十忿怒尊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/02 03:33 UTC 版)
十忿怒尊(じゅうふんぬそん)とは、チベット密教を含む後期密教の尊格で、いわゆる日本の明王である。
十忿怒尊とは以下に挙げる十尊のことで、「グヒヤサマージャ・タントラ」などに説かれる。 各曼荼羅を構成する十尊は「ニシュパンナ・ヨーガ―ヴァリー」などタントラ経典によって異なったりもする。
- ヤマーンタカ 大威徳明王
 - アパラジータ 無能勝明王
 - ハヤグリーヴァ 馬頭明王
 - アムリタ・クンダリー 軍荼利明王
 - アチャラ 不動明王
 - タッキ・ラージャ 愛染明王
 - ニーラダンダ 青杖明王
 - マハーバラ 大力明王(烏枢沙摩明王、穢跡金剛)
 - ウシュニーシャ・チャクラヴァルディン 転頂輪明王(大輪明王)
 - シュンバ・ラージャ 降三世明王
 
関連項目
 
     
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