大威徳明王とは? わかりやすく解説

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だいいとく‐みょうおう〔ダイヰトクミヤウワウ〕【大威徳明王】

読み方:だいいとくみょうおう

《(梵)Yamāntakaの訳》五大明王の一。本地阿弥陀如来で、西方守護して、人々害する毒蛇悪竜怨敵(おんてき)を征服するという。頭・腕・脚が六つずつあり、剣・鋒(ほう)・輪・(しょ)を持ち怒り形相をして火炎包まれ水牛乗る姿の像が多い。閻曼徳迦(えんまんとくか)。六足尊。


大威徳明王

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 15:26 UTC 版)

大威徳明王(だいいとくみょうおう)、梵名ヤマーンタカ(यमान्तक [yamāntaka])は、仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の一尊。五大明王のなかで西方の守護者とされる。


注釈

  1. ^ ただし、他と姿形が異なり、格も落ちる。
  2. ^ 陰茎を怒張させている。

出典

  1. ^ 精選版 日本国語大辞典「大威徳明王」、小学館。
  2. ^ 「歓喜天信仰と俗信」笹間良彦、pp180-186。
  3. ^ 「西蔵仏教宗義研究 第三巻 トゥカン『一切宗義』ニンマ派の章」、pp108-109、p161。
  4. ^ 奥山 2021, p. 108.
  5. ^ 奥山 2021, p. 112.
  6. ^ a b 奥山 2021, p. 94.
  7. ^ 奥山 2021, p. 92.
  8. ^ 運慶作大威徳明王像をめぐる二、三の問題 ―鎌倉幕府関係の造仏と霊験仏信仰との関わりを中心に― 瀬谷貴之(神奈川県立金沢文庫)[1]
  9. ^ a b 坂内龍雄「真言陀羅尼」、平河出版社、2017年4月第30刷、p209。


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