ジオキャッシング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/21 23:20 UTC 版)
ジオキャッシングの現状
世界的に見た現状
日本における現状
2017年7月現在、日本国内に置かれているキャッシュは2万6000個以上存在し、アクティブなジオキャッシャーがいる地域ではキャッシュの密集度も高い傾向がみられる。 キャッシュの設置については、東京都や大阪府、愛知県名古屋市などでは日本人ジオキャッシャーが多く設置しており、一方、沖縄県や神奈川県横須賀市、青森県三沢市周辺などアメリカ軍の施設が存在する周辺ではアメリカ軍関係者が多く設置している傾向がある。
ジオキャッシングで用いられる用語
- archive
- 本来は「文書を保管庫に保存する」の意味だが、ジオキャッシングでは「キャッシュログを保管庫入りする=キャッシュは無効となりログは閲覧用に保存する」との言い回しで、「そのキャッシュは(失われるなどの理由で)無効である」という意味。
- CITO (Cache In Trash Out)
- 「キャッシュを置いて、ゴミを持ち去る」。ジオキャッシャーに求められる、環境護持のルール。日本的に言えば「来たときよりも美しく」とでも言えよう。
- coords
- 座標。"coordinates"の略。
- FTF (First To Find)
- そのキャッシュの第一発見者。単に「FTF!」と書けば、そのキャッシュを一番乗りしたことの宣言を意味する。また、「FTFの方には○○を差し上げます。(キャッシュの説明文で、初期設置時の「宝物」を紹介)」などといった使い方もする。
- Muggle
- "geomuggle"とも。「ジオキャッシングには関心が無く、ジオキャッシャーを怪訝そうに眺めている一般人」の意味。語源はハリー・ポッターのマグル(muggle)(魔法使いでない普通の人間)から。
- TFTC (Thanks For The Cache)
- 「キャッシュを置いてくれてありがとう」という意味の、キャッシュオーナーに対するお礼の言葉。
- DNF (Did Not Find)
- 「キャッシュが見つからない」という意味。
- GB
- Geocaching Bakaの略。ジオキャッシングに非常に熱心で精力的な活動を行なう愛好家を指す造語。日本国内でのみ使用されており、海外ではGeocaching Addict(GA,ジオキャッシング中毒者)と呼ばれているようである。決して侮蔑語ではなく、むしろ名誉的な意味を持つ。しかし何故か自分はGBではないと言い張るジオキャッシャーが多い。
外部リンク
- 1 ジオキャッシングとは
- 2 ジオキャッシングの概要
- 3 ジオキャッシングの歴史
- 4 ジオキャッシングの現状
固有名詞の分類
- ジオキャッシングのページへのリンク