp82-87。
  10. ^ a b 『講座 仏教の受容と変容 チベット・ネパール編』 立川武蔵森雅秀 佼成出版社 p300
  11. ^ a b 『不動信仰事典』 宮坂宥勝 戎光祥出版 p212
  12. ^ 田中公明, 「『金剛場荘厳タントラ』の成立とインド密教史上における位置」『東洋文化研究所紀要』 東京大学東洋文化研究所, 152巻 p.400-381,(209)-(228)
  13. ^ 田中公明, 「『アームナーヤ・マンジャリー』に見るサンヴァラ曼荼羅の解釈法」『インド哲学仏教学研究』 16巻 2009年 p.55-68, ISSN 09197907, NCID AN10419736, 東京大学大学院人文社会系研究科・文学部インド哲学仏教学研究室。
  14. ^ a b 松長有慶 「『幻化網タントラ』 怒りの仏が迷いの幻網を打ち破る」 『インド後期密教(上)』 春秋社、2005年、p89
  15. ^ 川崎一洋, 「雲南の密教と『幻化網タントラ』」『印度學佛教學研究』 日本印度学仏教学会, 58 巻 1号 2009-2010年 p.518-513, doi:10.4259/ibk.58.1_518
  16. ^ a b 田中公明 『図説 チベット密教』 春秋社、2012年、pp145-147
  17. ^ Sam van Schaik, "The Early Days of the Great Perfection", Journal of the International Association of Buddhist Studies Vol. 27 No. 1, 2004.
  18. ^ a b Sam van Schaik, In search of the Guhyagarbha tantra


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